ひとり仕事をうまく回していくには、随所に工夫を施すひつようがあります。
理由はひとつ、一人であろうが組織であろうが、買ってくださるお客様にとっては、そんな事情は関係ないからです。
一人で、経理+営業(発信)+コンテンツづくり+勉強をこなすには、それ相応の工夫が必要です。
そんな、夢のようなことを、Notionで展開できるかどうか、検証してみました。
ひとり仕事でやらなくてはいけないこと
ひとり仕事とは、個人事業主やひとり社長の事を言います。
ひとりで営業して、ひとりで提供して、収入のすべてを一人で得る働き方をします。
経理・会計の仕事をしていると、どうも仕事する上で頭の使い方が違います。
こんな私も、最初は相当混乱しておりました。
経理・会計の仕事をするときは、ひたすら重箱の隅をつまみ出す仕組みを構築していきます。
でも、営業・発信・コンテンツづくりをする場合、ひたすら自分の外側を意識するようになり、目線も遠くを見るような働き方に変わります。
この両者は、全く持って頭の使い方が異なるのです。
もちろん、人には得意不得意の分野があります。
この理由から、ひとり仕事にてすべて自分一人で成し遂げようとすると、それなりにハードルが高くなるのです。
ここの山を、私は、Notionで乗り越えようと考え、今に至ります。
おかげさまで、3年。ひとりでのひとり仕事になんとか適用できるようになってまいりました。
Notionを噛ますという発想
では、早速、Notionの活用方法を覗いて参りましょう。
ひとり仕事のタイプに関係なく、すべて共通するものだけ、見てまいります。
基本、Notionは仕事場の根幹ハブ機能として運用します。
Notionは、あくまでも通り道です。
経理・税務でのNotion活用
基本、経理は、経理専門ソフトを利用します。
でも、会計ソフトを利用する前段階を、Notionで整理整頓することで、経理仕事の取っ掛かりがやりやすくなります。
取引データの収集
一番運用しやすいのが、「電子取引領収書の収集です」
私は、リアル紙による領収書は、会計ソフトアプリでスキャンしてしまいます。
そして、ネット購入(Gmailからエクスポート)、Suicaでの交通費(iPhoneアプリのウォレットからエクスポート)で、Notionのデータベースに集約させています。
それを、定期的にCSVデータを経由してExcelに変換し、会計ソフトに取り込んでいます。
経理でのNotion活用は、領収書データのとりあえずストックボックスとして活用しています。
ちなみに、Notionで経理と分析をしようとすると、より手間がかかる上、私には見ずらくなるので、利用していません。
簿記を知っている人であれば、いかに会計ソフトに効率よく取り込むかで、考えるといいでしょう。
営業・発信でのNotion活用
私は、営業として発信を日々続けています。
ブログ、メルマガ、You Tubeなどなど。
そして、リアルにお会いした方を中心に、FacebookやInstagramなどで、
「私は、仕事をしておりますぞ」と、存在を示しております。
ネタ集めは、Apple WatchからNotionへ音声入力
とにかく、ふっと思いついたときに、即レスできる環境を作ります。
とにかく、音声で呟いていきます。
以前は、iPhoneからテキスト入力していましたが、自分の声を出すことで、文章を書くときに、より思いついたときのイメージを蘇らせることができます。
こうして、集めたネタは、すべてNotion のデータベースに集約させます。
どのプラットフォームに出すかは、データベースを見ながら決めます。
実際に、ブログやメルマガに書くときは、原稿を書くプラットフォームとNotionの2画面表示で、書いていきます。
書き上げたら、全コピーをして、Notionにあるネタ本文に、貼り付けます。
添付された写真や、テキストのフォーマットすべて、文字化けすることなく、貼り付けることができるので、
発信後の情報整理もねた帳を活用
実際に、それぞれのプラットフォームに書いたものを、Notionにコピーアンドペーストして、保存しています。
これらは、のちのち、NotionAIで分析してもらうための、材料となります。
ねた帳は、
- 思いついたものをストックする。
- 実際に発信したものを、保存する。
- のちのち、分析して新たなネタに生まれ変わるための材料になる。
のワークスペースとして、今、育てています。
コンテンツづくりでのNotion活用
私は、主にオンライン動画をコンテンツ化させて、商品としています。
- Zoomでセミナー
- Zoomで動画収録
- アーカイブとして、動画資料化させる。
- 動画コンテンツとして販売する。
この一連の流れを、すでにNotionでチェックリスト化しています。
また、実際のセミナーでは、Notionページを表示させて進めています。
さきほどの、データベースにあるタスクリストと一緒に、完結させることができます。
あとから、「あ、あのときの資料をもう一度使いたい」と思いついても、セミナー名から拾い出すこともできますし、検索かけるだけで探し出すこともできます。
企画から終わりまで、すべてNotionで完結させております。
勉強机としてのNotion活用
ひとり仕事に欠かせないもの。
それは、自分の知識と技術のブラッシュアップです。
ただ、勉強机に座って、テキストやモニターを見て勉強するのはもちろん、いろんなところに出かけて行って、見聞を広めるのも勉強です。
読書リスト
読んだ本を記録するだけではなく、読んだ内容から自分が行うべきタスクを生み出すことも大切です。
読書リストに、NotionAIで記録した内容からタスクを抽出してもらい、そこから自分が実際に行動できるものを、タスク管理データベースに登録します。
こうすることで、単なる情報収集や勉強が、自分の行動に反映させるものに、生まれ変わることができるのです。
これも、Notionの機能だけで可能となります。
あと、私は税制改正や、Notion新機能について、ブラッシュアップしています。
これらも、この読書リストと同様に、データベースにまとめて、アイディアが生まれたとき、実働できるようタスク化しています。
Notionを脳内外付けハードディスクとして利用する
以上のように、Notionひとつで、ひとり仕事を展開している私ですが、実は、Notionとともに欠かせないツールがあります。
それは、
- パソコンブラウザを「Arc」
- ガジェットとして「Apple WatchとiPad mini6」
- 持ち歩くノートパソコンは、MacBook AirM2
- 仕事部屋には、動画撮影のカメラと照明がすでにセッティング
- 動画用、思考を練るためのホワイトボード
といった、道具たちが欠かせません。
これらは、すべてアウトプットのための道具です。
Notionは、
このアウトプットと自分の脳内をつなげる「ケーブル」のような役割であり、
情報が交差する「ハブ空港」のような存在でもあり、
脳内にあるものをとりあえずストックする「外付けハードディスク」のような、存在です。
いきなり、ひとり仕事を始めるのは、不安が伴います。
でも、私がここまでやってこれたのは、Notionがそばに居続けてくれたからかもしれません。
Notionのページを増やすことで、自分の仕事のバリエーションが増えるので、これからチャレンジされる方は、ぜひ、参考にしていただければと思います。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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