高校生の頃、先生に拝み倒して練習させてもらった「ラプソディ・イン・ブルー」
By ジョージ・ガーシュイン
子供の頃になんとなく好きだったもの
親に連れられた映画館で、古き良き時代の映画をシリーズで上映されていました。
「雨に唄えば」「イースターパレード」など、
昔のアメリカミュージカル映画を見せてくれたのです。
そのいくつか観たうちの「アメリカ交響楽」という映画を見て、大きな衝撃を受けたのです。
主人公は、あの有名なジョージ・ガーシュイン。半生記を映画にしたものでしたが、
出演しているミュージシャンがほぼ本人役として出ており、見応えのあるものです。
※記憶を辿って、最近、なんとか手に入れたDVD
ジョージ・ガーシュインは、アフリカ音楽を源流に持つアメリカ音楽として、ヨーロッパ音楽(クラシック)との融合に、挑戦し続けた音楽家です。
私が惹かれたわけは、
・普通の家庭で育っている
・好きなピアノで、まずは稼いでいた
・クラシック専門の勉強ができていないことに悩み、大御所に弟子入りを申し込んだが、断られた
・アメリカの黒人文化に尊敬の念をもっている
・ブラック音楽×クラシック音楽に答えを出した
この最後の、文化を掛け合わせて新しいものを生み出すことに、当時の私は、
「すごくいい。」と思ったようです。
大人になっても嬉しい
最近、あちこちで、またジョージ・ガーシュインが評価されているようです。
テレビで特集されたり、若いピアニストが「いい」と公言されたり。
おかげで、世間で話題になるたびに、私の中で、「私はもっと前から知っていたから」と
心の中でマウントとっていたりします。
いや、マウントを取ることがいいというわけではありませんが。
当時は、「ラプソディ・イン・ブルー」を選曲する子供は、誰1人いませんでした。
ピアノの先生にも、「やめとけ」と言われ、それでも頑なに「弾きたい」を言い続けて、とうとう、先生のチェンジまでされたのです。
けれども、当時の私は、「いい」と思って、なんとか自分に身につけようと努力しました。
私は、「よくやっておいてくれた。ありがとう」と、当時の私の頭を撫でたいし、
そう思える未来がきたことに、「もっと自信を持っていいんだよ」と言ってあげたいのです。
好きなもの×仕事
ジョージ・ガーシュイン以外に、もっと素晴らしい音楽家もいます。
「ラプソディ・イン・ブルー」以外にもいい曲はたくさんあります。
しかし、私が思うのは、「いい!」とその人が思ったことが、正解だということです。
正解は、人の数ほどあります。
おそらく、いいと思うものは、その人自身なのかもしれません。
好きなこと、いいと思うことをやっている時に、その人のポテンシャルが上がるからでしょう。
「いいな」「これ、気になるな」「何か心地よさを感じるな」
そう思えるものに出会えたら、逃さずキャッチしてほしいものです。
さて、先ほどの「ラプソディ・イン・ブルー」。私は、今でも弾けているのでしょうか。
残念ながら、手の怪我により、以前のように弾けなくなっています。
それでも、よかったと思っています。
なぜなら、いいと思えたことを、絶対に諦めなかったという事実は、確かに残っているから。
そして、それが今の自分を形作っているから。
自分の感性を信じて、よかったです。
これからも、自分を信じて、意外なものとの融合に、積極的に試みていく所存です。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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