鳥は、巣立ちの際、親から羽ばたき方を教わらず、真似て覚えます。
個人事業主やひとり仕事の始め方も、同じく、何かの真似から始めると効率がいいとされています。
一体、どのようなケースを真似ればいいのでしょうか。
何事も、真似から始める
小さな子どもたちに、水泳を教える際、
「先生のやっていることを真似てごらん」と言うことがほとんどです。
決して、手取り足取り教え込むことをしません。
まずは、上手な人から動きを真似て、自分で試していく方法が、一番速く技術を会得していくからです。
税務署に開業届を提出して、個人事業主を始めた方。
法人登記もして、会社を始めたひとり社長。
いずれも、誰かに命令されて始めたわけではありません。
(取引先に言われて始めるケースも……)
そして、どうやって継続させるのか、だれも教えてくれません。
(セミナーを通じて教えてくれる場合もありますが……)
まして、自分にとって正しい方法を知ることは、ほぼ不可能と言えるでしょう。
どうやって、皆さんは仕事を始めたのでしょうか。
そして、どうやって続けていらっしゃるのでしょうか。
これは、うなぎの蒲焼のタレが、代々続く秘伝であるのと同じ。
ひとり仕事の秘伝であり、部外秘でもあるので、なかなか知ることができないのが現状です。
私は、ひとり仕事を始める前に、どなたかをメンターとして、模倣するパターンを決めておくようおすすめしています。
そうすれば、事業の始まりを、スピードを落とさずに続けられるようになります。
みなさんにとって、メンターとなる諸先輩方を選んでおきましょう。
参考にするときの選び方
では、どのような方を選べばいいのでしょうか。
最終的には、なりたい姿を体現化させている人であれば、どなたでもいいでしょう。
でも、一つ気をつけるポイントとしては、長期に渡って、安定的にひとり仕事を続けている方を、模倣するといいと思っています。
理由は次のとおりです。
- 短期的に爆発的に売り上げるケースは、長く続くことを考慮していない。
- 全くもって営業形態を変えてしまう。
- 発信の内容に、嘘がないか。
これらが一つでもあると、その方は長く事業を続けている確率が、格段に下がっているのです。
もし、模倣するのであれば、長期に渡って継続的経営をしている方を選ぶといいでしょう。
真似だけに終えない、自分のオリジナルの築き方
でも、実は、この「模倣」は少し使い方を誤ると、ビジネスチャンスを手に入れられないというリスクが伴います。
まったく同じことをやっても、同じような効果が出るとは限らないのです。
なぜ、そうなってしまうのでしょうか。
これも、理由は簡単です。
その方の環境と、自分の環境が全くもって違うからです。
時代の違い、場所の違い、年代の違い、ネット環境の違い。
すべて同じ条件ではないからです。
では、これからひとり仕事を始める方は、どうしたらいいのでしょうか。
ロケットスタートのための模倣だと割り切ること。
その後は、自分だけのオリジナルの秘伝のタレを生成すること。
そして、一旦模倣したやり方を破ってみること。
「守・破・離」です。
私も、メンターの方のマネからはじめました。
でも、どうもしっくり来ないこともでてきたのです。
そうしたら、自分だけのオリジナルのタレとして、オリジナルの仕組みを、探し当てていくのです。
自分にとっての正解を見つけられるには、まずは動かないとわかりません。
この最初に動くために、模倣することをします。
あくまで、模倣です。自分にあったやり方は、動きながら試していかないとわかりません。
どんどん、チャレンジして行っちゃいましょう!
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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