私は、子供の頃から本を読むのが苦手です。
言い訳するならば、それは目のせい。
乱視+遠視+斜位という、トリプル三重苦の上、最近近眼も入ってきたので、
メガネは3つ使い分けています。
こんな感じだから、本を読んでいると、だんだん文字が柄に見えてきて、最後まで読めません。
とはいえ、それでも本は読みたい。
そうやって、積読で溜まった紙の本とKindle本、Audibleの書籍を、なんとか読み進める工夫をしています。
今日は、その断片を少しご紹介します。
本嫌いが本を読もうとしているわけ
嫌いなことは、あえて無理することはありませんが。
しかし、ひとりビジネスをしていると、どうしても本を読みたくなるもので、月に数万円を散財しています。
ビジネスに必要であるのはもちろん。
今のトレンドを端的にまとめてくれているのが、ネット上のSNSより書籍だったりするのです。
今、買い漁っているのが、
- Excel関連の本
- マーケティングの本
- デザインの基礎
- 文章力の本
- ひとりビジネスの仲間が出版している本
- 会計・経理関連の本
などです。
いずれ、自分もKindle本を出版したいと思っているので、競合他者研究の意味もあります。
もし、雇われ人生のままだったら、読んでた本は、ひたすら税務関連の本だったかもしれません。
でも、こうやって自分に興味のあるものを、大手を振って仕事として本を読むことが、こんなに幸せだとは思いませんでした。
本を読むための工夫
インプットガジェットとしてのメガネ
さきほど書いたように、私の目は、非常にお金が掛かっています。
レーシック手術をしたわけではなく、私の裸眼に寄り添うレンズを、数種類用意しているのです。
まるで、一眼レフカメラのレンズを取っ替え引っ替えして、装着しているようです。
総額にして、ウン十万円。
今は、上2つのメガネ(パソコン用と運転用)の2つを、いつも持ち歩くようにしています。
そして、用途にわけて即メガネを入れ替えられるよう、一つのメガネケースに入れ替えるようにしています。
筆記用具がアウトプットツールならば、眼鏡は、私にとって大事なインプットツールです。
ペンケースと同じような扱いです。
この体制になってから、本を読むのが楽になりました。
インプット時間をブロッキング
次に必要なのが、本を読む時間です。
時間さえあれば、なんとかなります。
でも、この時間を作ることが、思いの外大変なのです。
本を持って、ページを開くというアクションは、時間がないと大変です。
そこで、私はあえて、移動を電車から車に変えて、Audibleを聞く時間を作りました。
ブログを書く時間も、実は、このドライブタイムに当てています。
i-phoneのNotionアプリに直接音声入力をして、スキマ時間にNotionAIにととのえてもらっています。
それ以外は、ひたすら、音声を流して本を読む時間にしています。
自分に合ったリズムの文章を読む
あとは、本を読み続けるための工夫で、自分の好きなリズムをもった文章を読むようにしています。
この読み続けるというポイントは、以外にも気づいていない人が多いかと。
実は、古い日本の書籍の文体が、とても心地よいことに気が付きました。
最初に上げた私の書棚にある山本有三さんの「心に太陽を持て」は、子どもたちに向けて書かれた文章であり、気品に溢れ、読んでいて心が浄化されるのが感じます。
私が生まれた頃から、家にあった本なので、何度か子どもの頃から読んできています。
でも、当時は、読みづらくて、最後まで読めませんでした。
ところが、今、50代になって、著者の山本有三さんの年齢に近づいてみると、次世代の子どもたちに向けて、輝かしい未来を作り上げるモチベーションを上げる本であることに気がついたのです。
そして、小さな子どもにもわかるような、語りかけるハートが、ビシビシ伝わってきます。
これは、、まさに文のリズムが軽やかなのです。
文のリズムとは、音律や、韻を踏むといった、日本語特有の表現であります。
このリズムの好みがわかると、自分の好きな作家が定まって、本を読む楽しさが勝ってきます。
もう、目がどうのこうの、言ってられません。
読書は、耳で読む
子供の頃、夜寝るときによく、本の読み聞かせをしてもらいました。
「機関車チューチュー」が大好きでした。
今思うと、言葉の意味を頭に入れるというより、耳に入る音とリズムで、体全体で物語を読んでいたのかもしれません。
このように、本を読むとは、目と頭で勝負するのと同時に、身体全体を使って著者の思いを受け取る行為なのです。
あと一つ、私が初めて、自分の力で全巻読破した本。
浜田廣介童話集でした。
私の本棚に、一番古い書籍の隣に鎮座しております。
これも、文のリズムが好きだったでしょう。
この童話集に収められた「泣いた赤鬼」は、大号泣しながら読んだものです。
このリズム感。
私自身の息遣いを伝えられるようになりたいものです。
そう思いながら、つぎに読む(感じる)本を物色中です。
いや、もう自分でリズムを奏でてもいいのかな。
本を書く時間も、ブロッキングしておきたい!
ということで、今日はここまでといたしましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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