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1日が足りないと思ったときの処方箋:自分らしい時間管理術を見つける方法

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ひとりで仕事をしていると、必ず起こることがあります。

それは、「時間がなくなる」です。

1日の中で、できることは限られるけど、できるだけ大きな効果を上げていきたい。

それを解決するためのメソッドがたくさんある中、自分にあった方法を見つけるまでの心構えを書いてみます。

時間を忘れて浸りたい世界 本屋さん

目次

すべて超効率化にすればいいわけではない

ひとりで仕事をしていると、時間の使い方に強制力がないため、本当に自由に過ごせてしまいます。

実は今日、急激に気温が下がってきたので、床暖房カーペットを居間に敷き詰めました。

そこに、座卓と座椅子を置き、仕事を始めたら暖かくて幸せすぎて、ゆるりゆるりと時間が過ぎていきました。

もちろん、予定していたタスクが終わらず、睡眠時間が短くなってしまいます。

そうなると、悪循環になるので、改善フラグがたち、過ごし方を変えるようになります。

人間、その繰り返しです。

先送りはしないようにするので、どうしても稼働時間が長くなってしまう。

これが、現在の私の時間管理でよくないことになっています。

 

ここで、いろんな方々の時間管理を参考にしてみようと、チェックしてみました。

  • 食事も効率化。食後の眠気対策まで
  • 夜型から朝型に変えて集中力があるうちにタスクをこなす
  • タスクの優先順位をつけて、大事なタスクに集中する
  • ひたすら自分の行動記録をつけて、かかった時間を計測する

いろいろとありますが、個性豊かでどれも正解であり、正解ではないことがわかってきます。

この年齢になると、食べることを超効率化してしまうと、内蔵がやられます。

自分の睡眠タイプに合わせ、すべて朝型が正しいとは言えない。

タスクに優先順位をつけても、果たしてそれは本当に今の自分がやらなければならないのか。

自分の行動記録をつけていても、自然消滅的にやらなくなってしまう……。

すべてのやり方にチャレンジしてきたけど、どれも気に入らなくなってやめてしまっておりました。

そもそも、時間を管理しようとしているからよくないのかもしれません。

意識しなくても、自然と時間をコントロールすることが最終目標なのではないか。

最近、そう思うようになりました。

無駄に思えるところに、未来の勝算あり

私のタスクが、なかなか進まないのに理由があります。

間のインターバルタイムが長いのです。

主に、ネット配信、SNSチェック、ドラマや映画の視聴で時間が潰れます。

本来、このような時間は、究極の無駄として、省かれるタスクになります。

でも、私個人は、この無駄と思われるタスクこそ、次の自分を活かすエッセンスが隠されており、それを探し出す感覚を持っています。

考えてみれば、子育てとフルタイム勤務を両立していた頃、徹底的に無駄を省いて、超効率化された毎日を過ごしてきました。

そうなのです。すでに、私は日常生活の中で効率化を目指してきて、無駄と思えるテレビ視聴もすべて、捨ててきました。

でも、その後に残されたものが、悲惨でした。

  • 世間の流行り物を知らないため、職場でのコミュニケーションに苦労した
  • 身体や心がつかれても、タスクをこなし続け、休むことを忘れてきた
  • 仕事も育児も、100%没頭することができず、絶えず欲求不満だった

何よりも、一番つらかったのは、職場で話題になったテレビドラマを知らず、思わず「うるさい!」と怒鳴り散らしてしまったことでした。

あのときの同僚のびっくりした顔は、今でも忘れられません。

また、100%やりきれないまま、次の日に仕事を繰り越すことが続き、自分に対して能無し!とレッテルを貼ってしまった後悔もあります。

人、それぞれ、合ったタスクのこなし方があります。

私の場合、仕事の合間に、ゆっくりする時間が必要で、そこで頭をゆるっと切り替えることが欠かせないことがわかりました。

思えば、幼少期、やることなすこと、合間合間でぼーっとして、よく親に怒られていたものです。

でも、その「ぼーっ」とする時間こそ、私にとって一番大切なトラディションタイムでした。

それがないまま、がむしゃらに働き続けて、50代に入って強制終了しました。

だから、今、好きなようにぼんやりする時間を作れる環境になり、自分らしくなれたのです。

もう、若いときのようなタスク管理術は、逆にやらないほうがいいと決めました。

一つのタスクにかける時間をブロック化する

とはいえ、この合間時間が長すぎることがあると、本業に差し支えるようになります。

そこで、折衷案を作ってみました。

  • 初めてやるタスクは、始めの5分だけ着手して、その後は塩漬けにしていい。
  • 一つのタスクに2時間用意する。
  • 2時間超えたら、一旦手放す。

もうこれだけにしました。

つまり、インターバルタイムも、2時間以上かけないということです。

2時間以上かかるタスクは、先送りします。

本当に必要なら、必ずタスクは完了します。

しかし、本来自分がやらなくていいタスクなら、忘れてしまうのでやらないですみます。

 

ひとりビジネスは、人に言われてやる仕事より、自分から動いて仕事するようになります。

理想から作り出したタスクが、果たして自分に本当に必要なものかどうか、すぐに答えがでません。

だからこそ、やらなくていいタスクを一生懸命、時間かけて取り組むようなことが起こるのです。

 

まずは、自分は何を第一優先したいか。

よく自分に問いてみます。

わたしのこれからのテーマは、年を重ねても働き続ける環境を築くことです。

そうなれば、ますます自分に合わないことは排除しなくてはなりません。

自分にあったタスクを見つけるには、まずはやってみることです。

やっても続けられないのであれば、それは自分が求めているタスクではないと、まずは手放すことです。

もしかしたら、そのタスクは今ではなく、もう少し時間を置いたあとがやりタイミングかもしれません。

本来の自分がやりやすい時間管理方法は、トライアンドエラーしかありません。

そして、失敗したからといって、落ち込むことはありません。

集中と弛緩。このメリハリがつくことが、私にとっての時間管理の成功です。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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