この年になって、ヨットレースなるものを初めて出ました。
実は、初めての体験であり、悔しさを噛みしめるのも、久々でした。
今年、超久しぶりにヨットセーリングにチャレンジした私。
昔だったらカンでできたことも、今となっては自信がありません。
そこで、再度勉強し直すために、Notionを活用した勉強をやっておりました。
入ってみたら、そこは体育会系クラブだった
傍からみたら、とても優雅に見えるヨットセーリング。
かつて、若かった頃、毎年夏にはヨットセーリングをしていたこともあり、昔取った杵柄というわけで、地元にあるヨットクラブに入ってみました。
そうしたら……。
そこは、体育会ヨット部のOBたちがゴロゴロいる、それはそれは、ハードなヨットクラブだったのです。
ヨットは、油断すると命を落とします。
そういう意味で、厳しくトレーニングしないと笑い事で済まされません。
今回、一度私はヒヤッとした経験もしています。
ヨットのシートが緩んでいた箇所があり、そこに頭がすっぽり入り、シートで首を占められることもありました。
ヨットの艤装が甘かったのです。
これは、マジヤバい(語彙力なくすほどパニック)と強く思ったものです。
緩みのない、艤装。正しく風を読む知識とカン。挺の傾きに負けない腹筋と背筋。メインセールを操作するシートを思いっきり引き込む上腕二頭筋と三角筋……。
頭脳も、平衡感覚も、筋力も必要なスポーツは、命を守るために事前に準備できることを自分でこなして置く必要があります。
そこで、この私ならではの方法で、ヨット技術を高めることにチャレンジしてみました。
Notion×ヨットセーリング
です。
情報がとっちらかっていたので、Notionを稼働させた
ヨットセーリングできるためには、以下の情報を集約する必要がありました。
- ヨットクラブでの初心者研修テキスト(紙)
- 一人で帆走するために必要な、技術検定試験(ネットにあるPDFデータ)
- 諸先輩方が、語りかけるワンポイントアドバイス(口頭)
- 帆走希望日を申し出る(クラブハウスにあるホワイトボード)
- ヨットに乗るために必要なロープワークマニュアル(紙とYou Tube)
- ヨットに乗るための服装やグッズのワンポイントアドバイス(口頭)
- 沼特有の地形(諸先輩方のカン)
- あとからたくさん出てくるテキストの種類(紙)
- 「おい、〇〇さんが撮った解説動画あるぞ」と教えてくれる(口頭とYou Tube)
- 艤装品の修理記録(どっかの誰かがもっているスプレットシート)
- クラブの年間予定表(総会資料という紙)
- 「おい、あそこで角度落としちゃ駄目だぞ」というダメ出し、いや、貴重なアドバイス(口頭)
- 6日前と、前日に発表される帆走練習会の配挺表発表(LINE)
- 救助艇や屋形舟(屋根なし)のエンジンメンテナンス情報(スプレットシートとLINE)
- クラブ内の揉め事(LINE)……。
これだけの情報が、あっちこっちにとっちらかっている状態でありました。
長く在籍されている方々なら、もう慣れているのですが、入ってきたばかりの新人にとって、これは解読不能の世界に放り込まれた状態でありました。
あ、LINEグループが、複数個あることも、付きくわえます。
ということで、この私は、もうNotionじゃないと生きていけないと、危機感を覚え、ツギハギだらけのNotionページを立ち上げたのです。
乗船する前にやっておくこと
まず、諸先輩方から、ヨットに乗るために必要な装備について、お伺いしました。
「こんなもんでいいよ」と、自らポージングしてくださいます。
うーん、それだけじゃ伝わらない……。
ということで、私が複数人の方からヒヤリングした結果、購入したものを、写メに残し、Notionのデータベースにアップしました。
そうこうしているうちに、今度はLINEに情報が入ります。
「レースのとき、電波時計(腕時計)購入しておいて」
オススメの電波時計の写メがLINEに流れてきます。
これもすかさず、拾い上げてNotionへ。
こうして、貯めてできたのがこちらです。
このように、いろんなところから、色んな情報を把握していないと、セーリングができない状況だったのを、Notionが救ってくれました。
これが、初心者に必要な情報データベースとして、創り上げました。
これで、やっと取りこぼしをしないですみます。
iPad miniひとつで、いつでも復習ができます。
実は、このNotionを仲間に見せたら、
「私もほしい!!!」とリクエストがきたので、今は複数人でこのページを共有しています。
メンテンナンスは、この私が行うようにしています。
帆走練習会情報のアップ
さて、今度は、LINEに飛んでくる帆走計画を、Notionに取り込む計画を進めることにします。
LINEからNotionに飛ばせる?LINEじゃなくてslackに移行すべき???
