フッと気がつくと、日が暮れて、1日中家に籠もっていた。
ひとり仕事では、よく聞かれる日常です。
通勤していれば、朝と晩は必ず歩くことができたのですが、ひとり仕事を始めてから、1日の歩数が300を下る日が増えて参りました。
そこで、問題になるのが「ロコモティブシンドローム」です。
ひとり仕事を始めたら、この対策をぜひ、講じましょう。
ロコモティブシンドロームとは
ロコモティブシンドロームとは、「ロコモティブ」と「シンドローム」がくっついた言葉です。
「ロコモティブ」とは、英語で「移動」を意味します。
そして、「シンドローム」とは、日本語で「症候群」です。
つまり、移動するための、人としての能力が落ちている状態を、「ロコモティグシンドローム」というのです。
実際に、現代は交通手段が発達して、自分の足で長距離を歩くことがなくなってきました。
地域によっては、車が必需品で、どこを行くにも車一つで移動しています。
実際、都内に通勤していた頃は、電車とバスを利用していたので、案外と歩く距離を稼いていました。
しかし、今住んでいる地域では、車ですべて事足りているので、ほとんど歩くことがなくなっています。
そして、仕事も自宅で済ませているので、本当にどこにも出かけない日もあったりするのです。
では、対策で散歩して、いきつけのカフェでも仕事すればいいのかもしれません。
以外にも、私は目立つようで、「鈴木さん、いたでしょ」と、目撃情報を報告していただくこともあって、なるべく目立ちたくない思いで、すごしているのです。
都内に勤めていた頃は、このようなことを考えることはありませんでした。
これこそ、ひとり仕事ならではの悩みなのです。
自分自身で感じた衰え
先日、北海道札幌にある「北海道大学総合博物館」へ見学に行ってまいりました。
そこでは、希少な石として発見された「北海道石」が展示されており、ぜひこの目で観ておきたいという思いで、訪れたのです。
ここで、パソコンを始めとしたガジェット一式と、一眼レフカメラ、そして、一泊の荷物を持ちながら、あるき回りました。
普段、家に籠もることが多かった私は、フラフラになりながら、途中コインロッカーに荷物を預けながら、歩いたものです。
そして、最後に有名な時計台を訪れました。
その帰り、歩道の段差に気が付かず、大転倒してしまったのです。
足首の捻挫に、膝を少々擦りむき、落ち着くのに数分かかりました。
「ああ、これはヤバイな」
なにがヤバって、いとも簡単に転んでしまう自分に、思いの外老化が早まっていることにびっくりしたのです。
これは、本当に危険です。
年齢的に、代謝も落ちて、体型も変わり、同時に歩くことが少なくなったことで、どんどん足の筋肉が落ちています。
このままほっておくと、本当に寝たきりになってしまい、脳の活動にも影響がでてきます。
これには、早急に対策を講じなければなりません。
私が講じた対策
そこで、私は、心から入れ替えて、1日の過ごし方から変えることにしました。
- いつもの習慣化タスクは、午前中にやってしまう。
- 椅子に座らないで、ステッパーを踏みながら本を読む時間をキープする。
- スタンディングデスク用に使っていたスツールのクッションをとって、座りづらくする。
- 仕事の時間を、長く設定しない。
- 日を超えての仕事を、一切しない決断をする。
- 家事の種類を増やす。つまり、足腰を使う労働を取り入れる。
- 身体を動かすボランティアを定期的に行う。
- 週末には、好きなウォータースポーツをする。
つまり、歩数を稼ぐことより、定期的に身体を動かすアクションをする時間を、作ったのです。
歩く時間を作るより、身体を動かさない時間を少なくするという戦法です。
こうすれば、「今日も散歩に行けなかった」と悔やむことなく、必然的に身体を動かすようになります。
外にでて、身体を動かくアクションは、すでに取り入れてきました。
そして、今日1日、仕事時間を圧縮するよう、区切ってみたのですが、思いの外、仕事の精度も上がったように感じました。
あと、食べるものも、管理しておきたいですね。
少しは、身体を動かしやすくするように。
自戒をこめて、自宅で仕事が続く方にも、参考になれば、うれしいです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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