今、デジタルの世界では、誰もが自由に仕組みを作れる時代に突入しています。
AIも、スマホに忍ばせることもでき、画像や動画生成までやってくれるようになりました。
とはいえ、仕事の仕組みをデジタル化するには、どうやったらいいのか、露頭に迷うかもしれません。
そんなとき、私はとりあえず、Notionを入れてしまって、簡易的なデジタル化を体験することから始めるよう、オススメしています。
デジタル化≒FAX廃止
先日、こんなニュースがありました。
「学校のFAX原則禁止 2025年春から」 NHKニュースより
このニュースでびっくりしたことが、出勤簿に捺印していることでした。
確か、私が小学校に教育実習する際、出勤簿用の認印を持ってくるように言われていたのを思い出します。
確かに、子どもの通知書も、担任、校長、保護者の印鑑を押しています。
学校からのお手紙も、もちろん紙。連絡帳もノート。
学校事務では、入学時の生徒名簿を紙で管理しています。
官公庁からの連絡も、すべてFAX。
これには、情報の出処や責任者を明示するための仕組みだったわけです。
が、この紙のおかげで、先生も、役人も、子どもを含めた家庭も、大変な思いをしてきているのです。
学校の授業も、週に3回は、タブレットを使用するようになり、学校現場も、いよいよ本格的なペーパーレス化になっていきます。
まあ、DX化になるかどうかは、わかりませんが……。
ここで気になることがあります。
タブレットというガジェットと、すでに学校用のシステムが納品されて、使い方を先生や子どもたちに覚えてもらう方法になってしまうのではないか。
これはこれで、恐ろしいなと思ってしまうのです。
せっかく、デジタルの世界を作るスキルを身につけるチャンスなのに、出来合いのものですまされるのは、もったいないです。
デジタル化のデメリット
紙に慣れている世代にとって、このデジタル化は非常に怖く感じているかもしれません。
会計の世界でも、紙と電卓でないと、最終チェックができないと思いこんでいる方が多いです。
デジタル化することで、間違いが見つけられないという不安があるからです。
実は、このデジタル化を阻む一定の理由が、ここにあります。
紙なら、物理的に手で触り、目で見ることができます。
でも、デジタル化となると、存在が目の前から消えてしまい、モニターやスマートフォンの画面に、残像があるだけど思ってしまいます。
これが、デジタル化への不安に繋がっていきます。
これが、デメリットです。
デジタル化に耐えるのに必要なこと 「デジタル上でのお絵描き」
では、デジタル化のデミリットを解消するには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、紙の上に鉛筆で落書きしたような体験を、デジタル上でやることです。
こんな体験をしたことありませんか。
- 電話しながらメモ帳に落書きをする。
- 教科書の後ろにある偉人の写真に、鉛筆で加工(盛る)する。
- 画用紙に絵を書くために、鉛筆で下書きをする。
- 建物の設計をする前に、ラフ図を書く。
などなど。
紙と鉛筆で、とりあえず線を描く経験は、誰もがもっているかと。
これらは、全部小学校(電話の落書きは家ですが)でやってきたことです。
これと同じように、デジタル上でとりあえずラフ図のようなものを作れるツールとして、
Notionが挙げられます。
Notionの特徴として、まず「とりあえず」で始められる事が挙げられます。
まずは、白紙のページから作って、とりあえずテキストを入れてみます。
データベースも、まずはとりあえず簡単に作ってみます。
使っているうちに、段々と物足りなくなってきて、プロバティを増やしてみたり、減らしてみたり、自由自在にいじっても、一切壊れることがないのです。
これは、他のツールには見られないポイントです。
例えば、私のねた帳です。
かつては、とても簡素でした。
NotionAIもまだ、なかったときです。
そして、今は、だいぶ膨れてきました。
NotionAIで、ネタの題名から深掘りするようになっています。
このように、Notionは、プロパティ一つとっても、自由自在に増やしたり減らしたりすることができます。
これが、デジタル上でのお絵描きです。
ソロ・ワークや、小さな会社のひとり仕事なら、これで十分です。
もし、仕事の仕組みが成熟しているなら、しっかりと作り込むことができるので、他のツールを使うのもありでしょう。
でも、デジタル上で、情報がどう動くのかを、自分の手で探りながら、デジタル化を進めるなら、
「とりあえずNotion」
で始めるといいでしょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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