基礎ができていると、いくつになっても趣味を再開することができます。
もし、新しいことを始めるのであれば、しっかりと基礎を学びましょう。
ぶっつけ本番で合格する人の秘密
ヨットハーバーで、ディンギーセーリングを楽しむためには、セーリング技術がないとできません。
誰もができる、それほど難しくないものですが、ある程度練習をする必要があります。
今日は、ヨットハーバーを利用するために、必要な操船技術があるか検定試験を受けました。
私のヨット歴は、中学生の頃から、社会人になるまでの10年以上、ずっと乗っていたので、そこそこカンが残っています。
でも、しっかりと基本を教わったわけではなく、ただ、基礎的技術が、なんとなくできているというレベルです。
今日一緒に受験した方の中で、中学生のときだけ、しっかりと指導者について基礎を叩き込まれた方が、社会人になって、十数年ぶりに帆走されていました。
当時乗っていたのは、一人乗りのOPヨット(小学生が利用する)だったそうです。でも、練習もせず、ぶっつけ本番で、2人乗りヨットを帆走し、無事合格されていました。
私は、本格的な指導者から教わったわけではないので、基本を身に着けていません。
でも、検定試験当日まで、練習していなくても、子供の頃に基本を身に着けている方は、慣れていない中、しっかりと帆走させていたのです。
やはり、基本を知っているのは、強みだなと痛感した次第です。
基礎を叩き込むのは最大の効率化
私が、ここまで帆走技術を思い出すまでに、帆走した時間は、20時間ほどかかっています。
基礎がなかったから、思い出すのもそこまで時間がかかったのです。
でも、もし、基礎を叩き込んでいたら、これほど時間はかからなかったはずです。
それだけ、最初にしっかりと基礎を学ぶのは、遠回りのようで実は、超効率的なのです。
何事も基礎が大事と言われる所以は、ここにあります。
これは、子どもの習い事でも、よく言われていることです。
クラシックバレエ。地道な基礎ができていると、観る人を感動させることができます。
競泳。呼吸法など、初心者で覚えるべき技術を叩き込まれていると、泳ぎをしていないくても、すぐに正しいフォームで泳ぐことができます。
楽器演奏。地道な指のトレーニング。音階練習での音感のチューニング。きちんと練習していれば、どんなに難しい曲を弾いたとしても、崩れることがない。
このように、基礎ができていれば、その先の技術向上に効率よく取り組むことができます。
相対的に、時間効率はどちらがいいかは、一目瞭然なのです。
成長したいなら、焦らずに基礎を学ぶ
特に、子どもの習い事でよく見られるキャッチコピーで、
「楽しみながら、好きな曲をすぐに弾けるようにします」というものがあります。
基礎を練習していると、子どもが嫌がって辞めてしまう確率があがるため、あえて基礎練習をしないというお教室があったりします。
難しいですよね。専門家に育てるわけではないので、辛い基礎練習をずっとやっているようなお教室で、ゆっくり楽しむこともありです。でも、逆に自信が育たなくなって、モチベーションが下がります。
先程の、ヨット研修で一発合格を果たした方の例をみれば、子供の頃にしっかり基礎を叩き込まれたことで、大人になったとき、いつでも復帰できる方が、人生が豊かになるのです。
基礎練習が厳しいという先入観もあるから、基礎を敬遠してしまうという側面もあります。
楽しく基礎を学ぶのが、理想的な技術習得でしょう。
大人の場合、楽して身につけようとすると、基礎と言われる部分が欠落してしまいます。
基礎を学ぶとは、そんな簡単なことではありません。
でも、その先、より強みにしていきたいと思うのであれば、遠回りせず、基礎をしっかりと会得していくと、他のだれよりも自分の強みとして発揮できるようになります。
まずは、基礎を身につけることを優先しましょう。
仕事の場合も同じです。
ラクして、簡単にできることは、自分の強みになりにくいと、思っておくとよさそうです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
午前中はオフ。午後から自宅での仕事へ。
月末近くなると、仕事量も増えてきます。
そこをクリアするために、Notion構築も欠かせません。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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