※iPhoneでも、味のある写真がとれました。By iPhone 12 mini
私は、このブログの他に、毎日メルマガを発行しています。
年齢を重ねてからの、個人事業主「ひとり仕事」にチャレンジする私の奮闘記で、
毎朝、1日の予定を公言して、つれづれなるままに書き連ねています。
ひとり仕事の方や、これから目指す方々に向けて、少しでも気持ちが楽になっていただけるよう、心がけているので、
ときには、フッと笑いがこみ上げる私の失敗談もたくさん取り上げております。
わたしは、このメルマガで、あえて、休むときは大手を振って「本日はオフ」と公言するようにしています。
「おいおい、サボり？仕事している？」と思われても、宣言しています。
そうすると、いったいどのような影響があったのか、自分でもいい発見ができたので、このブログでもお話しようと思います。
結論：なにも変わらない
個人事業主は、自分自身がお店になります。
店舗なら、土日休業とか、○曜日定休日など、看板に上げているかとおもいます。
個人事業主も、それと同様に、「今日は休んでいます。」と言っても差し支えないはずです。
ところが、
仕事がないと思われたらどうしよう・・・とか、
サボり気味と思われて、仕事の依頼をされなかったらどうしよう・・・とか、
この人、体調が悪そうだから避けられるかもしれない・・・など。
周りからの見た目を気にしなければならないと思ってしまうケースが多々あるようです。
私も当初、休むことを公言することに、気がひけておりました。
でも、それは、今思うと、雇われ時代からの束縛にすぎないのです。
暇だと思われたら、余計に仕事が振られるし、
下手に優秀と思われたら、嫌いな仕事が余計に振られるし、
悪い評価になれば、ボーナスが削られたりするし、
自分のためとか、お客様のため、というより組織の中で生きていくために、本音を隠すことが、
長年の悪癖として身についてしまっているのです。
このクセを削ぎ落とすのに、私は1年かかりました。
そして、今、はっきりと素直な気持ちで、「今日はオフ！」と公言しています。
すると、どうでしょう。逆に、気持ちがらくになった分、仕事が楽しくなってきました。
売上としては、変動なしです。
逆に、ワクワクした自分に肯定感が増してきて、1日の疲れが建設的なものになってきたのです。
どんなに取り繕っても、結果が変わらないのであれば、楽しい方を選択すればいいのではないでしょうか。
これがわかってから、恐る恐る公言していたことを、堂々と休む宣言ができるようになりました。
素の気持ちを言うことに意味がある
以前は、なんとか集客しなきゃいけないと思い込んでいました。
SNSの発信や、ブログ、オンラインセミナーの企画や、YouTubeチャンネルの開設など・・・
今までやったことがないものばかりです。
基本的に、人生の稼働時間に限りがあることがわかっていたので、
数多くやれば、なにかに当たる戦法で続けてきました。
ところが、続けていくうちに、気づいたのです。
本音で、素の気持ちでやらないと、本当に続けられないということに。
どんなに繕っても、にじみ出るものがあります。
そして、それは、必ず相手に伝わるのです。
言葉の端々、非言語コミュニケーション、瞳の中から伝わる本音など、
どんなに表面上盛っても、自分の状況は伝わってしまいます。
組織なら、露出しないのでいいのですが、ひとり仕事なら余計にわかってしまうので、
もう、そこは、正直に、誠実に、生きている姿を見ていただくのが一番になるのではと。
それに気づいてから、YouTubeでは、自然体で話すようになりました。
そんなに賢くなさそうと思われても、お客様とのミスマッチが防げるのであれば、
それは互いに取って利点しかないはずです。
SNS上でも、変に盛らないことにしました。
無理して盛るのではなく、盛ることに楽しんでいけばいいやと割り切ったのです。
確かに、大きな評価をいただくことはありません。
しかし、承認欲求にかられることなく、淡々と等身大の自分でいることしかできないとわかったので、
自然とこなれて行けばいいと思っています。
綺麗事で身を固める弊害
あと、3ヶ月前に体調を崩したことも、大きな理由になっています。
無理して、いろんなことを自分に課してきたのですが、熱を出してしまいました。
ちょうどそのときに、自分にとってあまり得意ではない仕事をしており、
仕事の受け方に、真剣に考えるきっかけになったのです。
もし、あのまま無理していたら、もしかしたら、自分を追い詰めてしまっていたかもしれません。
組織の中なら、オンとオフが明確だし、いざとなれば労災もあります。
しかし、個人事業主は、なんの保証もありません。
自分自身が、生き生きと仕事をし、自分の機嫌を自分で取っていくしかないのです。
となれば、メンタル維持を考えたら、自分の本音に嘘をつかないことが大切です。
サービスを提供する側も、受ける側も、よりよい生活を求めて、互いに高め合う関係です。
そこに、嘘は必要なくて、いかに生き切るかが、大切だと思っています。
私がこれに気づいたのは、つい今日のことです。
これまで、不器用ながらもがいてきたからこその今だと思っています。
無理に、自分を受け入れようとしなくても、凧が自然と風に乗れるように、自分を理解できるでしょう。
時期がきたら、きっと良い答えがやってくることを信じて。
自分に正直になろうと決めた1日でした。
＝編集後記＝
【昨日のできごと】
今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。
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