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コンテンツ力で世界を動かす 枕草子と源氏物語

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大河ドラマの「光の君へ」。

千年以上経っているのに色褪せないコンテンツの力が、当時の政治の世界で影響を与えている様子を描いています。

ここに、コンテンツ力の凄さに驚愕しつつ、マーケティングや営業も、

所詮コンテンツに力がなければ、成果がでないことに妙に納得しています。

日本工業界の最強コンテンツ「ダットサン」

目次

日本の文学界に君臨し続ける女流作家の凄み

「源氏物語」は、千年以上前の女性貴族が、依頼されて執筆した物語です。

その後、長い歴史の中で、写本を繰り返し、現代では、映画、少女マンガ、現代訳、舞台、それも宝塚歌劇まで。

多くの媒体を通して、過去から未来へ語り継がれています。

大河ドラマでは、その物語が生まれたいきさつがストーリーになっており、ある意味、変わり種源氏物語とも言える作品になっています。

ストーリーについては、書籍を読んでいただければと思いますが、

ここでは、なぜ、千年以上も語り継がれてきたのか、その理由に、最強のマーケティングや営業の秘訣が隠されているのではと、思ったりするのです。

とりあえず、ざっとストーリーだけでも追っておきたいなら、

子供向け学習まんがシリーズがおすすめです。

角川まんが学習シリーズ まんがで名作 源氏物語

 

そして、もう一つの最強コンテンツ「枕草子」。

ほぼ同じ時代に生きた、別の女性貴族に仕えた女性が執筆しています。

こちらは、美しい日本語であり、リズム感よく読める正統派コンテンツです。

中学の古文として、教科書に掲載され、書き出しの「春は曙〜」は、暗記させられたものです。

枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川文庫ソフィア 95 ビギナーズ・クラシックス)

 

両方とも、子供向けの書籍を紹介いたしました。

さくっと、あらすじを把握するには、十分かと。

源氏物語については、大和和紀先生の「あさきゆめみし」を読破するほうが、雅のなかでの大人な世界を堪能できるかと。

 

このように、この2つの作品は、ほぼ同時代に生まれたコンテンツなのですが、古文でありながら、まったく色褪せることがなく、世界最古の物語として、地球上に君臨しつづけています。

これは、とんてもないことなのではないか。

ほぼ毎日ブログを書く私は、この凄さにおののいているのです。

コンテンツ力の主軸は、文章力とストーリ構成力

この最強コンテンツ。

当時の貴族に使える女性たちが、趣味で書いたものではありません。

政治的な影響力を発揮するため、周囲の大人たちの事情により生まれた作品なのです。

当時の日本貴族は、気持ちを伝え合う手段として、和歌が歌われてきました。

つまり、リズム感のある言葉で、伝えたい相手に、時空を超えて届けてきたのです。

今で言えば、気軽にLINEを飛ばし合ったり、InstagramやXのノリだったのかもしれません。

万葉集なんて、今で言えば、Twitterのとりまとめサイトのようなものです。

そのような道具がありながら、なぜ、長文、長編コンテンツを産み出したのか。

おそらく、日本中、いや、隣国の中国や世界に向けて、帝の威厳を知ら示すために書かれたと思うのです。

もし、私が居酒屋でこの話題を口にするとしたら、

「マジ、ヤバくない?今の日本に、未来千年に残るコンテンツなんて、生まれてきていないよね」と、ハイボール片手に、焼き鳥もも肉を頬張りながら、大声で語っているに違いありません。

コンテンツは、営業が付加されて初めて完成する

コンテンツの強さは、文章力だけの話しではないです。

おそらく、周囲の政治家たちが、この物語を使って、営業掛けまくったり、華美に装飾したりする、「営業」の力があったのも事実です。

最強の文章力、ストーリ展開を持ったコンテンツに、最強営業が掛け合わされて、あの作品があります。

そのおかげで千年も生き続けているのです。

 

ただ、自分が心から動かされて産み出したコンテンツだけでは、作品として完成されません。

そこで、営業も掛け合わせれば、コンテンツが完成しないんだと気付かされました。

 

さて、自分自身のコンテンツに振り返ってみようと思います。

確かに、ブログはたくさん書いてきました。

YouTubeもあります。

50代からのNotion

 

下手したら、昔のTikTokも残っております。

個人事業主・中小企業経理コンサルタント 鈴木かずこ

 

でも、営業はどうかと言うと、リアルにお会いした方にお渡しする名刺に、

ブログのURLをQRコードから読み取ってもらっております。

また、オンラインセミナーを企画するなど、直接やりとりする機会もつくっています。

コンテンツを作るなら、作りっぱなしではなく、それを届ける行動も、もれなくついて始めて完結するものなのです。

 

世界最古の物語。学校の古文教科書にも掲載され続けている随筆。

これらが、どのように千年も生き続けていたのか、紐解くことで、

コンテンツの発信の意味を再確認することができました。

また、源氏物語を読んで見たくなりました。

漫画ですが。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

=おすすめのサービス=

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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