AIに支配される前にやっておきたいこと

AIが支配されると、個人の活動が埋もれてしまい、すべてAIが出す答えが正解になる時代がくるかもしれない。

そう思うと、今までの発信活動に影響出るのではないか？

そんな不安がよぎります。

でも、今、できることはきっとあるはずです。

AI時代において、自分らしく生きるために、今できることを考えてみました。

SEO（検索エンジン）からLLMO（大規模言語モデル最適化）へ

ちょっと前、去年まで、私は地味にSEOに考慮してブログを書いていました。

意外に思われるかもしれませんね。

でも、マスメディア的な発信を目指しておらず、世間で主流とされている内容からずいぶんと外れたマニアックな発信をしています。

ゆえに、ゴリゴリのSEO対策をしていたかというと、そうでもありませんでした。

とにかく、毎日ブログを書くことで、自分の中にある、自分では気づいてこなかったコンテンツが生まれることを期待していたので、世間でいうブロガーとはちょっと違っていたと思います。

今までは、Googleが設定したアルゴリズムに沿って、ブログの題材を選んで、記事を書くのが当たり前でした。

でも、これからはAIがネット世界の中で探してきたコンテンツを元に、新たな考えを組み立てる時代になっていきます。

そうなると、一人の人間がブログを書く価値が、どこまで求められるのか疑問を持つようになっていきます。

ちょっと、背筋がゾワッとする話です。

今できることは何？

そこで、今の自分にできることは何かを考えてみました。

自問自答です。その答えが以下のとおり。

1. パワーのあるAIのアカウントを作って、何かひとつ作品を作ってみる。
2. 自動化で動くしくみを、何かひとつ作ってみる。
3. ブラウザにいつでもAIを開けるようにして、開くまでのアクションを軽くする。
4. NotionAIを搭載して、秘書として使う環境に慣れる。

とりあえず、この４つですね。

AIに慣れていない方なら、まずは手始めにこの3つは触っておくことです。

人間の頭は、実は筋肉で動く身体から受ける情報を一番に信用しています。

実体験というものです。

この感覚から、自分なら次にどうする？という答えを導き出すことができます。

まず、私はやったことは

1. 当時パワーがあって、無料期間があったことでメルマガねたを元にAIでKindle本を作ってみた。「50歳からのひとりビジネスガイド」
2. Makeというノーコードツールを使って、Notionからチャットワークにコンテンツを配信するしくみを作った。（結果は惨敗……）
3. ブラウザをArcにして、各業務タスクごとに利用するAIサイトをブックマークした。
4. NotionAIを使って、ねた帳にあるねたを焼き直してブログに書く。

の４つを実践しました。

自分でやってみてわかったことは、今のAIは、まだ人間の筆記用具レベルであること。

ハイパワーなAIは、ドラえもんでいえば、コンピューターペンシルであること。

この２つは理解できるようになりました。

 

私は、エンジニアではないのですが、毎日やっている仕事を自動化させる習慣をつけると、デジタル社会で一歩先に行けていることは、肌で感じています。

とりあえず、今までの自分より、３センチ背伸びをした技術や能力を使ってAIと戯れることが、今やるべきことだと理解しました。

未来に向けて、今どうする？

さて、今はいいですが、未来に向けて私達はどうすればいいのでしょうか。

答えはないです。

でも、私は、

• アンチテーゼでいくこと。
• 主流から離れること。
• 自分の中で信じていることを、ひたすら実証していくこと。

これしかないように思います。

AIに飲まれるのではなく、AIが出さない答えを出し続けることが、人間にしかできないことなのかもしれません。

確かに、私はバズっているわけでもなく、誰もやらないことを自分の中で信じて、それらを発信しています。

そして、人生残り時間が、若者より少ないので、達観した気持ちでいるのかもしれません。

でも、知識量や情報量はどうあがいても、人間よりAIが優れています。

であれば、いかに個性的でかつ、わかりやすく伝えられるかです。

AIには個性がありません。筋肉から得た情報をAIは持つことができませんから。

でも、私達人間は、肉体を持っています。

実は、これが一番の強みになるのではないでしょうか。

見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、そして第六感。

芸術を生み出すのも、新しい手法は人間が生み出します。

これからの時代は、一人ひとりがタレント性を持って、生きていくことが最強なのかもしれません。

ということで、私もワクワク心を踊らせて生きていくために、あれこれ工夫してまいります。

ぜひ、一緒にワクワクしてまいりましょう！