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NotionAIと検索・生成AIの併用による思考の拡張

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もう、昔に戻れなくなりましたね。

Google I/O 2025 Keynoteを見ながら、ブログを書いています。

今、GoogleやMicrosoftをはじめ、今のAI時代で、新たなフェーズに幕が開けようとしています。

これだけ人間がAIを通じて、デジタル世界と密接になると、電卓の早打ち(経理職人の技)なんて、まったく意味がなくなってきたと肌で感じています。

アナログ時代に研鑽を積み、Notionによって仕事が救われた私は、これからAIとどう付き合うのか、記念すべき日に、

徒然なるままに日暮らし(手持ちぶさたに、一日中硯に向かいて、心に浮かぶとりとめのないことを、それとなく書いていると、妙に狂ったような気持ちになる

に綴ってみました。

AI(自然)をコントロールしたガーデニングに?それとも荒れ地に?これも人間次第。

目次

Notionはガーデニングである

5月のバラ園は、いろんな種類が咲き乱れています。

ブロックごとに、種類ごとに株が植えられており、バラ園のスタッフが手入れをしている姿を見ていると、日々Notionをメンテナンスしている自分を見ているようです。

奥でメンテナンスをするスタッフの姿

Notionの愛用者として、経理業務での困りごとを解決してきた私は、業務はビジネス環境をメンテナンスするためにあると考えてきました。

これは、会計人ゆえの視点です。

このビジネス環境とは、個人事業主のバックオフィスから、企業団体の日々の業務を回せるようにするためのものです。

この環境を、ひとつの庭として捉えると、バックオフィサーは庭園のメンテナンススタッフの役割と重ねることができます。

庭には色んな種類があります。

日本庭園
京都奈良のような寺院にあるものが有名。枯山水など大小の石で、自然を表現し、住職たちが、日々手入れをすることで、美を保っています。(写真は、枯山水ではないが、自然界の縮図を表現している:金閣寺)

京都金閣寺

バラ園
バラは、特に手がかかる植物です。病気にかかりやすく、花の時期もそう長くありません。咲き乱れるまでの栄養摂取など、人の手がないと維持しにくいのが特徴です。
癖のあるバラを多種集めているのが、バラ園です。

京成バラ園より

イングリッシュガーデン

どちらかというと、自然に任せた成長を計算した庭園。
見た目はのびのびしているが、人の手を適度にいれることで、植物同士が喧嘩せず共存する庭を作っています。

イングリッシュガーデン風cafe

このように、一口に庭といっても、いろんな種類があり、人の関わり方も千差万別です。

でも、毎日土をいじり、咲き終わった花弁を取り除き、虫の駆除や種・苗からの育成に至るまで、庭は、人が毎日面倒をみることで、庭をひとつの自然界として育てていきます。

Notionは、ガーデニングです。

一つのワークスペースに、自分に必要な情報を取り込み、NotionAIのちからを借りて、ナレッジをメンテナンスしていきます。

そして、溜まったナレッジを元に、新しい品種を開発していきます。

つまり、人間のペースに寄り添ったAIの使い方ができるのが、今のところのNotionなのです。

実際に、マーケットプレイスを覗くと、テンプレートクリエイターたちの庭園マップを見ているようです。

Notion マーケットプレイスより

十人十色の世界を、ワークスペースを庭園に見立てて、ナレッジを育てて愛でるのが、Notionの特徴であり、AIはメンテナンススタッフとして働いてくれる存在です。

人間の思考に寄り添えるAIがNotionAIです。

Google Geminiは水族館です

これは、全くもって、私個人の感想です。

GoogleのGeminiやChatGPT、ClaudeなどのAIエンジンを使っていると、ワークスペースは、あくまでAIの独壇場に感じます。

例えば、水族館にて。
人間は水槽のガラスを通して、中で繰り広げられる世界を提供されます。

メンテナンスは、誰もができるわけではありません。

専門の技術を持ったスタッフが、ウェットスーツを着用し、ボンベを背負って水槽の中に入ります。

実際に、プロンプトをAIにわかりやすく書ける人、エンジニアといった専門家が使うことで、よりパワフルに成果を上げることができるのです。

そして、ナレッジは、あくまで世界中のネットにある情報が対象です。

水族館の魚は、大海から運ばれて搬入されます。まさに、Googleの検索機能に似ていませんか。

自分が知り得ない情報(魚)を使って、特殊な環境(水槽)で成果を上げるには最高の相棒となります。

そして、

  • ネット上にある情報を横断的にやりとりするためのサーバー(MCP)
  • ドキュメント、スプレッドシート、各アプリを包括して操作できるAI

まるで、水族館にある水槽をつなげる回廊のような役割が充実しています。

これらのAIは、あくまで自分の知りえない情報を集めやすくし、自分の能力を拡張させるためのツールとして発展していきます。

検索・生成AIで集められたナレッジを、Notionに溜める

これからの時代は、想定外の情報量が私たちの目に入るようになるでしょう。

そのままだと、情報の渦に飲み込まれて行く未来が見えます。

そこで、これらの膨大な情報をNotionに貯めることで、NotionAIを使って整理することができます。

ガーデニングに例えたNotion、水族館に例えた検索・生成AI

これによって、膨大な情報、拡張されたスーパーパワーを、人間がコントロールして活用できるようになるのです。

日常生活の環境で、メンテナンスができるNotionAI。

特殊な環境で、大海から情報を集めて再構築する検索・生成AI。

つまり、違うタイプのAIを併用することで、思考の助けを得られるようになります。

超高性能レーシングカーを操作するドライバーのように、こうした機能を使いこなす私たちもトレーニングが欠かせません。

F1クラスのエンジンを搭載した車(検索・生成AI)をハンドリングを助けるパワーステアリング(NotionAI)とも言えますね。

あくまで、目標地点を決めるのは、人間である私たちです。

 

随分と刺激的な徒然草になりました。

このGoogle I/O 2025は、Appleに対抗した内容になっていますね。

この2025年は、とにかくガジェットに加え、AIへの課金が増えるのは間違いありません。

さて、働きますか。

=編集後記=

【昨日のできごと】
早朝から会計業務。3月決算が多いので、踏ん張りどころです。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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