メルマガ「50代からのひとり仕事」(登録無料)

価値があるのと、バズるのは違う

  • URLをコピーしました!

RSS

follow us in feedly

価値があるのと、バズるのは違うようです。

地味で、素朴で、人気がない場所。

でも、奥ゆかしくて、昔の人の気概も残っていて、心が澄んでいく場所は、

心の奥底まで、染み染みと心地よさが染み渡っていきます。

仕事も、どんどん稼ぎがあるところは、人気があります。

でも、それが一人ひとりの価値につながるかどうかは、べつだと考えています。

我孫子 旧井上邸

目次

人に言われても変えなかったこと

「かずさん、本当に儲かっている?」

想定していないときに、突然言われたりすると、答えにつまってしまいます。

実態は、そこそこです。

地味だし、インフルエンサー的にバズっていません。

引く手あまたで、人の手が足りないこともなく、自分ひとりでまかなえる仕事量です。

SNSでは、大量のリポストもないし、フォロワー数も長年やっているわりには、多く伸びているわけでもありません。

毎月、多くの相談を量をさばいていないので、一人ひとりじっくりとサポートすることができます。

 

さきほどの質問をしてきた人は、素敵なランチをいただいたり、海外旅行も欠かさず、幸せな日々を送っています。

そんな価値観からみたら、私の生き方は、本当に大丈夫?と心配になるようです。

 

流行りは、とてもエネルギッシュで、元気をもらえるのかもしれません。

でも、人生は短いようで長いわけで。

乱高下なく、淡々と生活することが、成果を出し続けることに繋がると思っています。

血糖値と一緒です。

上がったり、下がったりの差が激しいと、血管を酷使してしまいますが、

穏やかな上昇と下降であれば、内蔵を傷つけなくて長生きできます。

食事と一緒で、仕事の仕方も似ているという仮定で、私は仕事をしています。

違和感のある営業は、やらない

これは、営業のやり方の話になります。

基本、営業スタイルは、自分がお客さんとして受けたとき、快く対価を支払えるものに似てきます。

おそらく、この価値観に似ている人が、自分の顧客になるわけです。

価値観にズレが生じるとき、たいていトラブルが起こりやすくなります。

そういう意味で、私は外部のセミナーを引き受けるときも、自分の知っている分野の方であるかがポイントになっています。

基本的に、紹介も受けることがほぼありません。

紹介でいらした方は、紹介した方のイメージでいらしているので、

求めてくださっている価値を、紹介した方に変わって私が提供できるとは限らないのです。

稼ごうと思うなら、紹介はバンバン受けるべきです。

SNSも、リポスト、コメントを多くもらえるような仕掛けをして、回していけばいいのです。

でも、それが稼ぎの正解だとしても、自分がやるのに、ものすごく違和感を感じているなら、それは、その人にとって不正解だと言えます。

おそらく、自分の価値観とマッチした営業方法であれば、自分にあった稼ぎ方になるようです。

基本、価値あるものはバズらない

価値があるという話。

これは、とある自転車屋さんの話をします。

この自転車屋さんは、高級ロードバイクを組んで、商売をしています。

吊るしのクロスバイクもあれば、世界に数台しかないフレームを仕入れて、ウン百万するロードバイクもあったりします。

ここに来るお得意さんたちは、店主との会話を楽しみにしてきます。

そして、店主と話しながら、店内にある雑多に積まれた在庫から、貴重なイタリア製変速機(カンパニョーロ)の、最高級ラインを見つけ出したりします。

もう、自転車マニアにはたまりません。

でも、普通のお客さんは、この価値がわかりません。

雑多な店だからこそ、良く知らない人は、まずは近寄ってきません。つまり、バズっていないのです。

バズるなら、大手自転車屋があって、普通はみな、そちらに行きます。

バズり系の店舗なら、数万円の自転車が主力ですが、

コアなファンがいる店舗にある自転車の単価は、その10倍、100倍はしています。

だから、お客さんが少なくても、十分食べて行けるのです。

そして、何百万とする自転車フレームを、在庫として抱えることもできているのです。

 

バズりは、売上の乱高下が起こります。

でも、バズらないことで、この上下の差を平均化することができます。

つまり、息の長い仕事ができるのです。

 

あと、ビジネスは、人と組むなら若いうちですね。

私のような50代になってから始めるなら、ひとりで責任がとれる規模で続けるようにしています。

トラブルは、人から生まれます。

お客さん、仕事仲間、いろいろとあります。

年を重ねてから、このあたりの苦労はもう、しなくていいのです。

散々、今まで頑張ってきたのだから。

 

50代からのひとりビジネスは、バズリに行かず、息の長い働き方を目指したほうが良さそうです。

体力的にも、落ち込む時期(更年期とか)でもありますから。

誰になんと言われようと、自分軸をしっかりと持っておくところから、始めて参りましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

渋谷の天狼院書店で、Notion1ayセミナーをしました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

=おすすめのサービス=

◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。

個別相談

 

◉自分の力でクリアされたい方向け

オンラインショップ

オンラインセミナー一覧

 

◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓

公益サポート合同事務所

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

目次