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苦手な経理を克服するためのストーリー

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どうしてもやりたくない領収書整理。

これをやっていただくには、魅力的な人参をぶら下げることです。

とりあえず、映えるカフェで、経理業務を……。

でも、レシート広げた時点で、映えポイントは消滅です。

どうやら、別の人参をぶら下げるしかなさそうです。

映える経理業務

目次

経理はビジネスの後始末である

なぜ、人は経理を毛嫌いするのだろうか。

程度の差はあれ、人はなぜか経理を好みません。

中には、「出納帳に記録するだけでも楽しくてしょうがない!」と思う方もいらっしゃいましょう。

でも、それは、経理が好きではなく、記録をすることが好きなだけというパターンです。

人は、本能的に経理を苦手とします。

そこに、外圧で「やらないと罰則あるぞ」と強制されるから、余計に腰が重くなっていくのです。

安心してください。

人は、そういうものなのです。

 

経理がそうさせてしまっている理由は、もう一つあります。

それは、営業、仕事、ビジネスといった知的行為の後始末が経理だからです。

生物は、食べ物を口に入れてエネルギーを得ます。

人も生物ですから、肉体的に同じように食事して排泄します。

ゆえに、ビジネスという知的行為で排泄されたものもに対しても、脳が錯覚して、レシートに汚物と同じ感覚を持ってしまうのです。

これは、あくまで私個人的な感想です。

決して経理業務が3K(キツイ、汚い、怖い)とは思っていません。

しかし、普段慣れない人にとって、経理が3Kの仕事のように捉えられることに、どうしたらいいものかと長年悩んできました。

経理を苦手とする方々を多く見てきて、ひとつの共通点を見つけたのです。

無理やり経理を好きになってもらおうと無理強いしてはいけないと気付かされました。

おかげで、人は適材適所で活躍するという発想になり、苦手であれば、こちらで引き受けましょうというスタンスで仕事が円滑に進められるようになったのです。

とはいえ、トイレ掃除はサボれません

トイレの神様をご存知でしょうか。

トイレをきれいに掃除していれば、トイレの神様がその家に福をもたらすという話です。

これは、人が嫌がるトイレ掃除に、一つの映えるストーリーをつけて、率先して掃除ができるようにしたとも言われています。

このように、経理というビジネスのトイレ掃除に、なにか萌えるストーリーを考えてみようかとあれこれ思いを巡らせてみました。

ビジネスのトイレ掃除をすれば、ビジネスの神様が福をもたらすという戦法です。

会計事務所の職員だったら、経理を甘やかすことができましたが、今は自分でしっかりと管理していきましょうというスタンスです。

それを受け入れてもらいやすいようなコピーライティングを考えてみました。

最新式トイレを導入したら、掃除が楽になる

つまり、これ、最高スペックの会計ソフトを基軸に、あれこれと自動化させて手間を省く方法です。

浄化槽に貯めて、回収に来る方式ではなく、都度水に流し、ついでに便器も洗浄してくれる、あれと同じです。

これは、デジタル技術の進歩により、日常生活での手間を大幅に減らすことができました。

それによって、人はより、余暇を楽しみ、充実した生活に時間と体力を投入することができます。

ただし、水に流れていってしまうので、自分の健康状態を目視する習慣がなくなります。

やっぱり、これだと日々のビジネスの健康チェックする大切さを伝えることができません。

日々、数値をチェックすることで健康を維持できる

健康診断で、検便を提出することで、健康を数値化することができます。

ビジネスにおいても、全く同じです。

でも、これには、数値に対しての知識を得る必要があります。

せめて、目視で自分の体調を推し量るようにしたいものです。

そういう意味で、きれいなトイレ環境にすれば、健康チェックもしやすくなります。

掃除をすれば徳を積める

もうこうなったら、徳を積んで来世は豪遊できる人生を送れるという、ストーリーを持ってくるしかありません。

実際に、自分でコツコツと経理をやってきたフリーランスの方は、誠実な仕事をされています。

また、自分で自分のビジネス健康チェックもされているので、無茶な判断もせず、自分の限界値も理解しています。

でも、しっかりと地に足をつけて、ビジネスを続けていらっしゃいます。

 

好きな食べ物を際限なく食べてきたら、もちろん生活習慣病になります。

日々食べるものに気をつけて、毎日規則正しい生活を送っていれば、健康を維持できます。

経理も同じです。

  • 毎日→経費精算
  • 毎週→入金計上
  • 毎月→月次試算表
  • 中間→下半期の行動方針
  • 年次→総振り返り

これを回していけば、大海原での航海に耐えうる健康と船の整備で、異国の地に旅立てるのです。

人が嫌がる仕事をそつなくこなす人が強いわけ

役割分担ができる環境であれば、経理業務は忍耐力のある人にお願いする方法があります。

でも、ひとりでビジネスしている場合、自分で後始末をしなければなりません。

独立したはいいが、どうも経理が苦手と思われたら、ぜひ、日常生活に置き換えて、苦手な理由を分析してみましょう。

みなさん、トイレ掃除をどうされていますか?

奥様に押し付けていませんか。サボったリングができていませんか。

自分で出したものは、自分で片付けましょう。それが大人です。

そして、率先して掃除をする人は、そうではない人より逆境に強いです。

 

経理は、ビジネスでのトイレ掃除である。

 

とりあえず、今溜まっているレシート。

ちゃんと処分(処理)しましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で仕事したあと、地元の方と意見交換の会食。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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