トンネルをくぐると、そこは海でした。
短いトンネルなら、出たときの景色が予想できます。
長いトンネルなら、抑圧された状態が長く続き、結構つらい思いをしたりします。
でも、どちらもトンネルを出たときの、景色が爆発する感覚は、快感とも言える嬉しさを感じるものです。
一人でビジネスをすると決意したとき、私はまさに長いトンネルの中にいました。
その時の心境を綴ります。
午前中の保育園児のお散歩のできごと
小さな子どもたち十数人が、保育園の先生に連れられてお散歩しているところに遭遇しました。
線路の下にくぐる歩道に差し掛かったとたん、
「わあーーーー」
と一斉に声を出したのです。
トンネル内の反響が面白かったのでしょう。
それまで、大人しく歩いていた子どもたちですが、トンネルに入ったとたん、好きなように声をだす姿に、生きているなぁと感じる一幕でした。
ちょっとした閉所恐怖症である私は、トンネルが嫌いです。
新幹線がトンネルに入った時、耳がツゥーんとする感じが苦手です。
でも、保育園に通う子どもたちが、トンネルの中で楽しむことに全力使っている姿を見て、
トンネルも楽しいところなんだと、教えてもらいました。
嫌だなと思っていたトンネルだけど、トンネルでの楽しみ方もたくさんあるんだと。
ひとりビジネスでのトンネルの過ごし方
ひとりビジネスで、成果をあげる期間は、人それぞれです。
まだ、私は、目標半ばで、成果を上げたうちに入っていないかもしれません。
ひとりビジネスというトンネルに入る時、その先の景色が見えているかどうかで、心理的圧迫は、ずいぶんと違ってくるようです。
トンネルの中にいると、外の景色が全く見えません。
でも、歩く方向が一定なので、まずは迷うことはありません。
(首都高速道路のように、トンネル内に分かれ道があることもありますが)
できることも限られています。ひたすら前に向かって歩くのみ。
ひとりビジネスなら、ひとりでビジネスをする練習をひたすらこなしていきます。
トンネルが長いなら、その人の課題もそれなりに多いということです。
短い場合、または自転車やバイクといった乗り物が手元にあるなら、それほど苦労なく成果を上げることができます。
でも、どちらも共通していることが一つ。
それは、トンネルを出たら、視界いっぱいに景色が広がっているということです。
苦労すればするほど、トンネルが長いほど、目の前の景色に感動するはずです。
保育園児に教えられたのは、トンネルの中で、楽しむことを思いっきりやるということです。
大きな声を出して、跳ね返ってくる音を楽しめるのは、トンネルの中しかありません。
もし、みなさんがまだ、トンネルの中にいるとすれば、その中でしかできないことを、存分に楽しめればいいわけです。
きっと、これは、今は苦痛でつらいものかもしれません。
でも、必ず楽しめるところがあるはずです。
私の場合、仕事からビジネスという「ゲームのように楽しむ」体験をさせてもらったことが、これに該当するのでしょう。
人によって、楽しむポイントが異なっています。
人の数だけ、トンネル内の楽しみがあるはずなのです。
メンタル維持=経済と自分に合ったタスクの維持
メンタル不調は、自由に使えるお金がないときと、自分に合わないタスクが重なったときに起こります。
まずは、自分が楽しめるものを、ひとつあるだけでもいいのです。
そして、安心感を得ること。
しっかり睡眠を取って、なにか楽しいことに没頭できる時間があれば、なんとか食べていけるようにしようと、考えて行動する元気がでてきます。
トンネルの中を移動するのに、一定の我慢が必要です。
楽しみながらでも、歩き続けるのですから、メンタルを維持できるようにしておきたいものです。
永久に続くトンネルはありません。
でも、もし今がつらい時期なのであれば、一度声を出してみてください。
予想を超えて、響く自分の声に聞き惚れるかもしれませんよ。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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