お気に入りだった自転車「KUWAHARA・Gaap Wind」
三人目の妊娠を機に、ロードバイクを乗ることがなくなり、怪我をしてから、一切自転車に乗ることがなくなりました。
右手の過重による痛みと、握力がなくなったことで、ハンドルを握ることも、ブレーキレバーを握ることもできなくなったからです。
あと、自転車の疾走感が、どうしても事故のことを思い出してしまうため、もう乗ることもないだろうということで、娘の通塾に使えるよう整備して、娘に譲りました。
このお正月、怪我してから時間が経っていたので、久々に、自宅周辺200メートルほど乗ってみました。
好きだったものを諦めたけど、時期を見て復活もありという、諦めない話をしようと思います。
クワハラ・ガープという自転車
この自転車は、かつてロードバイクを乗っていた頃に、お世話になった自転車屋さんから、勧められて買いました。
確か、最初に出たロットのようで、私のように買ったままで乗っている人は、この日本であまりいないと聞いています。
自転車乗りは、自分用にカスタムし尽くしますので。
当時は、既に、ロードバイクとマウンテンバイクを所持していました。
それでも、これを購入したのは、あるきっかけと、年老いても、ずっと乗り続けられると思ったからです。
貯金をはたいてまで買って、お店の人に逆に心配されるという状況でありながら、Gaapを買ったのは、訳がありました。
錦糸町駅が新しくなったことで始めた自転車通勤
当時、常磐線沿線から東京の江東区にある東陽町駅まで通勤していました。
毎朝の通勤は、職場の移転も相まって、時間も距離もかかるようになった上、ラッシュ時には日本の中で、上位に位置するほどの混み具合の中、戦闘状態で毎朝疲れ果てるのを繰り返していました。
ちょうど、地下鉄半蔵門線が、押上駅まで延長し、それに伴い、錦糸町駅が改装され、自転車駐輪場が立派になって防犯上安心して、自転車を置けるようになりました。
これをきっかけに、錦糸町駅から四つ目通りを南下し、東陽町方面に通うことを思いついたのです。
最初は、地元の自転車屋で、中古のママチャリを買おうかと思っていたのですが、頃合いよく、KUWAHARA・Gaapが売り出したこともあって、思い切って購入したのです。
休日に、自宅から錦糸町駅まで自走し、駐輪場に置いてきて電車で帰りました。
今思えば、よくやったと思います。
毎朝、疾走するのはとても気持ちがいいものです。
今まで、気がつかなかった、交差点の朝定食を提供する店や、イタリアンのお店など、嬉しい発見もたくさんあり、帰りには、寄り道する楽しみも増えました。
結局は、その職場を退職し、会計事務所へ転職したので、この半自転車通勤は終止符をついた訳ですが、その後、東日本大震災によって、計画停電による電車運休時でも、このGaapは大活躍いたしました。
しかし、怪我によって、右手が使えなくなったため、こども自転車が小さくなった娘に、この自転車を譲ったのです。
諦めたことは、いつからでも復活していい
そして、このお正月に、久しぶりに乗ってみました。
しばらくは怖くて、10mも走らせることができなかったのですが、今回は、近所を3周は知らせることができました。
久しぶりに、ケイデンスを上げて走ったので、気持ちがよかったです。まだ、怖くて前傾姿勢になり切っていません。
ぎこちないのですが、一旦娘にあげた自転車を、返してもらおうかなと思ったくらい、よかったです。
かつては、近所のルートを距離にして30kmを毎週走っていたのですが、諸々の事情で、諦めていました。
しかし、人生生きていれば、自然と回復するものです。
こうして、全盛期とは足元に及ばずとも、こうして自転車に乗れるようになったことは、とても良かったと思います。
その時期、その時期に合わせたやり方で、いつでもやり直すことができるので、趣味の道具は、それなりに持続できるものを選択しておくことも、コツの一つです。
道具屋ガジェットは、適度にケチらず。
お正月で、改めて実感したことでした。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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