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経営者・フリーランスのメンタル調整のコツ

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雇われと経営者は、同じ人間です。

しかし、環境が大きく違います。それは、メンタルが落ち込んだ時のフォローアップ体制です。

従業員は、法律上でもメンタルヘルスのサポートが手厚く(一応)されています。

経営者は、悩みを共有できる仕組みが、自力で開拓するしかありません。

もちろん、ひとり仕事の場合も同様です。

※とりあえず、手っ取り早く沖縄のソウルフード「ブルーシールアイス」で癒やされる。

目次

すべて1人で抱える感情コントロール

人間は、感情を持って生きています。

もちろん、いいときもあれば、悪いときも生き続けなければなりません。

小さい子どもの場合、辛いときは親の膝で思いっきり泣くことができます。

しかし、大人になって社会の一員として生きているなら、辛いことがあっても感情を顕にすることが難しくなります。

 

大人にとって、仕事上の失敗はダメージを大きく受けます。

雇われの場合、責任は組織がとってくれるし、上司や同僚に相談することができるので、たった1人で抱え込むことがまずありません。ホワイトな職場の場合ですが。

経営者の場合はどうでしょう。

上司もいないし、同僚もいません。責任をとってくれる第三者もいません。
小さな会社なら、なおさらです。たった1人で、経理、財務、営業、広報、法務のすべてを担っている状態です。

そのような立場で、感情的になっても、まったくいいことがありません。

いつ何時、前に進める手法を知っておく必要があるのです。

失敗しても「ケセラセラ」

組織が大きい場合、事業の失敗を避けるために、チーム(役員)で役割分担した上で決断します。

小さな会社の場合、専門家(税理士を始めとした士業)、社長仲間といったコミュニティーの中で、決断する材料を集めてきます。

比べてみると、規模の大きい組織であれば、責任の所在がはっきりしているので、メンバーの意識も共通して高いくなりますが、

小さな組織の場合、意見を聞く相手がどこまで責任を取れるかが問題です。

報酬を支払って、専門家に相談すれば、正しい答えを得る確立は高くなりますが、果たしてその答えが、社長にとって納得できるかは別です。

ここまで頑張って、出した答えが、必ずしも正解であるかどうかも、不確実です。

もし、その答えが失敗に終わったとしても、答えを決断した人間が悪いのではなく、たまたま想定した現象ではなかっただけなのです。

失敗したら、もちろん落ち込むのですが、人間がだめではないんだと、冷静になれる術を持っていれば、立ち直りも早いはず。

失敗を踏まえて、より多い情報でまた答えを探していけばいいのです。

まさに、「ケセラセラ(なんとかなるさ)」です。

感情と事実を仕分けるツール

では、どのような術で、失敗した事実と、それ受けての心的ダメージを切り分ければいいのでしょうか。

私は次の3つの方法を準備しています。

モーニングノート

毎朝、起床後に書いています。お気に入りのA4ノートとペンで、2ページほど書き連ねます。

以前もブログで紹介しています。

悩みを手放す

とにかく、ペン先から溢れてくる言葉を、順番を気にせず、内容も気にせずに、ただただた書くだけですが、2ページ目の終わり頃には、解決策を書けるようになっています。

随分と、このモーニングページから、アイディアも思いつきました。

私にとって、とても大切なノートです。決して誰も見ることができません。まるで鶴の恩返しのようです。

簿記の仕訳

実は、簿記の仕訳は、メンタルに非常に良い効果があります。

ご存知でしたか。

簿記の仕訳は、一つの取引を2つのカテゴリーに分けるものです。

個人事業主が簿記を知っていると得られる3つのいいこと

まず、1つ目。

経理のブラックボックスが解消されるので、経営がしやすくなります。

つまり、上手くいかない原因が手にとるように分かるので、感情的になることもなくなるのです。

あと、物事を、2つに分け続けることで、目の前の事象を、事実と感情に分けることが容易くなります。

私が、経理の仕事を選んだのも、この効果に感動したからです。

メンタルヘルスとしての「簿記」を、これからも発信し続ける所存です。

ひとり社長のための簿記超入門セミナー

オンラインセミナーの収録分を販売しております。参考にしていただければ。

マインドフルネス

今流行の、「マインドフルネス」には、たくさんの手法が紹介されています。

瞑想、肯定してくれる友人との会話、運動、すべてがそうです。

私の場合、本当に落ち込んだときは、心のエネルギーもなくなっているので、
ひたすら、ぼんやりする時間を作ります。前回は、1週間ほど、かかっています。

このときに、好きなだけ寝て、好きなだけくだらない動画を見て、好きなだけピアノを弾きまくるなど、普段できないことを思いっきりします。

※笠森観音堂に行って、心が洗われました。

おかげさまで、随分と元気になりました。家族のいい思い出にもなりました。

このようなマインドフルネスは、ひとり仕事ならではの回復方法です。

 

読んでくださっている経営者の方で、もし、お困りのことがあれば、簿記の知識をぜひ勉強することをオススメします。

また、個別相談で、経営の振り返りを通して心身を整えるお手伝いもできます。

詳しく勉強する必要はなく、「取引をひたすら分解する」意味を理解するだけで、経営での「困った」を自力で解決方法を見つけることができるようになるのです。

これだけでも、感情を疲弊させる要因はなくなります。

みなさんも、自分にあったメンタル調整方法を見つけて、これからの人生を充実していただければと思います。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

=おすすめのサービス=

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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