Notion構築は、使う人の人生に流れる川を整える土木工事のようなものです。
この工事を、単なる作業になるのか、その方の未来がより良いものにしようと設計から悩むのか、スタンスによって大きく変わってきます。
今、私の周りでNotionを仕事にされている方々を見ると、後者の方は、とても楽しそうに発信もされています。
「今日もNotionを触らせていただき、ありがとう」
そんな言葉が根っこにあります。
長期のNotion構築で初めて知ったこと
テンプレートのように、作ったものを配布するのと違い、
1からNotionを構築し、長期に渡って一緒に育てる仕事をしていると、どんどんお客様が変わっていく様を目の当たりにします。
始めは、Notionを導入すれば、なんでも夢が叶うと期待されますが、
結局のところ、自分が動かないとNotionは使えるようにならないし、自分からNotionによせて考えていかないと、使い続けるツールにならないことを知ります。
当初は、紙やExcelでやっていたことを、そのままNotionに転用することを考えます。
でも、実際に作ってみると、どうもこれじゃない感があり、非常に使いづらいツールであることを知ります。
ここで、諦めて元の形に戻すのか、突き抜けて悩む道を進むのか、分かれ道がきます。
このときに、情報の切り口を、アナログからデジタルに切り替えることができるかどうかが、その後のNotion活用に影響がでます。
これが、人に教えることで、初めて知った驚きだったのです。
自分でNotionを使えるようになるためにできること
自分でNotionを使えるようになる人に共通しているのが、
- 失敗しても恥ずかしいと思わない人
- タスクと人の関係が、クリアに見えている人
- 基本楽になることしか考えていない人
- 今までのツールとの共存を見出そうとする人
です。
そして、一番大切なこと。
それは、初めて目にするものを興味を持つことです。
これは、小さな子どもが目につくものを、
「これ、なあに?」と親を質問攻めするのと同じです。
Notionは年々新しい機能が搭載されていきます。
昨日までなかったアイコンが、今日新たにお目見えしたとき、とりあえず触ってみる人は、どんどんアイディアも湧いてくるようになります。
このように、好奇心を持つ人は、生まれつきの性格でもなく、だれもが持っています。
小さかった頃のワクワクを、思い出すことができれば、私はだれでも可能性はあると思っています。
そして、それを思い出すサポートをすれば、だれだって自分が主役になれるNotionページを作れるようになります。
鉄棒の逆上がり。子供の頃どうやってできるようになったか、覚えていますか?
おそらく、先にできた友達や、先生、親や兄弟といった人がそばにいて、練習を手伝ってもらっていたはずなのです。
ちょっとした補助のサポートがあって、人は安心してチャレンジができます。
この安心感があれば、人は必ずできるようになります。
一緒に人生というビルを解体・構築させていただく幸せ
実際に、サポートする仕事をしていると、一人ひとりのワクワクをそばで見せていただくことが多いです。
その方にとっての初めての体験を、そばで見守ることができるなんて、これほど嬉しいものはありません。
実は、私の本職である経理サポートですが、作業をそのまま代行せず、ご自身で経理をするサポートをしてきました。
会社だったら、経理担当者の横にいて、楽に作業をするポイントをアドバイスしたり、実際に一緒に作業して、経理業務の補助をしています。
実際に、今までやってきたことを一旦壊し、新たに立て直すさまは、まさに工事現場の足場や囲いの役割に似ています。
私の役割は、安心して古いものを壊してもいいんだという安心感を得てもらうこと。
ただ、これだけなのです。
最近、あれこれと知識を伝えるのが仕事なのでは?と思っていましたが、
どうやら、違っていたようです。
お客様から教わることが、本当に多いです。
逆に、大切な人生の一部に、一緒に居させていただき、ありがとうございますと、
感謝の言葉をお伝えしたいです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
昨日に引き続き、Zapia Notion Chatworkの連携設定。なんとかできました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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