Notionは新しいフェーズに入りました。
これからのNotionは、使い手ユーザーである私達が、新しい世界を作ってまいります。
とりあえず、Notion meetを使ってみてほしい
Notionコミュニティは、世界各国にあり、Eventが行われています。
今回、私が参加したのは、Notion Japan community Eventで、東京某所で行われました。
これは、NotionアンバサダーやNotion Campus Leaderが集まり、互いの活動の情報交換や、最新の機能の発表などがなされます。
そして、サンフランシスコ(Notion本社)からスタッフがゲストで参加するときがあり、Notionに関わるホットな情報を提供して頂いています。
※Notionアンバサダーになりたい方はぜひ。こちらのサイトから
そんな中、今回も多彩なゲストがいらっしゃって、楽しいミートアップとなりました。
さて、Notionのブロックで、日本が世界No.1で利用しているものがあるのをご存知ですか。
それは……。
Notion meetです。つまり、文字起こし&議事録生成AIブロックです。
今回は、本国のスタッフの話もあり、英語を苦手とする私は、通訳していただく方のおかげで、なんとか会話の意味を把握することができていました。
そして、このNotion meet。
スマホアプリとしてインストールしているNotionで立ち上げると、英語で聞き取りながら、即時日本語に変換され、会話の意味を理解することができたのです。

Notion meet の文字起こし
英語を聞き取るときは、英語でヒアリングし、即時英文が日本語にハラハラと変身していく様は、度肝を抜きます。
そして、議事録モードを開くと、

なんと、綺麗にまとまってます。
そして、最後にアクションプランまで。
はい。SNSで感想を共有するのを忘れずに……。
恐ろしいことに、アンバサダーたちに伝えられた、イベント後のアクションまで、きれいにまとめてくれています。
通常、文字起こしツールは、オンライン会議の際に利用するケースがほとんどです。
なぜなら、マイクを通じて拾われた音声しか、文字起こしツールは音を拾えないからのです。
しかし、Notion meetは、パソコンにあるNotionでも、スマートフォンにあるNotionアプリでも、同じように利用できます。
今回のように、リアルのミーティングでもパソコンやスマートフォンのマイクから音を拾い、Notion上で文字起こしをしてくれ、終了時には1分も立たないうちに議事録が出来上がる様は、まさに議事録生成のスーパーサイア人(ドラゴンボールの登場人物;限界突破したパワーを持つ超人)なのです。
これを利用するためだけに、Notionのアカウントを作成する意義はあります。
今回、イベントすぐにブログを書くことができたのも、このNotion meetのおかげです。
ぜひ、使ってみて、AIの凄さを実感していただければ。
同じNotionコミュニティだけど、色んな色がある
いままでのイベントは、主にNotion本社からゲストがいらっしゃって、担当する仕事にちなんだ情報を発信していただくことが多かったです。
でも、今回は、世界各地のNotion Communityに参加して、発信もされているAlejandraさん(Notionアンバサダー、コンサルタント)が登壇し、各地のコミュニティ活動の様子を紹介していただきました。
同じNotionなのに、活動の仕方は富に飛んでおりました。
お話を伺って思ったこと。
それは、コミュニティ運営の成功は、やり方が起因しているわけではなく、熱量だということです。
誰かの真似ではなく、自分から自然に湧き出てきた気持ちを形にする。
それだけでも、コミュニティ運営の肝になることがわかって、少し安堵した自分がいました。
各国のコミュニティ活動について、直接目で見てきたアンバサダーの言葉には、「自由でいいんだよ」というメッセージがありました。
Notionの何がいいのか。ここに全てが語られています。
なんだっていいのです。
かっこいいページやデータベースをつくることに、焦っていませんか。
かわいい画像が貼れず、おしゃれな字体にできずに、恥ずかしい思いをしていませんか。
思い出しますね。学生時代のお弁当の時間。
キャラ弁を鮮やかに作ってくる人もいれば、無骨な醤油色のおかずとプチトマトで構成された、堅実なお弁当の人もいます。
でも、どれがよくて、どれがいいという優劣はなく、隠しながら食べていた過去の自分に、
「自意識過剰だよ。誰もそんなこと卑下しないさ」と、言ってあげたいです。
Notionは、普段デジタルに関わらない人にも
Notionの企業文化は、一般的なGAFAのようなものではありません。
どんな人でも、つまり、バリバリのエンジニアから、全くデジタルに不慣れな人でも、同じNotionを使って自分のためのワークスペースを作れるツールをつくる会社です。
あくまで、ユーザーの声に忠実に向かい合い、今までいろんな機能が搭載されてきました。
そして、それによってできることもどんどん増えてきました。
Notionのすべての機能を知り尽くした、デイビット(Notion本社社員)は、最終形態であるNotionページを私達にだけ、みせてくれました。
ん?リレーションを張り巡らされたデータベース?
Notion数式をゴリゴリに組ませたプロパティ?
外部ツールに連携して、全自動洗濯機で洗濯物が乾くがごとく、データが集積されている?
いざ、みせていただいたのが、なんと、単純なチェックボックスと、外部ツールに飛んでいけるURLが貼られた簡素なページだったのです。
会場で、ドッと笑いがおきましたが、まさに、Notionは、これなんだよなと、強い共感を得たわけです。
以前、こんなXのポストがありました。
これは、パリオリンピックのときのポストです。
射撃のトルコ選手が、当たり前と思われた過剰装備の選手と真逆の、まっさらなスタンスで、スルッとメダルをゲットしたのは、記憶に新しいのではないでしょうか。
それを例に引き合いに、Notionのページを過剰武装するのと、チェックボックスだけでスルッと運用するのは、どちらが進歩的で、どちらが悪いということは、全くもってないと、話していただいたデイビットに、私はありがとうと伝えたいです。
これこそ、Notionの凄みでもあります。
ゴリゴリの武装ページで、複雑なことをしたっていい。
チェックボックスだけで、サラッと日常のルーティンをこなしたっていい。
今回のミートアップで、私は、あまりにも機能が多すぎて、追いつけていない自分に引け目を感じていたのが、アホらしくなりました。
さて、明日もNotionのめくるめく世界に没入してまいりましょうか。
とりあえず、複雑になってかえって使いづらくなったページを、サクッとアーカイブにしてしまうところから手をつけることにいたしましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
引き続き、仕事部屋のお引越し。思いの外、時間がかかっています。
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