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60歳までの時間がない。残り時間を自覚したら何をすべきか

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※閉鎖間際だった築地市場 聖路加ガーデンタワーより

残り時間が差し迫ったとき、どういたしましょうか。

 

昨年の春に、大きな交通事故で、しばらく療養していました。

橈骨遠位骨折リハビリの記録・治療編

 

50歳過ぎてからの、大きな怪我は、ガクンと体力が落ちて背格好も老化が進んでしまっているように思えてなりません。

自宅で療養しているとき、このまま社会復帰して雇われ仕事をしていたら、働ける時間を調べてみました。

10年もありません。そして、体力視力、精神力も衰えて、昔のように音を立ててバリバリ働ける想像ができませんでした。

 

そもそも、大きな事故が起こるのは、本来の自分から離れて無理しているからかもしれない。

 

ここで、ゆったり時間があった私は、次のように人生の再構築に着手してみました。

 

目次

いつまで元気に働けるのか

 

まずは、1年を365日あるとして、60歳までの日数を換算します。

もう、3,000日もありません。(去年の話なので、実際はもっとないです。)

 

これで、行動起こす決意ができました。

 

ものすごく、時間がなくなっています。

60歳すぎても、仕事ができるように今から準備する必要があります。

となると、今までの働き方で、60歳過ぎても働けるかどうか思っても、そのような未来は描けませんでした。

 

いままでの生き方で納得しているか

 

体力的にも、働けるか大切ですが、人生を終えるときに、達成感が持てるのでしょうか。

そこで、私はいろいろな方法で、自分を分析してみました。

① 睡眠タイプ

雇われ正社員の場合、朝または午前中に活動的でないと適応できません。

そこで、クロノタイプを調べました。

ミュンヘンクロノタイプ質問紙ー日本語版

これは、体内時計を正確に評価して、一番パフォーマンスが上がる時間帯にあたりをつけるものです。

これによると、私は、やや夜型と判明しました。今思うと、この睡眠リズムを世間に合わせていたこともあり、無理していたことも納得した次第です。

 

他にも、動物タイプで判定するテストもあります。

どうぶつ睡眠タイプ診断

当初、私は「イルカタイプ」でした。今は少し変化して「オオカミタイプ」です。

いずれも、夜型なので、朝早くから活動しなければならないサラリーマン勤務は、難しいことがわかりました。

 

② 価値観リスト

全部で78個のアンケートに、◎と○と✕をつけていきます。そして、◎をつけたものに順位をつけて、自分が大事にしている価値観をあぶり出す、というものです。

ニューメキシコ大学の研究「Personal Value Card Sort」が元で、同義語のものを省いて78個にされています。

[pdf-embedder url=”https://kazoo-log.com/wp-content/uploads/2021/11/価値観テスト.pdf”]

 

 

◎の中から、トップ10を選び、順位をつけます。

 

ついでに、ワースト5を選べば、これからやらなくていいものがわかります。

この取捨選択をしている過程で、自分自身に気づきが生まれます。

診断の答えではなく、この過程の気づきを得ることが目的とされています。

 

ちなみに、当時の私が大事にしているものは、以下のとおりでした。

受諾 ありのままの自分を受け入れる
自尊 自分に自信を持つ
自治 人任せにしないで自分で決める
真実 自分が正しいと思う通りに行動する
有益 他人の役に立つこと
平安 自分の内面の平和を維持する
孤独 他人から離れて一人でいられる時間と空間を持つ
受容 ありのままの自分を受け入れてもらう
正確 自分の意見や信念正しく伝える
達成 何か重要なことを達成する

 

なんだか、ありのままという言葉が多いので、「アナと雪の女王」のエルサを連想してしまいますが。

 

ここまできたら、もう、新しい生き方で仕事ができるようにしようと、確定するしかありません。

 

とういことで、私は、新しい一歩を踏み出した次第なのです。

 

 

変化にお金をかけるべきこと、かけなくていいこと

 

とにかく、時間がたくさんあったのと、生活には困らない程度に生きていけることがわかったので、ノートパソコンとモニターを購入しました。

これが、私の独立の第一歩でした。

そして、以前からフォローさせていただいていた一人仕事の先輩などのブログやYouTubeを見て、参考になる情報をひたすら得ていました。

 

事故で、右腕の粉砕骨折だったため、とても大変でしたが、リハビリをかねて、和室を改造し、押し入れをスタンディングテスクにしました。

※水色の壁紙貼って、可動式棚のレールで、天板を支えます。撓まないように、木枠で骨組みも。電動ドリルを使い倒して、握力がなくなった右手に喝を入れます。

 

本当は、IKEAでこれを購入したかったのですが、

※IKEA ベカント 電動昇降式デスク

押入れDIYなら、この1/3の値段で済む上、リハビリも兼ねることができます。

 

資金に余裕があれば、いいのかもしれませんが、ないなら、ないなりに知恵を使えばいいし、押し入れを活用することで、部屋の広さも維持することができて、一石二鳥です。

 

複合機も買わない予定です。

どうしても、紙で印刷する場合、家の近所にセブンイレブンがあります。

なんとかなると思っていましたが、その後、ペーパーレス化が可能であることがわかり、セブンイレブンにでさえ、行っていません。

 

スモールスタートで始めることが、セオリーです。

そして、これから限りある日々に、感謝しながら、ひたすら努力を続けるのみです。

自分にとって、必要で、求めていることであれば、途中断念したとしても、再度始めることができます。

 

そう信じて、悔いのない日々を過ごそうと思います。

 

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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