悩みや困りごとが起こっている場合、たいていお金の流れに無理があります。
学校に行くべきか悩む思春期の子どもたち
親や先生から「学校に行くものだ」と言われて、学校に通っていた私は、
なぜ、学校に通わなければならないのか、よく分かっていませんでした。
そのまま、大人になり、惰性で社会人になり、いろいろあって今に至ります。
しかし、昨今の思春期を迎えた子どもは、色々と悩んでいるようで、
「なぜ、学校に行くのか、理解できなかった」といいます。
こんなとき、親はどう話してあげればいいのでしょうか。
私は、仕事柄、お金の流れを記録する仕事をしています。
学校の成り立ちを、お金の流れで見てみると、なぜ学校に行くべきなのかわかるのです。
そもそも学校にはどんなお金が流れているか
子どもを学校に通わせる場合、スポンサーが必要です。つまり、親のお金で学校に行っています。
このお金の流れを、学校を中心に見てみると、面白いことがわかります。
以下、私立学校の場合を考えてみます。
- 学生の入学金や授業料など
- 地方自治体からの補助金
- 私学共済からの補助金
- 寄附金収入
これらのお金で、教育が行われています。
学校の先生への人件費、施設投資や整備など。
これによって作られた環境に、身をおいて勉強し、友達と交流できていることを説明しました。
「もし、学校に行きたくないなら、授業料を払っている親の行為とズレている。
であれば、お金の流れを正さなくてはいけない。あなたが行きたいところに、お金を流すようにしないといけない。学校の補助金も、生徒の頭数で金額が決まる。学校に行けていないのに、君の分も補助金でているから、おかしなことになるよ」
このように説明すると、本人は少し理解したようです。
お金の流れを読むことで悩みを整理する
銭勘定の実情を話して、夢もロマンもないと思われるかもしれません。
しかし、お金という流れを見ることで、自然と抱えていた悩みのループから離れることができるのです。
経理に没頭することで、頭がクリアになって冷静に経営を知ることができる、あれと一緒です。
感情に固守しすぎると、自分から正しい現状を把握することが難しくなります。
ここで、一見何も関係ない経理を自分ですることで、こだわっていた気持ちが少しずつほぐれていきます。
ある種単純作業をやることで、自分のこだわりから離れることがよくありますが、まさに、経理がそれにあたると考えています。
結局、その子はどうなったのでしょうか。
大人の話に乗せられたのもあるかもしれません。けど、自分なりの答えを出したようです。
「やっぱり、学校に行く」
この事例で、お伝えしたかったことは、経理は自分でやったほうが得だということです。
仕事を通して、いろんな悩みが生まれます。
そのようなとき、一旦抱えている感情を手放すことで、冷静になります。
ただ、飲み食いで発散しても、先延ばしするだけ。
ただ、淡々と経理をすれば、答えも出て解決への一歩に近づけることができます。
悶々と悩むことがあれば、一旦領収書整理でもやって見ると気持ちが落ち着くので、やってみては。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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