※片田舎のとある喫茶店にて。得る知識は、食後のお茶のように気軽に受け止めるといいかもしれません。
よく、勉強のために、セミナーを受ける事があります。
しかし、それらのうち、実務に役に立つ事がどのくらい占めているのでしょうか。
意外にも、聞きっぱなしのケースがあるのではないでしょうか。
また、真面目に取り入れてみても、効果に実感を持てなかったりしませんか。
私が実際に、様々なセミナーを受けてみて、ただ闇雲に信じることのリスクについて、考えてみました。
すぐそこにある答えの本当の姿
どのセミナーも、ほとんどがきちんとした理論に基づいて行われています。
ゆえに、それに従えば、自ずとうまくいくと思うのは、当たり前です。
しかし、実際そうもうまくいかないのは、セミナー講師が話すストーリーに酔いしれているだけかもしれません。
受講している時は、ものすごく理解したつもりだったけど、
いざ、戻ってみると、何もやる気が起きない。
実際に、習慣化に落としこもうとしても、なかなか定着できない。
などなど。
講師の言う通り行うだけでは、不十分な事がたくさんあるようです。
そうなのです。
自分にとって、必要な情報は、この、講師の言葉の外側にあるのです。
実は、セミナーでは、わかったつもりになってしまって、
自分を見つめる事が抜けてしまっているのかもしれないのです。
また、マンツーマンのセミナーであれば、なおさらです。
講師の口から発する答えが、いかにも自分の本心から出ているように、
錯覚してしまう、つまり「思い込み」のリスクが大いにはらんでいます。
正しく導かれた故の、自分の本心であるかどうか。
即、見破れる人は、ほとんどいません。
自分の頭で考え抜く先に答えがある
では、セミナーだけでは、足りないものは、一体なんなのでしょうか。
それは、自分の頭で、必死に考えると言う事です。
例えば、YouTubeの登録者数の増やし方を例に取ってみます。
YouTubeチャンネルを立ち上げたのはいいが、なかなか、視聴者数と登録者数が伸びない。
と言うことで、あちこちと情報をかき集めてみるとします。
例えば、
「質より量。目標は、最初の半年で100本を目指しましょう」
「量より質。台本もテーマも明確になっていない動画を数多くアップすると、アナリティクスによくありません。」
このように、両者言っていることが真逆になっているのです。
もし、言われた通りに行動したら、どうなるでしょうか。
自分が目指すチャンネルが、どのようなものか、よく考えず、闇雲に言われる通りにしていたら、
間違えた方向性に誘導されてしまいます。
ここで、大切なのは、まずはYouTubeの仕組みを理解し、自分のチャンネルの立ち位置を把握する事です。
大方の解説は、YouTubeの広告収入に憧れている人向けに発信している事が多いです。
そこを、見極めるためにも、自分から同じカテゴリーのチャンネルを調べて、
いくつかある解説の根底を見抜きます。
そのために、自分のことは自分が一番理解しているので、自分の頭で考え抜く必要があるのです。
この例の場合、同じテーマで立ち上げているチャンネルを調べて、あらかたの目安を確認します。
そこで、慌てて投稿数を増やすべきなのか、丁寧にあげていけばいいのか。自分で結論に導きます。
こうして、「情報のメタ認知」と言える作業をやって、初めて、セミナー情報が活きてくるのです。
経営セミナーの活かし方
経営セミナーを受講する利点として、「刺激を受ける」と言うことでしょうか。
今まで知らなかったこと、やり方、同業他社の情報や、様々な人との交流など。
これらから得られるものは、計り知れないものです。
気になるセミナーには、どんどん参加して良いでしょう。
しかし、参加してみて、「あれ、違うな」「講師の言っていることに賛同できないな」など、
違和感を感じることも、セミナーを受講していくうちに、いくつかぶち当たることもあります。
これは、これで、いい体験だと言えます。
なぜなら、自分の頭で考える材料として、とても最適だからです。
なぜ、違和感を感じたのか。ここで、自分の頭で考え始めてみると、新たな発見を、自分で見つける事ができるかもしれません。
気になるセミナーは、積極的に受けましょう。
メインディッシュをいただいた後に、飲む紅茶のように、
ニュートラルなスタンスで、研鑽に励みましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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