Notionでページを作り始めたけど、継続できなかった。
そんな悩みを持つ方々がいらっしゃいます。
かたや、自分でページをどんどん作り、オリジナルテンプレートを作成する方もいらっしゃいます。
これは、Notionに限ったことではなく、いろんなツールに見られる傾向です。
継続させたいけど、どうしたらいいのかわからない方へ。
続けている方とそうでない方の違いを見て、参考にしていただければと思います。
まずは、ツールを導入する訳を整理しよう
まず最初に、断り書きを書くとするならば、継続するのに性格は一切関係ないということです。
マメな人だから、ズボラだから。
確かに、最初の第一歩では、有利不利があるかもしれません。
でも、継続していくと、その人自身の性格は関係なくなっていきます。
下手すれば、ズボラの人こそ、継続できたりしちゃうのです。
そもそも、なぜツールを導入しようと考えるのか。
これを忘れてはいけません。
ツールがないために、不便を感じることがあったから、時間とお金をかけてツールを導入したはずです。
この最初に思った「不便」をしっかり言語化できているかどうかで、
その後導入したツール設計が、きちんと不便を解決できるものになるかどうか、影響を与えます。
この言語化は、難しいように見えますが、手順を踏んでいけば、誰もができます。
- 今の仕事の流れを図表にする。
- どの箇所がやりづらくしているのか、あぶり出す。
- 代替できるものがあるか、置き換えてみる。
- 自分にとって、どの情報が必要なのか洗い出す。
- 逆に要らない情報、手続きがあれば、削除してみる。
- 1.から5.をやって、新しいワークフローを書いてみる。
言語は、日本語だけに限りません。
図もりっぱな伝達方法です。
このように、Excelで作ってみても十分です。
システムに詳しい人や、外部業者に丸投げしてしまっては、意味がありません。
A3のコピー用紙に、手書きで書いたっていいのです。
自分で作ることで、自分の悩みの正体が浮き彫りされてきます。
これは、必要だと思いこんでいたことが、実は、いらなかったのでは?と気づくことがあります。
ぜひ、自分で作ってみてください。
継続する人、そうではない人の違いポイント
さて、新しいツールの使い方がわかったところで、早速作っていくのですが、この作る作業も、自分でやることをオススメします。
さすがに、専門的知識がないとできないことは、わかる人に作ってもらうのもありです。
時間的効率も上がるのであれば、人に依頼するのもいいと思います。
でも、実際に作っていく過程で「?」と思うことが出てきます。
必ずといっていいほど、「実は、これじゃないほうがいいのでは」と気づくので、自分で作って、自分でその場で軌道修正していく方が、効率がいい場合もあります。
この考えからオススメするツールが「Notion」です。
Notionは、普段パソコンを触らない方でも、まるでプログラマーが作ったような仕組みを、サクッとできるツールです。
本格的なシステムを入れる前に、Notionで試行錯誤していくことができます。
そんなNotionの使い方もあっていいのではないかと。
さて、こうして作った仕組みを、試行錯誤しながら使い続け、進化させていく人。
途中でやめることを選択した人の違いを、ピックアップしてみました。
常時パソコンを開くかどうか
実は、これが一番大きい要因ではないでしょうか。
パソコンを常時使う方は、ほぼ大きいモニターを使い、へたすれば2画面に展開するなど、視覚的情報を効率よく目に入れる工夫をしています。
パソコンを常時持ち歩く、パソコンを持ち歩けないときは、代替機(iPad miniなど)をパソコンと同じ環境で使えるようにしているなど、ガジェットに工夫しています。
このように、常に目に入る仕組みをつくっていると、継続はしやすくなります。
パソコンを立ち上げたら、すぐにNotionページが閲覧できるようにしていれば、ほぼ毎日使い続けるようになります。
そして、使いながら、創意工夫するようになり、どんどんと進化していくようになります。
生活のなかで、何を第一優先にしているかどうか。
これが、分かれ道になっているかもしれません。
新しい物好きであること
ツールは、どんどん機能が追加され、新しい機能によって可能性が広がっていきます。
もし、導入当初に思い描いていたやり方があって、機能が足りないために妥協していたとします。
新しい機能を試してみて、自分にとっていい効果があると分かれば、躊躇なく改善していきます。
でも、いったん導入したものに、完璧に満足していないにもかかわらず、そのまま惰性で使っていれば、そのうち使わなくなるようになります。
貪欲に、自分にとっていいものは積極的に取り入れようとすること。
いくら新しい機能が出たとしても、現状が自分にとって最高であれば、取り入れない判断ができること。
この2点がある、なしで、違いがあるようです。
ツールの中にご褒美をいれているか
毎日、ツールを開くとき、期待感があり、ワクワクすれば、継続して使うようになります。
でも、そのツールにある情報が、自分にとってモチベーションが下がることがあれば、自然と遠ざかってしまいます。
まさに、この現象がよく起こるのが、経理です。
売上がどんどん入ってくるなら、毎日データを開いてもワクワクします。
でも、どんどん経費が出ていく状況であれば、「ま、まとめて入力すればいいか」と、目に触れないようになります。
自分にとって、このワクワクがあるかないかで、大きな違いが生まれているかと。
ツールを触る時間を作っていること
ここまで、ツールの存在が自分にとって欠かせないものになれば、ツールを触る時間を何が何でもキープしようとします。
私は、毎朝、まずはNotionでタスクをチェックする時間を作っています。
たった5分です。
この少ない時間ですが、毎日やることで習慣化されます。
習慣化とは、何も考えなくても行動できる状態の事を言います。
ここまでくれば、毎日Notionを触ることができるので、どんどん改善していくスパイラルが生まれてきます。
新しい習慣を始めるには、覚悟が必要
このように、Notionに限らずツールを作って、使い続けるようになるには、それなりのエネルギーが必要です。
人は、行動する量は限られており、人によってキャパシティも違います。
でも、新しいことを始めるには、今までの何かを捨てる覚悟があれば、可能性がひろがってきます。
つまり、新しいツールを使ってでも、今までのやり方を変える覚悟があるかどうかです。
でも、それには、相当な勇気が必要です。
もし、勇気を持つスキルがあるとすれば、それは「時間」の取捨選択でしょう。
考える時間、なにか新しいものを作る時間、それを作ることができれば、新しいことにチャレンジする勇気が湧いてきます。
せっかく、新しいツールを使って、今までのやり方を改善し、新たな可能性をみつけていきたいというワクワクがあるとすれば、
素直にそれに従ってやってしまえばいいのにと思います。
「時間」「環境」「ガジェット」
まずは、外堀から埋めて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私は、個別相談にて、皆さんに必要なアドバイスをさせていただいています。
よろしければ、ぜひ。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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