確定申告を終えて、ほっとされている方が多いかと。
でも、ここで油断せずにやっておいた方がいいことを、ご紹介します。
添付資料の写しを、保存しておこうというお話しです。
確定申告がいつも遅れる理由は、前年にあり
事業所得を確定申告している個人事業主は、毎年確定申告をしています。
毎年、わかっているけど、ついつい遅れてしまう。それには共通の原因があります。
それは、資料を手に入れるのが、いつも遅いという点です。
この資料を回収しておくのが遅れたり、なくしてしまったりするのに、わけがあります。
それは、手に入れるチャンスが来た時、即、回収保存ができていないということです。
もし、一瞬でも目にしたとき、「これは、保存しておかないと!」と頭の中でフラグをたてることができていれば、すぐに確定申告に取り掛かることができます。
しかし、前回の確定申告で、何を使用していたか覚えていない場合、目の前にあっても気が付かず、いざ、申告に利用しようとすると、探してしまうなど、時間をかけてしまうのです。
使いづらいe-Tax受信ボックス
もうひとつ、原因があります。
これは、電子申告した場合の話です。
電子申告したあと、その確定申告の控えは、e-Taxの受信ボックスに収まっています。
この受信ボックスが、セキュリティーが強いこともあり、見づらいという欠点があるのです。
クラウド会計ソフトから、確定申告をした場合も含め、この申告後の控えを見やすいように保存しておけば、翌年すぐに、見返すことができます。
確定申告の場合、税務署に提出した届け出や申請書を、すぐに見返せるようにしておきましょう。
大抵の場合、出したら出しっぱなしでも、それほど問題はありません。
しかし、消費税に関しては、いつどのような届け出や申請をしたかによって、税金計算方法が変わります。
「あれ?どっちだったっけ」と過去にさかのぼって確認する事が多い、届け出。いつでも見やすいように、わかりやすく保存することをおすすめします。
個人事業主の所得証明は、確定申告を提出したときの控えを使用します。
お子さんの保育園の入園手続き。奨学金の申請。などなど。
特にお子さんに関わる所得証明は、この春に求められることが増えます。
スマートに、さっと写しを提出できるようにしておきたいものです。
ものを探す時間ほど、もったいないものはありません。
集める資料の一覧をNotionで作る
添付資料をNotionのデータベースにアップロード
私は、Notionで確定申告に使用した添付資料をデータベースに残しています。
今までは、Dropboxのフォルダに保存していましたが、Notionの方が一覧で資料を見渡せることができるので、非常にわかりやすいです。
データベースをギャラリービューにすると、資料が一目瞭然で確認できます。
今年の10月には、控除証明書がどんどん届き始めます。
このデータベースを眺めておけば、どの資料が必要で、いらないか、すぐに判断できます。
データベースのプロパティは至って簡単です。
回収した日を残しておけば、次回の確定申告時に、いつごろ届くのか目安をつけることができます。
下半分の空白に、「/p」(スラッシュP)でPDFデータの埋め込みブロックを呼び出します。
あとは、フォルダにあるPDFデータからアップロードします。
e-Taxの受信ボックスから確定申告書控えをダウンロード
郵送や窓口提出した場合、控えに押印された税務署の受領印を確認して、それをPDFデータ化して保存します。
しかし、電子申告した場合、控えデータはe-Taxの受信ボックスに格納されています。
一度、PDFデータとしてダウンロードして、手元にいつでも見られるようにしておきましょう。
毎回、受信ボックスまで辿りくつのに、手間がかかります。
それは、避けておきたいものです。
e-Taxサイトにログインして、受信ボックスを開きます。
「受付システム」または「e-Taxソフト(WEB版)」からログインします。
気をつけることは、確定申告書控えと受信通知の両方をもって、「確定申告書控え」とされている点です。
このデータが税務署に送信されているか、この「受信通知」が証明書となるので、一緒に保存しておきましょう。
これで、今年の確定申告は終了です。
そして、来年の確定申告へのスタートでもあります。
ぜひ、提出添付した資料のデータを残しておくようにしておきましょう。
時短確定申告も夢ではありません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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