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AI時代にブログを自分で書く

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ちょっとしたメールの返信なら、もうAIに任せてしまい、予定はどんどん自動でCalendarに取り込まれるようになりました。

そんな2025年は、新しい時代です。

かつては、いろんなツールの機能向上に注目していましたが、

いまは、逆にダウングレードすることに価値が生まれるようになっています。

機械が勝手に成長していく時代に、あえて人間はダウングレードすることで、どんな価値が生まれてくるのでしょうか。

私がやってきたブログ発信を例に、考えてみました。

目次

なぜ、ブログを書くのか

私は、ブログを書いてきました。

そして、これからもブログを書くことを、ほそぼそと続けていくことになると思います。

なぜ、こうまでしてブログを書こうとするのか?

最初は、自分自身を認知していただくために、始めました。

当時は、ブログよりXでの投稿が有効とされており、本来ならブログを書く必要はありませんでした。

でも、Xに投稿するネタをつくるために、あえてブログを書いておくことで、Xにもその他のプラットフォームにも展開できます。

また、書いたものがきちんとストックされて、一覧で遡ることも簡単です。

SNSで、流れてしまうことも考えたら、テキストベースの発信貯蔵庫のようなものがあれば、私の歴史も含めて知っていただけるのではと考えたのです。

そういう意味で、当時の主流だった発信方法とは、だいぶ毛色の変わったやり方でした。

そして、ブログを書き始めたのと同時に、幸いにNotionを使う機会に恵まれ、私が書いてきたものは、ほぼすべて(たまにNotionにアップするのを忘れているものもありそう)、Notionに集約しています。

そういう意味で、Notionにためているわけですから、別にブログじゃなくたっていいわけで。

でも、一から言葉を打つ作業を、ほぼ毎日やり続けてきたことで、ひとりビジネスをする人間として、伝えることに慣れてきたのは事実です。

YouTubeでも、編集なし、台本なしで話すことができるのも、このブログを毎日書き続けてきたからこそです。

なぜ、ブログを書くのか?

  • 相手に伝えるために、自分の頭の中のことを一旦整理するスキル
  • 私という人間が、どんな人間なのか。毎日深堀りすることで、解像度を上げる
  • 私自身が悩んで困っていることを、リアルタイムで伝える。

これらがあって、私はブログを書くことを続けてきました。

AIでブログを書かせてみてわかったこと

昨今のAIの台頭により、一からブログを手で書くことなく、文章生成ツールで量産することが可能になりました。

実は、1回だけ、AIでブログを書いたことがあります。

自分の文体に真似させる、書くコンテンツをルールに沿って書き上げる、そして、書きたいネタを伝える。

このようなプロンプトを作り、文章生成すれば、ブログなんてほんの数分で書き上げることができます。

でも、私は立ち止まりました。

今までのように、プロンプトに落とし込んで、命令して書かせていたら、書きながら得ていた効果も手放してしまうのではないか。

プロンプトの研究をしている時間を、そのままブログ執筆にあてればいいのではないか。

たしかに、完璧なオリジナルプロンプトを作り上げたら、今後ブログにかかる時間は大幅に削減することができます。

でも、もうちょっと月日がすぎれば、そのような苦労も必要なくなって、もっと画期的な方法が生まれているのではないか。

そうやって、短期的な時間効率を捨てて、人間にしかできないことを今から模索していったほうが、長い目でみたら大きな効果を得られるのではと思ったのです。

今、私は次のようにブログにAIを利用しています。

  1. Notion meetブロックに、口語体でブログネタについて話す。
  2. Notion meetで文字起こししたものをもとに、要約。
  3. 要約したものから、目次生成をNotion AIに依頼する。
  4. 2.と3.で作られた要約をもとに、自分で文章を書く(WordPressに直打ち)
  5. もし、炎上リスクをチェックするなら、直打ちした文章をGemini Proでチェックをする。(5.を何回か繰り返し、AIからOKをもらうまで続ける)
  6. Geminiで修正した文章を、公開すべくWordPressなり、noteなりに貼り付けて公開

誤字脱字は、炎上リスクチェックをしないときは、NotionAI。

より多くの人が読む場合は、Geminiで一緒にチェックしています。

このように、人間がやることと、AIがやることを明確にわけて利用するようになりました。

ゼロから生成させるより、筆記用具のような利用方法で活用することで、人間らしいコンテンツを磨き上げることができるようになったのです。

生身の人間であることに価値が生まれる

これからの時代は、AIによってより多くの情報が溢れかえるようになります。

そして、AIが出した結論が正しくなり、人間である意味がなくなってくるのかもしれません。

でも、私は、人間であることに抗いたい。

生きてきた中で得たこと、子供の頃に夢見たこと、美しいものを見て感動し、胸が締め付ける思いをしたこと、奇跡的な瞬間で、想像以上の景色をみて涙が溢れたこと、もちろん、映画やドラマをみて大号泣したこと……。

これらって、絶対にAIでは生成されません。

ブログを書くことで、自分という人間を削ぎ出すのであれば、書くという作業を通じて、私の中にあるパッションを生み出せます。

そして、それが、唯一の宝になって、誰かに届けられるのであれば、AIの世界線とは別に、人として存在する場所を守れるのかもしれません。

ま、そんな壮大な景色を夢見ながら時間を過ごすことが、人間にとって一番の贅沢になるのです。

その第一歩として、そのスキルは磨いておきたい。

そう思って、これからも少しずつブログを書き続けてみます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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