5月病を起こさない方法があります。それは、「ひとり仕事」を選択することです。
「ひとり仕事」とは、自分軸を持ってブランド化し、発信して、自分のメニューを作ってひとりで仕事をしていくことを言います。
請負先が急になくなろうが、外注先の頼りになる人が急に忙しくなろうが、関係ありません。
5月病とは、それまでの頑張りすぎの表れ
長期の休み明けほど、辛いものはありません。
私もご多分にもれず、休み明けの出勤ほど悩ましい思いをしてきました。
「とりあえず、朝、いつもの電車さえ乗れれば、あとは惰性で……」
こんなやる気ない状態から一日は始まるわけですから、その日の仕事効率はガタ落ちです。
5月病とは、仕事をする大人も、学校に通う子どもたちにもあります。
共通しているのは、「強制して日々を過ごしてきた人たち」でしょう。
大人は、職場のルールなどに従って、お客様のためと言われて働きます。
子どもは、厳しい学校の校則に晒されながら、重たい課題(宿題)をこなし、かつクラスの友達との交友関係構築にも神経を使います。
もし、その環境が、その人にピッタリマッチしているのであれば、このようなストレスを受けることはありません。
でも、すべての人がマッチしているはずもなく、みな、ある程度の我慢をしながら平日をやり過ごしているのです。
5月病とはいえ、なんとか日常に復帰できるのであれば、その峠さえ超えれば大丈夫でしょう。
しかし、ひどい状態になると、退職や不登校といった逃げの選択しかなくなります。
引け目を感じて、ひとりを選択するか。
あえて、積極的にひとりを選択するか。
このどちらかでしょう。
もちろん、これからの長い人生を考えて、積極的にひとりを選択した方が、心の痛みは軽減できます。
休み明けの抑うつを避ける方法
休み明けの抑うつがあるなら、「休み明け」というものをなくしてしまうのが一番早いです。
つまり、カレンダーの数字が黒だろうが、青だろうが、赤だろうが、ずっと同じテンションで動き続けるのです。
一旦、抑うつになってしまうと、元の調子に戻るまで時間を要します。
これこそ、無駄なロスタイムです。
サッカーの試合で言う「アディショナルタイム」です。
試合であれば、終了時間を後ろに伸ばせばいいのです。
でも、私達の時間は、有限です。
後ろがあるようで、ないのです。
なるべく、この「追加時間」を生まれないようにすることで、人生の中でできることを増やせるわけです。
これは、「ひとり仕事」であろうが、「学生」だろうが、「組織で働く社会人」であろうが、みな平等に起こりうるリスクなのです。
そこで、私は、次のように対策をしています。
平日休日祝日関係なく、毎日タスクを作る
必ず、毎日これだけはやるぞ!と決めているタスクを作っています。
私は、「発信」をそれに宛てています。
自分のためにも、Google検索に有利でもあり、Instagramなどの発信も毎日することで、インプレッションが上がるし。
いいことづくめです。
また、発信する内容も、自分の書きたいものを中心に書いています。
もし、「案件」とか、「検索しやすいテーマ」とか、「インフルエンサーにならねば」という義務感から発信していたら、続かないでしょう。
実際、あまり乗り気ではないブログテーマのときは、気が散って書く時間がよりかかっている傾向があります。
そうならないために、毎日のねた出しに困らないように、毎日ねたが生まれるような過ごし方をするようにしています。
結果的に、それが、「ひとり仕事」としての働き方につながっていきます。
一挙両得です。
疲れたら、平日でも身体を休むスケジュールを組む
とはいえ、私もか弱い人間です。
心も鉄でできていません。
少しでもダメージがあると、途端に身体が言うことを聞かなくなります。
そのようなときは、好きなだけ寝たり、映画を貪るように観たりしています。
年齢を重ねてくると、バイオリズムも崩れがちになります。
このようなときこそ、思い立ったときに身体を休める「ひとり仕事」は、とても有利は働き方でもあるのです。
もし、組織やチームで働いているなら、人とのアポイントのために、無理してしまうでしょう。
「ひとり仕事」は、自分で心と身体に相談しながら、自分でスケジュールしていくことができます。
自由に時間を作るためにも、自分の都合で仕事量を調整することもできるのです。
ちなみに、このように休むときも、基本、毎日の習慣化されたタスクは続けます。
この習慣化タスクも、自分がやって苦にならないものを選ぶといいでしょう。
仕事していて、ストレスがないものを仕事にする
よく「好きなことを仕事に」という言葉を聞きます。
好きなことだけで仕事になれば、文句ないけど、そういうわけにはいかないよねと思う方が大半でしょう。
確かに、そのような側面はあります。
ただ、「好き」ではなく「苦なく」が正解ではないでしょうか。
私は、経理が大得意というわけではありません。ただ、効率よくできて、苦なく決算書を作れる、というだけなのです。
ここまで工夫してきたやり方を、経理で困っている方に活用していただきたいという思いだけで、「ひとり仕事」をしています。
もし、ここにストレスが生じてしまったら、休みになったとたん、弛緩状態になってしまうでしょう。
「好き」を突き詰めることも、ストレスなのです。
「好き、嫌い」ではなく、今まで苦なくやってきたことを、商売にすることで、仕事上のストレスを軽減することができます。
Notionは好きですね。
Notionは、使う人のストレスを軽減する効果が高いのもあるのかもしれません。
人との関わりは、仕事ではなくボランティア中心に
とはいえ、人間は社会の中で生きています。
「ひとり仕事」では、ひとりぼっちであり、社会性がなく、かえってストレスになるのではないかと思われるでしょう。
確かに、その側面は否めません。
ひとりで戦っていると、孤独に歳まみれ、逆にストレスを抱えます。
そこで、私は、人との協同の仕事というカテゴリーを作っています。
つまり、人と一緒に仕事する場合は、「ボランティア」にしているのです。
お金が介在していない分、自分への負荷を強めない交渉ができます。
また、本当にやりたいことだけ、お手伝いすることができるのです。
また、そこから、仕事の実績にもなっていきます。
仕事と直結していないことで、自分を追い込むことがありません。
では、タダ働き?と思われる方もいらっしゃるかと。
実は、ボランティアの報酬は、「世に貢献できた」という高い満足度なのです。
お金持ちほど、社会貢献に時間を費やすと言われています。
それは、この貢献度から社会から求められることを得やすいという点、そして、気持ちで集まる方々のクオリティーも高いという、良い集団に属しやすいという、大きなメリットがあるのです。
お金を払わないと得られない満足を、自分で決めた時間で奉仕することで、簡単に得られるなら、これほど、効率のいいものはないのです。
「ひとり仕事」という選択
このように、「ひとり仕事」のメリットをまとめてみました。
しかし、メリットとデメリットは、必ず共存しています。
「ひとり仕事」を選択したことで、大変な思いをすることもあります。
ただ、長い人生を考えて、これからの社会の不安定さの中で、組織で働き続けるリスクを考えるなら、思い立ったときに「ひとり仕事」を選択するのは、一つの戦略でもあります。
この連休明けの「5月病」。
もし、きっついなぁと思ったら、「ひとり仕事」を始めてみては。
食べるための仕事と併用しながら、まずはどのような提供ができるか、メニューを作ってみては、いかがでしょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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