人手が足りなくなろうが、時間が足りなくて目が回ろうが、ひとりで仕事をするなら、徹底的に、人を助けることに時間をかけましょう。
とはいえ、時間もエネルギーも有限です。
一体何を優先すれば、それらが叶うのでしょうか。
Notionにサービスされて、感じたこと
先日、Notion Creators Fesに参加しました。
このような、すてきな演出をしていただけるなんて。
もう、ホスピタリティの塊です。
私は、登壇したのではなく、10名のクリエイターたちと、IvanとSimon(Notionを作ったお二人)にお会いしてまいりました。
いつも思うのですが、Notionというツールを提供する人たちは、人を孤独にさせません。
結局、ツールは使う人が人間であること。人間は、コミュニティを作る生き物であることを、一番に理解している企業だと思います。
これらを称して、「ホスピタリティ」と言われています。
でも、違ったやり方をしてしまうケースも多々あります。
地元の商店街に行くと、「お客様感謝デー」なるものがあり、利益度外視のセールをやったりしています。
このように、ひたすら提供することを、無償で利益度外視やることが、ホスピタリティなのかと思ってしまいます。
ひたすら身を粉にして働くこと
寝る時間を惜しんで、お客様に張り付いて仕事をすること
際限なく、時間とエネルギーを提供することが、ホスピタリティではないのです。
競合他社ではなく、ひたすらユーザーヒヤリングを
Notionがなぜ、年々改善され、よくなっていくのでしょうか。
人生長いと、いろんなツールを使ってきた経緯があり、大抵のツールの行く末というものを、見届けております。
ハードであるパソコンの性能もありますが、一世風靡してきたツールというものは、十年経つと使われることがなく、下火になっていきました。
かつては、東芝のワープロを使い、そのあとは一太郎を使っていたのが、WindowsとMicrosoftの勢力で、Wordに取って代わっていったのです。
Microsoftのツールは、20年以上いや、30年近くたっても、まだ使われています。
おそらく、Notionも、いろんなツールとつながることで、可能性をどんどん広げています。
私のひとり仕事では、定年を考えていません。
今どきの流行りで、売上拡大するのは良いが、そのあと食べていけるだけの働きをし続けられるかどうかが、問題なのです。
きっと、息長く提供し続けているツールの会社に、その経営運営方針を直接聞いてみたら、答えがあるのかもしれない。
そう思って、私は何人かのNotion関係者の方に、質問を投げてみました。
「なぜ、Notionは、進歩し続けることができるのですか?」と。
そうしたら、異口同音、みな返す答えが一緒でした。
「ひたすら、ユーザーの声を聞いているのさ」と。
そこで、意地悪な質問もします。
「競合他社といえば、なんでしょうか」
答えも、異口同音です。皆一緒です。
「競合他社研究は、一切していないさ」
この潔さと、ブレない姿勢が、成長させているのだということです。
ツールは、作った人のためのものではありません。
使う人が納得して、初めてツールになるのです。
エンジニアが偉いというスタンスで作ったツールは、すぐに廃れます。
でも、ユーザーの声を拾い続けて、自分ができることを賢明に形にするスタイルこそが、長く受け入れられるのです。
これこそ、これからの営業スタイルなのではないかと思います。
同業他社の動きばかり追いかけるのではなく、ひたすらユーザーからの声を聴く。
未来の顧客を集めることではなく、今目の前にいるお客様の声をひたすら聴くこと。
これこそが、ひとり仕事ならではの営業スタイルなのかもしれません。
自己満足してしまえば、お客様が納得しません。
このことを、しっかりと受け止めていかないと、ひとり仕事で、本当に一人ぼっちになってしまうでしょう。
自戒を込めて、私にも、この言葉を受け止めていかないといけないなと、強く思います。
どうせやるなら、自分の好きなことで人助けをしよう
お客様が求めているのは、尽くすことではなく、困っていることに助けて欲しいとしましょう。
そうであれば、ただ、有益情報をお伝えしていく営業スタイルだと、結局何をしていただけるのか、分からないという欠点にぶち当たります。
そんなことなく、しっかりとご自身の製品を説明し、理解した上で集客をする方もいらっしゃいます。
見た目は、地味または派手といったことがありますが、根本はどれもいっしょで、
「困った」を助けたいという気持ちが、あるのです。
この助ける行為は、自分に自信がないと叶いません。
まさに、水難救助と同じ理屈です。
助ける人が、強靭な体力、計り知れない泳力と判断力。そして、日々トレーニングして特訓を受けて初めて、人を救助することができるのです。
ここまでのトレーニングを続けられるのは、「人を助けたい」という思いがあるかどうかです。
仕事にするなら、好きなことをやればいいと言われる所以は、ここからきています。
好きなことだからこそ、技術をあげようとします。
でも、そうでもない仕事だったら、モチベーションを高めることすら、放棄してしまうのではないでしょうか。
どうせやるなら、自分が好きなことや慣れていることを選ぼう。
これが、今のひとり仕事のワードです。
好きなことをやって、自己満足することではありません。
好きなことだからこそ、勉強も技術も上げることにストレスが少ないという理由です。
ひたすら、目の前の人を観察し、困っていることをあぶり出し、自分のできることで提案・提供を繰り返す。
これだけのことを考えて、困っている人のことを考え抜く。
これが、ひとり仕事の真髄なのです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