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経理は利益を産まないお荷物ですか

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古い型のプリンター。全くもって使わなくなりました。

このように、利益を産まないバックオフィスは、会社のお荷物なのでしょうか。

 

目次

間接部門の哀愁

 

経理のお仕事は、日々、コツコツと地道な作業をしているとお思いでしょうか。

 

個多分にもれず、スポーツインストラクター養成学校の教師だった私は、経理部は闇の帝王だと思っていました。

経理からの電話の一本は、心拍数をあげ、電話を切ったあとは、

「まったく経理は細かいんだから・・・」でボヤいておしまい。

もちろん、経理部の職員は、他部署から怖がられていることを知っています。

 

さて、管理職から見た経理は、どのように見えているのでしょうか。

平社員と違い、部署に訪れるたびに「貢物」を献上する管理職がちらほらといました。

なにか粗相があったとき、便宜を図ってもらおうと思っているからです。

 

このように、経理部を始めとしたバックオフィス部門は、立場によって扱われ方が異なります。

また、管理職の失態を、バックオフィスが仕事しなかったからと、責任を押し付けることもありました。

経理部門を始めとしたバックオフィスは、各部署のサンドバックの役割にもなっているのです。

「経理は経費ばっかり使って、なにもしていないんだから、いちいち指図しないで。」

そんな声が、漏れ伝わるなか仕事するのは、悲しくなってしまいます。

 

間接部門は会社の鏡

 

正直、間接部門で働く身として、このサンドバックは辛いものがあります。

しかし、間接部門が無能というわけではありません。

間接部門を自分たちのサンドバックにしている会社は、ご想像どおり、利益が生まれていないのです。

 

営業部門や、製造部門。そして間接部門が上手く連携をとれている会社は、

いろんな意味で、いい会社です。

逆に、上手く連携が取れていない会社は、上手くいっていない会社が多いようです。

なぜなら、会社経営は、様々なルールに沿って勝負しており、負けてしまうと思った時点で、人は、ルールを破ってなんとか回避しようとする心理が働くからです。

 

自分たちが上手くいっているかどうか、一つの指標として、

間接部門に怒りの感情を向けていないかどうか、見つめ直すことで、立ち直れるのかもしれません。

 

 

利益を産むための間接部門

 

これからの時代は、間接部門のDX化を中小企業や零細企業に広めようとしています。

紙からペーパーレス化へ。

すべて電子の世界で、取引する時代へ。

今後、生き残るのであれば、新しい経済のルールで、勝負しなければなりません。

 

お荷物に思えた間接部門が、これからの時代は、ともに戦う戦友として、手を携えて乗り越えたら、おそらく、この荒波を乗り越えることができるでしょう。

 

まずは、間接部門をサンドバックにしないよう、ルールを守ること。

地道な手続きを、誠実に積み重ねていくこと。(効率よく)

経理を始めとした間接部門に、「カチン」ときたら、まずは我が身を見ること。

 

そうすれば、間接部門が利益を産む宝になっていくでしょう。

 

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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