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伝えたつもり、でも伝わっていないことについて

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昨今の新型コロナで、自治体の混乱を垣間見て、モヤっとしてしまいました。

子供の用事で、何回か公共施設のホールを利用した際の話です。

市内にいくつかあって、日によって、違う施設を利用しました。

緊急事態宣言、蔓延防止措置…。施設側も休館したり、開館時間が変更なったり、状況が変わっていきます。

施設としては、絶対にクラスターを出さないため、対策防止策を各施設にお達しが出ているようです。

いつもの使い勝手が全く変わってしまったことはしょうがないのですが、「これって、そこまで言うのかな」と疑問に思うこともたくさん出てきました。

 

目次

近隣の公共施設で変わったこと

 

① いつもは、団体名だけで予約申し込みをするのですが、入館者全員の名前を書いた名簿の提出を求められました。

② 予約した施設以外に、自由に利用できるロビーなどのエリアにも、受付で名前と連絡先を記入したものを提出することになりました。

③ 利用後の引き渡しの際、チェック項目が増えました。戸締り、電源の確認のほか、コロナ対策関連のチェック用紙がたされました。

 

よくよく考えてみると、これは?と思ってしまうことがいくつかあります。

① 時間帯によって、メンバーが異なるため、名簿が複数枚に渡っていたので、それを提出しようとしたら、一枚にまとめないとだめと注意されました。

② 定期試験前の高校生が利用していると、ここは予約利用者の場所だから、座ってはだめ、と注意されました。また、フリースペースに名前を書いて利用して、マスクしておしゃべりしていると、会話をするなと注意されました。

③ チェック用紙がたくさん増え、チェックもれがあると怒られました。

 

私以外の仲間は、はいはいと言う通りにしてしまっていましたが、私はどうしても解せないのです。

そこまで、厳しく言ってきているけど、きちんと正式にインフォメーションされていないことに、どうも引っかかります。

あらゆるのホールが出している対策がネット上に出ていますが、ここまで細かく規制しているところは見当たりません。

お上の言う通り、と言うなりにしてことを収めることもありですが、私は、必要ないことを命令されることに大きな違和感を抱き、本当に自治体が厳しく規制しているのか知りたくなりました。

 

市民として一方通行にしたくなかった

 

自治体の管轄部署に電話した上、匿名で訪ねました。どうしても、過剰に対応していることに、こちら側として協力する必要がないのではと。ここは、きちんと言質取っておこうと。

担当者の方に、丁重に対応していただきました。単なるクレーマーと思われたかもしれません。

そこで、私は複数枚名簿を一枚にしろと、帰り際に受付で書き直されたことを伝えたところ、自治体としては要求していないとのことでした。

やっぱり…。

「自治体としては、そこまで要求していません。団体様が利用されている名簿があれば、その写しでもいいと言うことになっています。…」

 

一体誰のための施設なのか

 

おそらく、施設の担当者は、しっかりとコロナ対策をせねばと気負っていたのかもしれません。

しかし、過剰に反応して、勉強に勤しんでいる高校生にまで注意したり、閉館間際に、名簿を全部書き直させたりするのはどうかと思ったのです。

「ここにいてはだめ」ではなく、「ここに名前書いて、あそこで勉強しな」と言ってあげられなかったのかなと。

最初から、「名簿は一枚で提出願います」とインフォメーションしていないことを要求するのはやりすぎではないかなと。

もし、その施設担当者が正しいとなれば、利用する前に誰もがわかるようにインフォメーションすべきだと思うのです。

コロナ前のつもりで、利用しているので、ルールが厳密になっているなら、そこの椅子に張り紙をすればいいのです。

そうすれば、利用者も施設側もヤキモキすることはなく、気持ちよく利用出来たのではないでしょうか。

夏に向けて、子供の行事で利用する頻度が高くなります。

とりあえず、担当者によって対応が異なることだけは、なんとかならないものかと思っています。

 

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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