いや待て。私以外操作できないことはやめよう、ということで、NtionAPIならぬ、かずこAPIで運用することにしました。手動です。
こうしてできたのがこちら。
こちらは、ページのトップに置いています。
スマホからチェックしやすいように、過去の記録はすべてフィルターを掛けて見えないようにしています。
開くと、このようにLINEからきたテキストをコピーアンドペーストで、貼り付けています。
データベースのプロパティには、気象予報をタグ付けしておきます。
各自これを見て、自分で行動とれるようにするのが目標です。
意外にも好評をいただいております。
実は、この下に、配挺表データベースを載せています。
中を開くと、こんな感じ。
これが、練習生のデータベースとなり、誰がどの挺にどのくらい乗船していたか、分析できるようになっています。
この分析は、指導者の方が行うようになります。
しかし、パソコン操作になれていないこともあり、ご自宅にあるタブレットを持ってきていただき、インストール、操作、分析方法をレクチャーさせていただきました。
これで、私は安心して情報を管理できるようになりました。
まだまだ、情報の在り処がとっちらかっています。
でも、徐々に移行できれば、もっとNotionの恩恵を受けることができます。
オリンピックコースって何?
さて、今回、私はレースで大負けいたしました。
理由は明白です。
よくわかっていなかった。
レースのルール、コース、判定方法などなど。
全く持って、理解していません。
これを知られてしまっては、指導者である先輩に怒られてしまいます。内緒ということで……。
なぜ、私はレースのルールを把握していないのかというと、Notion上にその情報が隠されてしまっているからです。
PDFデータとして、レースの説明されたテキストが格納されているだけです。
これを、表に引っ張り出してきて、目に触れるようにします。
とはいえ、ただ、PDFデータを切り貼りしておくだけでは、身につきません。
自分なりに、ネットで調べて、それをNotionに格納することにしました。
使うツールは、「Save to Notion」です。
今回のレースは、オリンピックコースで行われました。
ブイと3つ設定し、それを回ってくるレースのことを、オリンピックコースと言います。
さて、それを調べてみましょう。
風向き等により、コース1またはコース2が取られます。
私は、とにかく、このようにブイを回ってくるだけで精一杯ですが、諸先輩方のセーリングは、コース取りから知恵を回し、風の奪い合いという、挺同士の格闘技まで繰り広げていきます。
「上マーク」「下マーク」という専門用語も覚えます。
「上上、下」といったコースの回り方も、略語で伝えてくるので、理解しておかないといけません。
こういった情報を、Notionのデータベースにアップしてみました。
出来上がりは、こんな感じです。
これでも、途中なので、また調べて追記していくことにします。
このように、疑問に思うこと、よく理解していないことを、調べてNotionに貯めていきます。
今現在、私が作ったページをみんなが閲覧できるようになっていますが、ゆくゆくは、みんなが帆走記録を残せるように育てたいなと思っております。
生まれて初めて冬季セーリングが始まる
さて、オンシーズンが過ぎて、冬季練習が始まります。
今後は、また新しいことを覚える日々が続くので、Notionの活用が続きます。
さて、当初書いた、あちらこちらに点在している情報は、きれいに集約されたのでしょうか。
……。
残念ながら、今は同時並行で運用しています。
実は、IT力の差があります。
年齢に関係なく、ITなどのツールに興味ない人もいます。
逆に、高齢なのに、パソコンを使いこなし、往年のIT企業OBの方もいます。
このような、IT力のばらつきがある組織に、Notionを導入するには、慎重に期して進めなければなりません。
まずは、私が作ったものを共有して閲覧することから。
ここをスタートして、徐々に使い方を広げられるように、様子見ながら進めていきます。
このNotion導入は、組織のタイプによって、進め方は様々です。
また、新たな進捗ができたら、ブログで報告してまいります。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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