50代までの人生をリセットし、再スタートさせた私。
3年間生きてきた中でわかったことを振り返ってみます。

だいたい、人生の岐路にスタバあり。
最強の50代になる習慣とは
ふと思い立って、ひさびさにYouTubeをチェックしていたら、まさにジャストなテーマを取り上げた動画がありました。
メンタリストDaiGoさんのYouTube「【若いうちから考えとくと有利】50代にすべきことTOP5」です。
一言で言えば、新たなチャレンジをし続ける習慣を持つということでしょうか。
要約すると、以下のとおりになります。
- 新しい資格、挑戦で30歳若返る。
- 社会とのつながりを再構築する。
- 年のせいにすることをやめる。
- セカンドライフの目標を持つ。
- 未来への自分への健康貯金をする。
実際に、50歳になってしばらくしてから、人生をリスタートさせた私からみて、まさにこの通りだと思います。
でも、この通りに実行しようと思うと、思いの外動けない自分がいることに気がつくはずです。
私のように、人生を棒に振るような体験をしなくても、これからの人生を豊かにするには、どこまで覚悟を決めたらいいのでしょうか。
意外にも、できることはたくさんあります。
私も、振り返ってみれば、人生を曲げなくてもできたことしかやってきていません。
ちょっとした、「未来を夢見る」その、少女のような気持ちがあれば、人は簡単に若返ることができるのです。
実際に私がやってきたこと
では、一つ一つ、振り返ってみます。
いままでのスキルをいったん置いて、新しいことを学ぶ
実際には、仕事をして生活しなければならないので、いままでのスキルを思う存分活用する場面はあります。
でも、私にとって、一番大きかったのは「Notion」との出会いでした。
会計業界では味わえなかった考え方、新しい価値観に触れたことで、今までの悩みが嘘ののように晴れていった体験は、50代だからこそ、ものすごくありがたく思えたのです。
べつに、Notionじゃなくてもいいと思います。
一番の肝は、新しい価値観に触れて過去の悩みが解消されるという体験です。
ここから、自分ができる役割が見えてきて、人生の目標が永遠に生まれ続けるのを目の当たりにして、これこそ、究極のアンチエイジングではないかと思うのです。
ボランティア活動で、地域とつながる
正直、ビジネスをするうえでボランティアはやってはいけないものです。
でも、それはビジネスのフィールドにおいて言えるだけで、生活全般を見渡してみれば、ボランティアは、人生において潤滑油のような役割を果たしてくれています。
考えてみれば、3人の人間を無償で、いや大枚をはたいて育ててきたこと自体が、ボランティアです。
子育てから得たものは、私にとって有益でした。
子育てとボランティアは違いますが、似たようなものでした。
そのことから、ボランティアを否定するのはちょっと違うのでは?と思うのです。
このビジネスとボランティアを切り分けて考えるのが50代です。
正直、地域活動をしていると、ビジネスにはならないことが多く、関わっていていいのだろうかと不安になることがあります。
でも、それでもボランティア活動は、今まで地域に育てられてきた私の恩返し的な意味があります。
そして、今まで知らなかった地元の現実を見て、ビジネスのネタが生まれてきています。
私は、地元でのボランティア活動を選択しましたが、別に遊びでも、音楽活動など、仕事から切り離して人と戯れる時間は、今後の人生には欠かせないものになります。
年のせいにしてあきらめるな
これは、声を大にして言いたい!
年のせいにして、諦める人がなんと多いことか。
私の場合、視力は年以上に老化が進んでいます。
30代で、老眼鏡。50代手前で斜位が判明。
正直、この時点で仕事をやめて、老後生活に入ってもおかしくないです。
でも、私は絶対に諦めませんでした。
自分に合うメガネを作ってくれる職人さんを探し続けたこと。
視力低下による仕事の失敗を、メガネと仕事のやり方で乗り越えて解決してきたこと。
右手を怪我してキーボードが打てなくなっても、分離型キーボードを選択してブログを書き続けてきたこと。
同じく怪我によってボールペンで文字を書くのが大変になれば、万年筆を研究して筆圧なくても字を書くことをあきらめなかったこと。
全部、老化や怪我でできなくなったことは、ほぼガジェットで解決して今に至ります。
スマホの動きが悪ければ、新しく変えれば良いし、ギガの容量も大きくすればいい。
美容も、自分に合うものを研究して、成分も勉強して、いろんな製品を試して見つければ良い。
「だって、スマホが動かないから……。諦めます」と、去っていく人がなんて多いことか!
