炭の周りに、いっぱいの鮎の塩焼き。
たくさん刺すと、きちんと火にあたりません。
詰め込んでみて、わかることがあるようです。
仕事を詰め込むのは、自分に自信がないから
どうも、仕事を詰め込んでいたのか。
身体が重く感じることが多くなりました。
歳でしょうか。
そうでしょう。
しかし、若いからオーバーワークできるというわけでもありません。
確かに、若くて、仕事に慣れていないのであれば、気力体力馬力で、量をこなす時期もあってもいいでしょう。
ただ、それを永遠に続けたとしても、いつか体や心を壊すことになるので、
仕事を効率よくこなせるよう、段取りや技術、知識は若いうちに身につけておきましょう。
私は、キャリアの途中で、妊娠出産を3回繰り返しました。
この、若い時期に身に付けなければならない時期に、子育てに費やしていました。
特に、会計の世界では、税理士試験に合格し、税理士資格を得る必要があったのです。
朝、3時に起きて勉強し、残業して仕事して、保育園のお迎えもファミリーサポートにお願いし、
帰って夕飯と洗濯物との格闘。そして、夜の11時になんとか布団に滑り込む。
こんな生活をしていたら、いつの間にか、不眠症になってしまい、医師から
「子育てと税理士試験勉強は、無理です。ドクターストップをかけます」と言われ、
キャリアを積むことを諦めました。
それからずっと、このトラウマと引け目を持って、今に至るわけですが、
そのせいなのか、「自分は人より能力がない。だから量でこなさないとできない。」と思い込んでいました。
よって、ついつい、癖で仕事を詰め込むようになっていったのです。
このように、ただ、時間をかけて仕事を闇雲にするのは、
自分に自信がないからなのです。
詰め込むことで、自分が新たにわかる
仕事を詰め込むメリットもあります。
自分のできないことが、はっきりわかるからです。
自分の得意なこと、すでに経験値があること、効率的にこなす術を知っていること。
このようなことは、ある程度の量をこなすことができます。
多少詰め込んでも、なんとかなるし、目処を立てることができるからです。
しかし、苦手なこと、嫌いなこと、技術的なことを知らないことについては、
仕事を詰め込んだ際、必ずぼろがでます。
かつての私だったら、「なんて私はダメなんだろう。」と落ち込んでいたわけですが、
ひとり仕事をしている今、「おっ。これは私がやってはいけないものだから、メニューからはずそう。」
と切り替わっています。
このように、負荷をかけてみて、身につくこと、そうでないものを判断する基準にもなってくるのです。
この視点から見たら、この「仕事を詰め込む」ことは、決していけないことではないと、ご理解いただけるはずです。
できないこと、苦手なことはできる人に譲る
組織に雇われていたら、できないことを断ることは難しいでしょう。
命令には従わなければなりませんから。
よほど、上司が適材適所に、仕事を振れる状態であれば、まだ、助かります。
しかし、全ての上司と言われる人が、それができているとは限りません。
しかし、ひとり仕事は、自分で自分のメニューを決めますし、看板を立てます。
最初は、できる。と思っていたことも、やってみて違ったことがわかる時もあります。
しかし、ひとり仕事なら、そこは臨機応変に、変えていくことができるのです。
できないから、だめではないのです。
自分にしかできないことがあるから、できないこともあるのです。
できないことは、できる人にお任せしましょう。
内科医は、骨折治療を整形外科医に任せます。
それと一緒です。
そして、自分にしかできないことを磨くのです。
何があっても、自分しかできないことは必ずあります。
それを探しながら、ひとり仕事を続けるのは大変です。
しかし、いらないものを削ぎ落とす感覚は、ぜひ味わってみていただきたいものです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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