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50歳だからと言って、すぐに好きな仕事ができるわけではない 個人事業主を続ける秘訣とは

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「定年まで雇われる確率が低い。なら、個人事業主になっておこう」

ちょっと待って下さい。個人事業主として生き残るには、大事なことを知っておく必要があります。

雪に埋もれた大輪の花。埋もれた才能を見つけるまで雪解けを待つよう。

目次

早期退職から個人事業主へチャレンジ

昨今、いろんな働き方が広まってきたようです。

リモート勤務を始め、正社員の副業解禁など、多様な働き方が認められるようになりました。

実は、昔から、早期退職による脱サラを目指す方々は、一定数存在していました。

それに輪をかけて、今はより多くチャレンジをする人がいらっしゃるように思えます。

もしかしたら、今、私自身がフリーランスで働いているから、そう見えているのかもしれません。

ネットで、個人事業主の営業を調べたりしているので、アルゴリズムで同様の広告をたくさん目にするようになったからでしょう。

 

いずれにせよ、長年雇われで頑張ってきた方々が、新たなスタートを切る姿は、かっこいいものです。

それだけ、強く夢を持つことは、誰もができることではないからです。

成果が上がらないとモチベーションが下がるのは当たり前

しかし、現実はそう簡単にうまくいきません。

実際に、ビジネス交流会でお会いした方で、理想を仕事という形にして頑張っていたのに、数カ月後に廃業のお知らせをいただくこともありました。

夢をもって始めるということは、それだけビジネスモデルに仕立てるのに至難の業なのです。

実際に、私もこの現実に打ちし枯れています。

まず、タスク管理

やりたいこと、アイディア、形にしたらどんなにいいだろうと思えることを、
たくさんのタスクが生まれて来ました。
しかし、そのまま露となって消えたこともたくさんあったのです。

できると思っていたのに、できない。

原因は簡単です。それができるまでの完成時間の見込みを、見間違えているからです。

ここで、理想と現実に思い知らされます。

 