まだ、50代での老化現象は、モノとお金でいかようにも解決できます。
50代からの生き方を見つける
新しいことにチャレンジすると、いろんなものが見えてきます。
このチャレンジから得られたことを、社会に還元していこうと目標ができました。
まずは、小さな会社やひとりビジネスの会計・経理を自分たちで自律すること。
そのための、知識や方法を提供していくこと。
このなかで、Notionを広めているのは、この「自律」という考え方を体験するのに、一番適しているためです。
私自身が、この自律の体験をNotionを通じて得ることができました。
そのおかげで今があります。
もし、いろんな専門家に考えることを丸投げしていたら、本当に向き合うべき問題を見過ごしていたでしょう。
まずは、自分たちでやる。そして、そのために必要な知識と技術も、少しは理解しようとする。
規模が大きくなって初めて、プロに任せる。
この流れの中で、私は、まずは自分でやってみようとする方々の背中を押そうと思いました。
これが、私の50代からの目標です。
未来の自分のために食事と美容を変えた
そして、動き続けるためには、有限である自分の身体を長く働かせる必要があります。
かつての私は、コンビニスイーツのトレンドを押さえており、新作のジャンクフードの品評もするほど、ジャンキーなものが大好きでした。
でも、その後に残されたのが、無限に続く疲労です。
不思議と生き方を変えたら、食べるものも変わりました。
まずは、ポテトチップスを買わなくなり、かわりにせんべいやかりんとうを選択するようになりました。
そして、なんと自作味噌をつくり、あまりにも出来がよかったので、今年も味噌づくりをしています。

お裾分け用の味噌。Notionシールは貼らずに置いて撮影後取り外しました。
そして、塩は沖縄のもの。出汁の昆布もこだわって、お取り寄せしています。
美容も変わりました。
ほとんどファンデーションを使わず、ひたすらローションパックのみで肌再生も自律していきます。
老化を抗うのではなく、うまく生きこなすためのケアです。
おかげで、クリームや美容液を使わなくても、保湿できるパック用ローションを見つけました。
このように、自分だけのスペシャルな方法を見つけられたのは、飽くなき探求を続けてきたからだと思います。
おかげで、化粧品の使いすぎによる肌老化を回避することができました。
とはいえ、かなりいろんな方のアドバイスを聞きすぎて、遠回りしたのは否めません。
でも、その積み重ねがあったからこそ、自分らしさが見つかったのです。
若い世代の人に伝えたいこと
自分の50代を見据えて、今できることをやろうと考えている方が多いでしょう。
でも、私から一つはっきり言えることがあります。
若い頃に思い描いていた老後は、必ず来るとは限りません。
私は、ひたすら会計の世界にどっぷり浸り、そのまま定年を迎えて独立をすると思っていました。
でも、突然の事故で、思い描いていた老後はこないことが判明しました。
思ったように行かないのが人生です。
もし、今、とても順調でいい具合に思い通りに行く人生を歩んでいらっしゃるのかもしれません。
でも、すべて人生は運で成り立っています。
どんなに準備をしても、それが無駄になることだってあるのです。
私が思うことは一つだけ。
将来を思い描いて準備するのはとても大事。
だけど、一番重要なのは、軌道修正をうまく乗りこなすことです。
そのための、「50代でのやること」なのです。
とりあえず、私は、また新しいことにチャレンジしていきます。
今までは、人生の生き直しを受け入れることでした。これからは、社会に還元できることに真剣に向かい合おうと改めて思い締めてます。
こうして、未来に目を向けられることに感謝です。
=編集後記=
【昨日のできごと】
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