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人生100年時代の生き方を、銀座線から学びました

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ふと、目に入ってきた昔の姿。

一瞬、ギョッとびっくりし、慌ててスマホで写真を撮りました。

 

銀座線は、日本最古の地下鉄です。

全線開通するまで、時間をかけています。

そんな銀座線は、もうじき100年を迎え、ずっと走り続けています。

人生100年を送らないといけない私たちは、そんな銀座線から学ぶものがあるのかもしれません。

目次

日本最古の地下鉄銀座線の駅構内巡りをして

最近、地下鉄銀座線に乗ることがありました。

渋谷から上野まで、地下鉄の独特な香りを堪能しながら、

最近新しくなった内装を見物しておりました。

ふと、京橋駅に停車していたとき、眼の前の駅構内の柱に、開業当時の柱がアクリル板に囲まれてあらわになっておりました。

あとから、調べてみたのですが、ちょうど私が乗っていた車両のその扉に立たないと、

このアクリル板に囲まれた旧柱を拝めることができないとのこと。

偶然だったとはいえ、突然目に入ってきた昔の柱をみて、ついつい、自分の幼少期を思い出してしまいました。

 

銀座線が開業したのが、1927年12月30日。

上野と浅草間で、日本で初めて地下に鉄道が走りました。

今が2024年ですから、もう100年近く昔の話です。

この京橋駅ができたのが、1934年12月24日です。このとき、三越前〜京橋間が開通しています。

 

この駅名表記が現代と同じなので、開業当時のものなのかどうか、わかりません。

でも、柱自体は、開業当時からあっただろうと推察します。

 

実は銀座線。

昔の東京を覗けるスポットがいくつかあります。

上野駅改札には、昔の木製改札が展示されています。

三越前駅では、日本橋三越の地下1階出口に、東京の地下に張り巡らされている、

昔の配管を覗ける小窓があります。

 

このように、長く活躍する地下鉄の周辺には、タイムカプセルのように、昔からのメッセージを受け取るスポットがいくつかあります。

今度、銀座線に乗られるなら、ぜひ、昔の東京を覗いてみていただければと。

人生100年時代の50代の過ごし方

100年近く、現役で活躍する銀座線に親近感をわくには、わけがあります。

人生100年といわれる今、銀座線のように、自分自身を動き続けるようにメンテナンスしないと生き続けられないということを、教わっているからだと思うのです。

銀座線駅構内の内装の変化に、それが顕著に現れています。

戦前に開通、戦時中も動いていたはず。そして、戦後の混乱期も乗り越えてきた銀座線の様変わりをしてきています。

そして、私は、50年前から実際の銀座線を見てきたので、後半50年の推移も知っています。

 

壁面がタイル地だった時代。コンクリートの打ちっぱなしだった時代。

今じゃ明るい内装の京橋駅ですが、当時は薄暗く、少々怖さを感じながら通り過ぎていた記憶があります。

 

それから、サイディングでコーティングされ、現代風におしゃれになった時代。

近代的なデザインと、昔のままの融合で、混沌とした空気感を醸し出していました。

 

そして、原点回帰の意味を込めて、昔の内装をちら見せするデザインになった今。

このような遍歴を見ると、人の人生も同じように思えてきたのです。

 

子どもから青年の時代は、これから生きていくために必要な土台づくりでした。

20代から40代は、ひたすら駆け抜けていたので、あまり記憶がありません。

でも、当時の仕事が今になって、自分の身を助けてくれているので、実力をつけた時代と言えるでしょう。

40代から50代にかけて、再度過去を振り返るタイミングであり、

この銀座線駅構内内装のように、かつても自分をちら見せする時期にきているようです。

 

そして、60代からその後に向けて、多くのメンテナンスをしながら、走り続けるための維持をしなければなりません。

 

歴史ある鉄道を見ると、これからの生き方に参考になります。

このまま順調に年老いるはずもなく、あちこちとほころびもでてくるでしょう。

そのための準備も、今からしておくことを、私は銀座線から教わったのです。

これからの50年の生き方

人生100年と思うと、とてつもなく長い時間に感じますが、

後半50年だと、あっという間に過ぎていってしまいそうです。

前半の50年は、イケイケドンドンですが、後半の50年は、ダマシダマシ自分を扱うようになるのです。

これからの50年は、力技ではなく、しくみを作って自然と回っていけるようにするのが最適解ではないと思うのです。

前半の50年は、自分の周囲の人との関わりだけで生きてきましたが、

後半の50年は、自分の知らない人に、何かしら伝えて行く仕事ができるようになるのです。

 

そんな後半の人生を送るために、今できること。

それは、いつかチラ見せしても、恥ずかしくないように自分を整えていくことです。

 

銀座線の京橋駅にある、昔の柱。

一箇所だけですが、チラッと見せてくれることで、見た人の心が何かしら動かしています。

 

私自身も、そんなことができるようになりたいわけで。

惨めな昔話にならぬよう、今も姿勢正して前に向かって走っていくぞと、そう思えた銀座線の旅でした。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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