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丸ノ内線物語 全線開通から上場までの歴史に見る事業を伸ばす秘訣

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私は、東京メトロの香りが好きです。

特に、銀座線と丸ノ内線。独特の香りが、幼少期の記憶を呼び覚まします。

当時、私が初めて丸の内線に乗ったのが、全線開通から6年ほど経過したときでした。

そして、今日。東京メトロ株が上場しました。

この長くなってしまった歴史から、事業の成長について、思いを馳せてみました。

丸ノ内線は、東京オリンピクの年に、全線開通。そして、2回目の東京オリンピックで駅構内がきれいになりました。

目次

丸ノ内線の思い出=小さい頃の思い出

東京メトロの株が昨日(2024年10月23日)上場しました。

全身である東京営団が創業したのが、1941年。今から83年前です。

そして、丸ノ内線の全線開通から62年経過しました。

ジョルダンホームページより引用

東京の北の池袋、当時東京の南の中心地の銀座、そして西東京の入口の荻窪を通して、皇居をフックかけるような路線です。

私は、1968年に荻窪に生まれたので、全線開通から6年経過したときからの記憶が鮮明に残っています。

あの、地下鉄の独特の香りとともに。

そして、今、これだけの地下鉄ネットワークが出来上がりました。

東京メトロHPより

私が小学生に上がる頃、東京の地下鉄網も色々と開通し始めました。

そんなころ、母からこのように言い聞かされていました。

「都内で道に迷ったら、まずは地下鉄の駅を探しなさい。そうすれば、いずれ家に帰れるから」

それから、私は、必ず東京メトロの地下鉄を使って、都内へ出かけるようにしています。

子供心からの信頼とも言えるのかもしれません。

当初は不安だらけの運用だった丸ノ内線

当時、丸ノ内線は、新型車両、全線開通時の車両が利用されていました。

たまたま乗った車両が旧型だと、運行中に電気供給が途切れて、車内灯が切れる現象が度々おきていました。

乗客たちは、いつものことと気にせず、平然としているのを見てきました。

今では信じられないことです。

また、運転席のある車両でも、連結できるしくみにもなっていました。

今思うと、どのような連結方法でも対応できる、フレキシブルなデザインだった事がわかります。

駅構内も、無骨でした。

とくに、方南町駅の記憶は、子供心で恐怖心を抱くくらいでした。

高い天井、行き止まりの路線、コンクリートの打ちっぱなし。

この世の行き止まりのような、風体でした。

今はどうなっているのでしょうか。なかなか行く機会がないので、わかりません。

今では、歴史ある路線で、東京の中心地の地下を走る丸ノ内線ですが、全線開通からしばらくは、トラブルを抱えながら運行を続けてきた、当時営団職員の力が日々のトラブルを回避し続けてきたことが想像できます。

あれだけ立派な地下鉄ですが、走り始めの頃は、本当に無骨だったのです。

今、これ必要?と思えることが未来を支える

今の地下鉄路線図を見て、未だ、地下鉄単独で、荻窪より西に伸びている路線はありません。(中央線乗り入れの東西線を除く)

当時、荻窪まで路線を伸ばしたのに、地上を走る中央線の乗客数が増えたことを受けて計画されました。

でも、なぜ、荻窪だったのか。

この絶妙な位置は、本当によくできていると、今になっても思います。

東京の西に行く人のほとんどが、荻窪までたどり着けたら、なんとかそれより西に行くことが容易になります。

先ほどの、私の母の言葉「迷ったら、とにかく地下鉄に乗れ」と言えたのも、この丸ノ内線の荻窪発着があったからこそ、言えたのだと思います。

小さい子でも、荻窪駅まで来れたら、あとは自力で帰ってこれる。

この安心感は、路線ができてから今に至るまで、ずっと利用する人たちに与えてくれています。

 

実は、この先を見越した計画の立て方。

自分の仕事にも同じことが言えるなと気づいたのです。

始めるときは、「これ、必要?」と思うことも、十年後には、やっておいて本当によかったと、未来の自分が今の自分に感謝するはずです。

私は、たまたまとあるツールを、試行錯誤で使い出したことで、今はそれを伝える仕事ができています。

当時の状況を思えば、未来のためと思ってやっていませんでしたが、今は、よくぞその環境に身を置いてくれた、ありがとう!という気持ちです。

私が提供したいことは、今は早急になくてもいいけど、10年後には確実に勝ち進める武器となることです。

それに気づいて、毎日自分に合った方法で続けられるよう、伴走するのが私の役目だと自負しております。

まずは、自分の経理。

これは、毎月、領収書整理&ITもくもく会を通じてお伝えしています。

そして、Notion。

これは、アナログに慣れた自分が、デジタルの考え方にスイッチングするのに、とても有効なツールでした。

そして、これらに気づいて、着実に身に着けた組織や人は、やはり社会に還元するものも、大きいです。

看板改善で有名なトヨタが、Notionを導入しました。

博報堂の子会社ですが、Notion導入で利益率を上げています。

新しい価値観を生み出す、研究者や文化人も、Notionを利用しています。

そして、毎日、経理をして日々の事業の動きもチェックしています。

昔の丸ノ内線は、無骨で、大雑把な設備でした。

いまでは、考えられません。

それと同じ。何事も、やり始めは不都合なことが起こりがちです。

でも、走り続け、少しずつ手直ししていけば、立派なライフラインに育つのです。

10年後、私は65歳です。

年を重ねても、自分らしく働く環境を今から作ってまいります。

ぜひ、みなさんも、自分らしい10年後を迎えられるよう、いっしょに歩みましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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