フリーランス、個人事業主、ひとり会社。
いずれの仕事も、私は「ひとり仕事」と呼んでいます。
組織で仕事をするのと、違いがあるとすれば、仕事する人の身を守る術が、限られる点です。
私は、ひとり仕事で自分の身を守るのに、ぜひ、料金表をしっかり作っていただきたいと思います。
後から話が違ってくる「ひとり仕事」
フリーランスなど、ひとり仕事をする人の多くは、下請けで仕事をすることがあります。
もしかしたら、ほとんどがそうなっているのかもしれません。
私も、自分で展開している「オンラインセミナー」や「動画販売」はありますが、独立当初は、企業の経理を請け負う仕事もしていました。
請け負うときは、きちんと契約書を取り交わし、一つ一つの作業に、金額を設定しています。
経理代行の場合、仕訳数に応じて金額が変動します。このときも、1仕訳いくらと、分かりやすく表にして、提示させていただいていました。
ここまで細かく決めていかないと、契約以外の仕事を振られがちな現実があるのです。それが、経理代行として会社の事務所に入り込むときのリスクと言えるでしょう。
家庭で家事をする人に、あれこれ頼んでしまう「あれ」と同じことが起こります。
「鈴木さん、不在票の受け取りをお願い」
「鈴木さん、この申請書も書いてほしい」
「鈴木さん……。」
はい、わかりました。頼って頂けるのはとても有り難いのですが、これを、私の場合、料金に直すととてつもない金額になるのですが、よろしいでしょうか。
とは、言えず。契約更新時に、お話することになります。
こんなときも、きちんと料金表を提示しながら、交渉させて頂くことができるので、こちらも安心して仕事を請けることができるのです。
料金表より値引きを要求される場合起こり得ること
あと、契約時によく起こりがちと言えるのが、足元見られて値下げ要求されることです。
大手の場合、人海戦術で格安の仕事を請け負うことが可能です。
しかし、ひとり仕事の場合は、限度というものがあり、仕事量も限られることから、どうしても単価が上がってしまうこともあるのです。
大手と違い、精度の高い業務を提供することができるので、単価が高くても、価値を感じてくださるお客様もいらっしゃいます。
しかし、金額の高い低いでしか判断されない方も一定数いらっしゃるので、この場合は「高いから低くして」と言われることが往々にしてあるのです。
このような時、どうしたらいいのかを、予め決めておくようにしましょう。
値引きを引き受けるのか、そもそも契約をしない判断をするのか。
どちらの姿勢で行くのか、自分軸の一つとして、はっきりさせるのです。
そうすれば、交渉の場で、慌てることがなくなり、堂々とした対応をすることができます。
ただ、会計事務所時代からの経験から言えることは、値引きを要求するお客様は、必ずといっていいほど、他のことにもクレームを言う傾向があるようです。
そのことを、踏まえた上で、自分の方針を決めておくことをおすすめします。
正々堂々と料金表をアップしておこう
いずれにせよ、自分のサービスについて、内容と同時に料金を明記しておくようにしましょう。
「応相談」だけでは、へんな期待を相手に持たせてしまいます。
また、自分にとって合わないお客様が接触してくる可能性もあります。
ひとり仕事を始めるときは、お店のショーウィンドウに該当する自分のホームページを作って、メニューをアップしておきましょう。
ちなみに、私も下記のULRにて、メニューを整備しております。
参考にしていただければ。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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