ビジネスをしていたら、大きく広げて売上をあげることがセオリーと言われています。
個人事業主から会社へ。
ひとり社長から従業員を雇って事業拡大。
営業拠点を、一箇所から全国へ。
事業を大きくすれば、それだけ影響力も持ちます。
雇用も創出します。
でも、一人ひとりが、事業を興して協同で進める方法もあります。
ひとりビジネスとは
ひとりビジネスとは、一人で会社を運営したり、フリーランスとして働いたりすることです。
自分で仕事を見つけて、自分のペースで進めていきます。
ひとりビジネスの良いところ
メリットはあります。
- 雇われから独立するとき、スモールスタートで始められる。
- 自由に働ける。
- 運転資金があまりかからない。
- 決定決断が早い。
- 利益はすべて、自分が自由に使途を決められる。
私自身、ひとりビジネスを選択しているのは、
3,4,5,に利点を感じたからです。
チームだと、方針決定の際、話し合いは欠かせません。
このとき、相手に説得するための材料を揃えるなど、準備にも時間がかかります。
また、自分の考えを歪曲されないよう、しっかりと伝えることも、手間暇かかります。
また、反対意見を受け入れることもあるでしょう。
この点、ひとりビジネスは、思い立ったら即行動に移せるので、今更組織に戻ろうと思わなくなりました。
ひとりビジネスの悪いところ
物事には、必ず裏表があります。
もちろん、ひとりビジネスのデメリットもあります。
- 責任が重い。
- いろんな仕事をしなければなりません。
- 収入が不安定。
- 孤独、寂しい。
このデメリットは、実際にひとりビジネスをしてみると、痛いほど実感します。
収入が不安定だし、なにより、孤独で寂しいときに、気分がより落ち込んで、このままだと立ち上がれないかもと、マジでヤバイと思うこともありました。
ひとりビジネスを成功させるコツ
まず、デメリットをメリットに置き換えられるかどうか、ここが続ける大きなポイントになります。
- 責任が重い。→仕事に覚悟が生まれる。
- いろんな仕事をしなければならない。→いろんなことを体験できる。
- 収入が不安定。→一つの仕事に絞らず、いろんな売上を作れる。
- 孤独、寂しい→邪魔されない、集中できる。
こうやって、デメリットをメリットに置き換えることができるなら、ひとりビジネスにチャレンジしてもいいのではないでしょうか。
私が思う成功とは、続けられる状況を言います。
子どもに遺産を残すほどのお金を得ることが目的ではないので、継続するさせるコツとして、次のように考えています。
得意なことを見つける
自分が今までやってきた中で、続けてきたことが仕事になります。
得意とは、いとも簡単に身につけたことだけではなく、下手だけど、続けてきて人より頑張れるネタこそ、その人の売上の元になります。
人とつながる
ひとりビジネスは、基本ひとりで仕事をします。
でも、協同でプロジェクトや企画をたてて、イベントをすることもあってもいいでしょう。
お祭り感覚で、人といっしょに何かをすることができるのも、ある意味、ひとりビジネスの醍醐味とも言えます。
また、自分が選んだ人といっしょに過ごすことで、いい影響を受けることもできます。
時間の使い方や仕事の工程を工夫する
たくさんの仕事をひとりでこなすには、工夫が欠かせません。
私は、ガジェットとNotionなどのツールで、作業効率を上げています。
そして、一番大切なこと。
自分がやらなくてもいいことは、捨てるというスタンスです。
今までやってきたけど、自分の軸に合わないとわかれば、収入が減っても手放すことにしています。
というか、これができるようになれば、ひとりビジネスは成功とも言えるでしょう。
お金の管理をしっかりする
どんぶり勘定で、もし、仕事をしているなら、それは絶対に避けてほしいです。
雇われだったら、定期的にお給料が入るので、自分の感覚で収支バランスをとることができます。
しかし、先が読めないひとりビジネスの場合、今お金があるからって、
「宵越しの金はもたねぇ!」と江戸っ子のまねをしてしまったら、
生きていくことに、エネルギーを使い果たすようになってしまいます。
手元に、来年に払う所得税と市民税と年金の資金は残します。
そのために、経理を毎日やって、最終的に貸借対照表を見て、自分の財政をチェックできるようになれば、ひとりビジネスを続けることができるようになります。
さて、自分がひとりビジネスをするなら、どうしますか?
ひとりビジネスのメリットとデメリット。
そして、それから派生して続けるためのコツについて、リストアップしてみました。
みなさん、いかがでしょう。
自分がひとりビジネスをやる姿が、脳裏に浮かび上がってきましたか?
実は、ひとりビジネスに欠かせないものがあります。
それは、発信です。
大企業のような、資金や人材が潤沢にある場合、マスメディアに広告を打って認知を高めます。
しかし、ひとりビジネスでは、その真逆です。
お金と人材が多くないので、生活する24時間の中で、効率よく発信する工夫ができれば、ひとりビジネスは始められるでしょう。
まずは、自分がどのような人生を送りたいかを、自問自答していきましょう。
世間の声、家族の事情、そんなことを考慮せず、ひたすら自分自身に声掛けをしていきます。
その中で、今リストアップしてきた項目を参考に、自分ならどうすると、答えを導き出してみてください。
その答えが、ひとりビジネスじゃなくても、私はいいと思います。
自分らしさを取り戻す、ひとつの方法として、ぜひ取り組んでみてください。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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