子どもや家族を守るためにできること。
それは、技術、知識、経験といった総合力が大切です。
ヨット帆走講習会で学んだこと
先日、地元のヨットクラブで、帆走経験者を中心としたセーリング講習会がありました。
クラブの先輩と二人乗りディンギーに乗り、個別にレクチャーを受けます。
セーリングは、まったく同じ環境でできるものではありません。
自然は刻々と変化し、風も、気温も、水の状態も、一度たりとも同じことがないのです。
そんなファジーな環境で、一番適切な技術を発揮するには、ひたすら様々な環境で、帆走練習を重ねるしかありません。
もちろん、ただ惰性で帆走してたら、技術の向上はできません。
セーリングには、理論があります。
セーリングで勝つためには、体力だけでは叶いません。
気象学(自然環境での判断材料)、航空力学(帆走のしくみ)、海洋や周辺の地理・地形学(風を読むために必要な情報)など。
必要な知識は、多くあるのです。
そして、ルール。
4年に一度、改定されているセーリングルールには、
- 競技規定(レース時のルール)
- 装備規定(レース時のヨット装備ルール)
- ケースブック(レース規定等の公式解釈)
などがあります。
ケースブックは、税法でいえば、「基本通達」のようなもの。
セーリングは、総合力で強くなることがご理解いただけるかと。
知識と技術のバランスがあって、初めて自分の技能になるこのセーリングで、
自分の技量のなさに痛感させられるのです。
家族問題で自分自身が助けられたこと
家族が困っていたら、私はどのように助けることができるだろうか。
これは、親になった方には、実感できる悩みかもしれません。
思春期の子どもと対峙するとき、私は過去に勉強してきたことが役に立ったことがありました。
臨床心理学と、児童・教育心理学でした。
学生時代に学んだことが、子育てに役に立ち、また仕事でも役にたったのです。
知識だけではありません。
実際に、教育の現場にいたことで、指導する技術も磨いていた時期があったことで、家族に対して冷静に向かい合うことができたと思っています。
家族での問題は、ついつい感情が先走ってしまうものです。
不安、理不尽、理解できない展開など。
今まで知らなかったことが目の前で繰り広げられるわけです。
このとき、冷静でいられたのは、学生時代に勉強してきたこと、経験していたことでした。
人を助けるには、知識だけでは難しいでしょう。
知識と、それに基づく技術や技量があってこそ、初めて、人に対してフォローができるのです。
気休めの言葉では、すぐにバレてしまいます。
圧倒的な安定感には、時間かけて得たものが欠かせないのです。
お客さまのためにできること
さて、ひとりビジネスではどうでしょうか。
どのようなサービスを展開するのか。
それは、自分の人生の中で、積み重ねてきた知識と技術から見つけれたらいいのではないでしょうか。
そういう意味で、50代からのひとりビジネスは、他の世代より強みを持っていることになります。
また、完璧な知識や技量がなくても、お客さまのために必死に勉強して技術を磨くことを継続していれば、それだけでも十分に人様にお役立てできます。
私が唱えているひとりビジネスとは、単なるお金を稼ぐツールではありません。
自分の生きざまで、誰かを救うことであり、そのために日々のルーティンで、知識と技量を磨き続ける生活をすることを言っています。
そういう意味で、瞬間風速的に大金を稼ぐことになりませんが、
これからの人生を全うするために、自分を通して役にたつ存在であり続けるために、
ひとりビジネスを選ぶ。
そんな生き方もいいのではないでしょうか。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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