「もうね、どんだけ仕事をしつこく繰り返しお願いしても、絶対に文句も言わないの」
そんな優秀な人材を確保しているAさん。
でも、Aさんはずっとひとりで仕事をしています。リモートでお願いしているのかな。
いいえ、Aさんの仕事を助けていたのは、なんとChatGPTとNotionAIだったのです。
これからの時代は、ひとりで仕事がしやすくなる?
ひとり仕事をしていると、仕事量が増えてくると手が足りなくなってきます。
仕事量の増加=収入の増加
という公式が成り立つ場合、忙しくなれば人を頼んで、仕事をやってもらうことでなんとか個人事業主は仕事をクリアにしてきていました。
でも、今の時代、人を雇うリスクも大きくなりました。
- 一度雇えば、簡単に辞めてもらうことができない。
- 社会保険加入で、個人事業主の負荷が大きくなる。
- 労務人事の仕事が増える。
雇わないとなれば、個人事業主同士の業務委託という方法もありますが、それなりにリスクがあります。
- 業務委託ではなく、雇用とみなされる。
- フリーランス法などで、対等な関係のはずがそうもいかなくなってきた。
- 仕事の依頼、納品後のチェックなど時間や工数が思ったよりかかる。
チームを組んで仕事する楽しさは、倍増ですが、デメリットも大きいこともあるのです。
そういう意味で、ひとり仕事をするのは、決して悪い選択ではないと思うのです。
ただ、ひとり仕事での最大なデメリットは「人手がない」です。
それをクリアするのが、ガジェットであり、DX化です。
そのDX化のうちに、「AI」があるのです。
今の時代、スマホにもChatGPTが搭載されるようになりました。
こうなると、今後は、一人でできる仕事の幅が広がるので、チャレンジする方もどんどん増えてくるのではないでしょうか。
今のところのAIにお願いしているもの
現在、私がAIを活用しているのは、次のとおりです。
このおかげで、確実に1日は時間短縮できています。
セミナーのアジェンダたたき台をAIに書いてもらう
今回、メルマガ読者の方限定に、セミナーを企画しています。
テーマと対象者、セミナー開催時間などをプロントとして入力すると、スラスラとたたき台を作ってくれます。
ゼロからアジェンダを作るのは、結構エネルギーがかかります。
とりあえず、ChatGPTに書き出してもらい、Notionに飛ばしておけば(ChatGPT to Notion:Google拡張機能)、あとからじっくり見返して手直しすることができます。
ゼロから作るのと、手直しから着手するのでは、取り掛かるまでの時間も大幅に短縮するので助かっています。
画像をテキストから作ってもらう
画像生成AIは様々なものがあります。
AIで絵本まで作れてしまう、そんな時代です。
私は、今のところCanvaの「Text to image」を使っています。
以前も試していたのですが、精度は少し高まってきているようです。
このような画像は、出来がよかったものは、ブログの写真としてアイキャッチに利用することもあります。
ついでに、ショート動画も作ってもらう
なんといっても、Vrewはすごくなりました。
以前、同じツールを試してみたのですが、人間の手で修正する箇所が、随分減ってきたようにみえます。
かつてのVrewは、まだまだ手間暇かけて仕上げる箇所が多かったものです。
でも、今は、随分と使い勝手がよくなっています。
実際に、ブログ→NotionAIで要約→Vrewでショート動画生成してみました。
この動画は、私の手を使った部分は一切ありません。
多少、テキストに粗があり、文字が足りなかったりしますが、それこそ、人の手で直すくらいなら、それほど負荷がかかりません。
これなら、TikTokやYou Tubeショートに量産していくことが可能です。
ダミーデーターを作ってもらう
セミナー等で、人様にデータを集計されたものを見ていただくことがあります。
このとき、リアルデータだと、プライバシーの問題でぼかしを入れたり、手間暇かけて加工しなければなりません。
でも、ChatGPTに、例文を提示して、そのダミーデータをどのくらいの量で、どのような形式で出力すればいいか、指示すれば、すぐにでも作ってくれます。
以前、ChatGPT3.5で作成した仕訳ダミーデーターと、今のChatGPT4.0とを比較してみます。
以前のChatGPT3.5
仕訳の貸借が逆になっていたり、間違いだらけです。
今のChatGPT4.0
今の方が、表現の仕方が洗練されています。
そして、仕訳内容も現実の仕訳に近くなりました。
ただ、経過勘定の貸借が逆なので、いまいち簿記はまだ、わかっていないようですが。
そこは、もう一度、間違えたところを指摘すれば、正しく表示するようになります。
未収収益と売上収入の貸借を直して、再出力してくれました。
人間だったら、間違いを指摘するのに、ものすごく気を使いますが、ChatGPTにはそれがありません。
心の負荷も、随分と楽になります。
AIの使い方はひとそれぞれでOK
まだまだ、AIを使った仕事はありますが、ChatGPTに特化したところでは、いまのところ、以上となります。
いや、動画生成AIはすごいですね。
ネットにアップするので、情報漏えいが心配されますが、どうせネットにアップする動画なので、漏洩しても大きな問題にならないと判断しています。
これで、だいぶ発信への障壁も低くなりました。
下手すれば、テーマだけ決めて台本もAIに書いてもらうこともできます。
でも、どこまでAIをこき使うかは、人それぞれだろうなと思うのです。
私は、土台はあくまで自分で書いておきたいと考えています。
それを、どう出力するのかを、AIに加工してもらうようにしています。
厨房でいれば、食材は自分で育てて、収穫も自分でやりますが、調理はAIにお任せするといった感じでしょうか。
AIが出始めて、最初は恐る恐る使っていたのですが、今では随分とこき使うようになってきています。
動画編集とデータ作成、文章生成をしてくれるマルチな人材を月15万円で雇うことを考えれば、月々2,000円前後で同等の仕事をしてくれるのは、超格安です。
みなさんも、自分の良き相棒を、ぜひ見つけてみてくださいね。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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