自分という存在を理解できていない

これに気づくのに、相当時間がかかっています。未だによく、自分のことを理解していないのです。

例えば、鏡に映る自分を見ることを例にしてみましょう。

朝、顔を洗う時。女性の場合は、メイクをする時。
鏡に映った自分は、鏡に見られている用の顔を瞬時にしてしまいます。

また、正面から映る顔しか、見ていません。
「お、今日もイケてるね」と、満更でもない感触を得て、日常に戻っていくわけです。

しかし、街を歩いて、不意に映るガラスに反射した自分の姿を見て、愕然とした経験をしたことがあるかと。

「え、私って、こんなに姿勢が悪いの?」
「なに⁉このぼんやりとした顔は。口が半開きになっているぞ」

このように、油断している自分をみて、びっくりしたことがあるはずです。

鏡にうつる自分は、とてもわかりやすいのですが、これが、自分の性格や適性、概念まで広げると、ますますわけわからなくなります。

自分のことは、自分が一番よくわかっていないという事実は、当たり前だということを知っておかなくてはなりません。

「自分は、今までこれが得意だったから、それでフリーランスをしていこう」と思っても、実は違っていたということは、ザラにあるのです。

私も痛い思いをしたことがあります。

会計事務所の仕事が、そのままフリーランスで通用すると思っていました。

経営者を始め、多くの人が、経理を大切にしていると思っていました。

しかし、現実は違っていたのです。

思っていたより、世間では冷遇されていること。

より、閉鎖的な分野だったこと。

この現実を知って、ただ商品を売るだけでは、仕事にならないことを思い知りました。

小さな成功でも、それがきっかけでモチベーションが上がる

人は、一つ成功するからこそ、次も頑張ろうと思う動物です。

うまく行かないのに、淡々と続けても、モチベーションが下がっていきます。

こうして、ますます、どうしたらいいのか、ドツボにハマっていったのです。

まずは、気力だけでモチベーションは高くなりません。

馬で言えば、人参。小さな子どもには、駄菓子のご褒美。

とにかく、力を尽くしたときに、小さくても報酬をもらえないのであれば、当然やる気が失せていくのは当然の結果です。

まずは、小さくてもいいから、自分の手から商品を買っていただくこと。

この経験をいかに早く得られるかが、その後続けられるかどうかの分かれ道になるのです。

モチベーションが下がってしまったら、自分の脳力が足りないのではないことを知っておきましょう。

ただ、自分に報酬を得られていないだけなのです。

小さくてもいい。まずは感謝の言葉と、それを形にした報酬を頂けることだけ、考えて行きましょう。

結局、考えずに行動することでしか変えられない

毎日の発信を続ける

まず、フリーランスとして立ち続けるために、私は、発信を毎日することを決めました。

SNSなど、短い言葉ではなく、一定文字数を書く、「ブログ」を選択します。

流行っている、廃れているは関係ありません。

自分を掘り起こすために、私には、ある程度の負荷は必要でした。

ただ、自分だけの日記だと、自己満足に終わります。

しかし、いろんな方に読んでいただく「ブログ」を書くことで、自分の発した言葉に責任が伴うのです。

そして、しばらくして、次にメルマガを始めました。

これも、今では主流とは言えないツールかもしれません。

たったお二人のお申し込みをいただき、人数が少なくても、スタートする決意をしました。

ブログで拾いきれなかったことを、メルマガを通して、より深く言葉にする習慣をつけることができました。

これらによって、私は、毎日発信することで、自分がフリーランスであること、自分自身が看板であることを、意識し続けることができたのです。

これには、自分を変える大きなきっかけになりました。

そして、今、Twitter、Instagram、そしてYouTubeまで定期的に発信しています。

この、毎日「ブログ」と「メルマガ」を書き続けていなかったら、ただの経理代行業者になっていたと思います。

環境を変える

もう一つ、環境を変えることに1年以上、ゆっくりと時間をかけてきました。

家族、家、今受けている仕事など。

これらすべて、自分自身に影響を与えています。

お金があれば、自分の好きな場所に家兼事務所を借りて、優雅に一人暮らしをしたいところですが、そうはいきません。

まずは、仕事部屋の模様替えに着手しました。

子供部屋だったところを、改造し、押入れをスタンディングデスクにしたのです。

当時は、ここまで改造するのに、相当勇気が必要でした。
しかし、まだ、子どもの荷物の残骸が残っています。

どうも雑念が湧きやすく、集中できません。

そこで、今年の年末に、すべて仕事に使うものだけ残して、過去の遺産をすべて処分しました。

ここまで来るのに、約1年半です。押し入れを改造しただけでも、相当変わったと思っていたのですが、実際はそうではなかったことが、やっと最近、理解しました。

断捨離後、YouTube収録で自室を映せるようになりました。(サムネイル用スクリーンショットより)

じっくり考える体験を繰り返す

そして、私は、余裕ができた部屋に、リアルホワイトボードを導入しました。

すると、本気に自分と向き合うことが、相当キツい作業であることに気づいたのです。

実際に、ホワイトボードに書き出してみると、思ったより深く考えられないことに愕然とします。

今まで、いかに表面でしか、モノを考えてこなかったのか。この現実に、まだまだ自分は足りないことを思い知りました。

この「考える」という作業は、人によってやり方は様々です。

とある人は、SNSでも大丈夫といいます。また、ある人は、YouTubeで話すことを繰り返せば、アナリティクスをみればわかってくるとおっしゃいます。

そして、どれが自分に合っているかは、実は、自分だけでわからないということも知ります。

流行りのやり方、主流とされているメソッドを繰り返しても、しっくりこないことが多いものです。

でも、とにかく、やってみて、試行錯誤していくしかないのです。

ひとり仕事に近道は非ず

ついつい、ネット広告の「ネット集客攻略法」など、クリックして覗きたくなります。

お金を出せば、簡単に仕事を得られるのであれば、そうしたいです。

しかし、ここで、私は考えてしまいます。

確かに、すぐに集客できるかもしれない。自分の好きなことで、即食べて行けるようになるかもしれない。

でも、それがいつまで続くのか、誰も教えてくれないのです。

私が望むひとり仕事は、70歳近くになっても、元気に、ニコニコと働き続けることです。

となれば、自分の中から絞りに絞り出した答えを携えて、フリーランスという荒波に立ち向かうしかありません。

成功に近道は非ず。回り道が唯一の成功への道。

そう思うと、50歳からのひとり仕事は、時間が有限です。時間的制限がある中で、見つけて行かなければなりません。

もし、個人事業主として、頑張ってみたいと思われるのであれば、早ければ早いほど、有利とも言えます。

人生人それぞれです。タイミングもあります。子育てしていれば、なおさらです。

自分の中で「やってみたいな」と思ったら、まずは発信から初めてみることをオススメします。

できれば、毎日。どうしても、大変であれば、週に一回2,000字の文章をアップし続けるだけでも。

自分の文章を、世間の皆様に読んでいただく体験が、自分を変えていきます。

 

ここまで読んでいただいて、「よし!」と覚悟を持てた方。

逆に、「自分では無理かも」と及び腰になった方。

今見えている自分の姿は、表面の部分しか見えていません。

まずは、動いて見て、自分の心や身体がどう反応するか、試してみてください。

今の雇われ仕事をすべて捨てる必要はありません。

食べていく糧を得ることも大切です。

 

まずは、できるところから。

自分というコンテンツを編みだす体験を通して、新しい自分に出会ってみませんか。

 

=編集後記=

【昨日のできごと】

週末から月曜日にかけて、オフ。
そろそろ始まる年末大掃除に向けてのタスクチェックなど。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

=おすすめのサービス=

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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