大人こそ、子どものように遊ぶ時間が必要です。
子ども心を忘れると、とたんに心身の不調が出てきます。
大人こそ知っておきたいメンタルヘルスのポイントは、子どものようにです。
頑張ると揺り戻しが来るお年頃になって気づいたこと
正直、私は有能なスキルを持ち合わせていません。
かっこよく仕事を効率よくやりたいし、颯爽と黒髪をなびかせて、ヒールの音を立てながらビジネス街を歩きたかった……。
学校だって、絶えず第一希望に入れて、そつなく学業を修めたかった。
でも、まったくその逆でした。
勉強の点数は伸びず、黒髪は程なく白髮となり、ヒールを履くと激痛が走る足のため、絶えずスニーカーを履いております。
親の理想から程遠いし、親族の中で一番、できの悪いお子さんでした。
かかりつけの小児科医から、「かずこちゃんは、頭が良すぎて困るでしょ」と言われたようで、
それを真に受けた母は、私の不出来に絶望したそうです。
そんな母が不憫に思った私は、母の期待に少しでも近づけるよう、
自分が絶えず不足している人間であることを自覚し、人より多くの手数を使って努力することで、
なんとか、母の思いに応えてきました。
このクセは、未だ抜けません。
子どものクセに、社畜ならぬ、本当の家畜となり、1日でも早く大人になることを美徳としていたので、今、この年齢になったときに、心と身体の疲弊がものすごくのしかかるようになりました。
これは、もう、生き方を変えるしかありません。
こうして、私は、これからの生き方ももう一度、見直すことにしました。
どんなときに不調になるか、チェックしてみた
そこで、1日の過ごし方を振り返るようにしてみました。
いままでは、タスク管理をしっかりしていたのですが、一度全部手放して、
好きなように1日を過ごす期間を設けました。
今までやってきた毎日発信も、手放してもOKにしたのです。
こうして、一旦自分をニュートラルのすることで、本当の自分の姿をあぶり出す作戦です。
1日の残骸を、Notionカレンダーに残す
残骸というと、少し語弊があるかもしれませんが、記録の仕方も好き勝手にしてみました。
すると、案外自分が働きながら、休んでいることに気が付きます。
同じ心と身体で動いているので、仕事もプライベートも、家族の予定も同列に扱っています。
ちなみに、電車で移動しているときは、大抵パソコン仕事をしているので、
予定が埋まっている間は、なにかしら発信のネタ作りもしています。
このように、すべて自分のタイミングで予定を組んだときは、比較的安定した日々を送れています。
しかし、少し頑張ったとき(仕事内容に神経を使うとき)は、必ず翌週の月曜日が、動けなくなっています。
月曜日、午前中はオフ。
用事も一つしかできません。もったいない……。
おそらく、効率を考えたとき、このロスが生じないようにすることだとわかります。
この空白の時間に、何か新しいことにチャレンジしていれば、自分が望む生き方にどんどんシフトチェンジしていきます。
でも、できなかったのは、大きな理由があります。
普通、タスク管理の振り返りは、自分のタスクを振り返りますが、
私の場合、空白だった時間を振り返ります。何かしら、家事など家庭の仕事だったら、もっと手を抜くところはないか。
あえて、記録したなかったけど、何かしらの成果がでていたのか。
ピアノを弾くなど、自分を解き放つ時間になっていたか。
ただただ、惰眠をむさぼっていたか。
どのような空白時間だったかを見直します。
もし、もったいないことをしたなぁと思ったら、それまでの仕事に、なにか問題がなかったか、チェックしていきます。
何もできなかった日の前のことを振り返る
さて、休息していた月曜日の前の週に、どのような仕事をしていたのか、洗い出してみます。
- 新規の委託業務締切があった。
- 外部のイベントに2日連続で顔を出した。
- 今まで継続していた委託業務の仕訳数が、過去1多かった。
おそらく、違ったタイプの仕事それぞれの、分量が圧倒的に多かったことにあるようです。
もし、仕事の取捨選択ができるようになれば、ここまで寝込むまで疲れ切ることはなかったかもしれません。
仕事だと思うから、無理してしまう 子ども心で夢中になる仕事を!
ここで、自分のクセを思い出します。
必ずムリしないと、自分の望む成果が生まれないと思ってしまう。
このクセがあるため、どうしてもムリを前提にした仕事の割り振りをしてしまいます。
それが原因だと気が付きました。
子供の頃、素直に自分の力で、何かを勝ち取った経験があると、大人になったとき、その人は
成功するまでそれほど時間がかかることはないようです。
そして、私のように、まずは自分を否定して、努力しなきゃ始まらないと思い込んでいる人は、
成果があがるまで、時間がかかる傾向があるようです。
身にしみて実感しております。
そして、時間がかかる理由が、頑張ったあとの動けない時間が生まれているということです。
思い返せば、自分に嘘をついて頑張ったあとは、体調を崩していました。
当時は、身体が弱かったと思い込んでいましたが、今思えば、周囲に合わせて頑張ったあと、ぐったりしていたことを思い出します。
もう、そんな生き方はやめよう。
そう思いました。
思う存分、遊んだ子どもは、その日の寝付けは素直で、翌朝すっきりと目覚めます。
それと同じように、思い切り遊んで、スパッと就寝すれば、翌日の動きもよくなるハズです。
自分が楽しめるような仕事を増やせば、遊びのように仕事をする1日となります。
そのような仕事を見つけるには、まず、自分自身が子どもに戻ることです。
やってみて、素直な気持ちになれるものだったら、それは、子供心をもって仕事ができるツールと言えるでしょう。
自分の中にいる子どもが、ワクワクする仕事なら、同じように子ども心をもってワクワクしたいと思う人に刺さるはずです。
それが、売上につながっていきます。
若い人が成功するのを見ていると、子供時代に得た自分らしさを、そのまま武器にしています。
50代すぎに、もし、そのような働き方をしたいのであれば、
今まで抱えてきたクセを剥がして、その中にいる子供時代から変わらずにいる自分自身で仕事をする環境を作っていきましょう。
ワクワクして、きちんと睡眠をとり、老化にめげず、食事内容も無理した量を食べず、
少量で質の良いものを口にして、生きて参るのです。
つまり、自分に正直に生きる。
これが、無駄なロスタイムを減らすコツなのかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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