※何十年前かのシューズ、新品。By iPhone 12 mini
昨今の、学校行政に見られる過大な期待に、限界超えていても変革できない部活動。
これは、変革を難しいと諦めてしまう私たちに、一種の警告を与えているように思えます。
会社経営と学校の部活。
全く異なる組織ですが、抱える問題は共通です。
部活動問題から、私たちが学ぶべきことは何か。
考えてみました。
学校内だけでは気づかない諸問題
私は、中学生の時、部活に入りませんでした。
高校生の時も、水泳部から剣道部に、転部しています。
ゆえに、部活動特有の上下関係に苦労したことがありません。
それがいいのか、悪いのか、人により異なると思います。
私の場合、代わりに社会体育での幅広い年代の方々との繋がりを持つことができたので、
部活動経験がないことは、悪くないと思っています。
部活動しか知らなかったら、わからないことも、
外のコミュニティーに属していたからこそ、見えてくるものがあると思っています。
学校教育から社会教育への変換
なぜ、学校の部活動に大きな負荷がかかっているのでしょうか。
それは、各部活動をつなげる上部組織の体制に、原因があるからだと思います。
この上部組織とは、
中体連、高体連、高野連などの、学校部活動を束ねる組織のことです。
これらの歴史は長く、学校教育が主流だった時代の、子供たちの体力づくりに、一役買った大事な組織でもあります。
また、子供たちの活躍の場を作る大会運営など、この役割は、とても大切なものだったのです。
しかし、今は、時代が変りました。
世界中から、様々なスポーツ教育の手法が紹介され、世界と戦うには、より柔軟な指導方法が求められるようになったのです。
こうして、地域クラブや、民間の水泳クラブや体操クラブ、サッカークラブといった組織が生まれてきたのです。
しかし、かつての上部組織は、学校名以外のチームの出場を認めていません。
子供たちの活躍の場を確保するためにも、また、学校ブランドを維持するためにも、
学校教員が部活動の顧問をし続けなければならないのです。
こうして、学校現場の労働問題や、一部の家庭や子供たちに負荷がかかる、不自然な部活動がまかり通ってしまっているのです。
これは、運動部だけの問題ではありません。
文化部と言われる吹奏楽部や合唱部なども、同様の問題を抱えています。
今の事情より未来の子供たちのために
このような問題は、今の企業にもよくみられるのではないでしょうか。
今までの成功体験から、どうしても脱却できない。
新しい価値観が入ってきても、まずは排除する。
今起こっている問題に対して、なかったことにしようとする。
とりあえず、今年来年のことだけを考え、未来30年先のことを考えない。
では、この目の前の現実が厳しさに翻弄されないために、どうしたらいいのでしょうか。
それは、「未来への夢」を再確認することです。
そして、その夢を共同体として支え合える環境づくりをすることです。
もし、目の前の問題を解決することに躍起になっても、思うように解決できない時は、
新しい風を入れるといいでしょう。
そして、自分の足元をよく観察しなおすことです。
今いる、その足元からしか、未来へ繋がっていません。
学校の部活動にこだわらず、様々な環境でいろんな価値観に触れてきた私だからこそ、
足元をしっかり立て直すことがまず、やるべきことと信じています。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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