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おひるねじかん 晩夏の昼下がりイベントで気付いたこと

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普段入れない由緒正しい旧家でお昼寝。

こんなゴージャスな時間を過ごしたことで、私は少し、自分らしさを取り戻した感覚に陥っております。

つまり、リフレッシュしたということです。

今日は、地元の旧家で行われたイベントに参加して、徒然なるままに日暮しのごとく、思い描いたことをお話しします。

旧井上邸から中庭を望む。普段入れないところです。

目次

Xのポストで知る地元のイベント「おひるね時間」

このイベントは、市が企画したもので、市の指定文化財になっている旧家の母屋で、のんびりお昼寝をするというものです。

とはいえ、わらわらと人がやってくるので、大きな身体を畳にゴロンと転がるわけもいかず、そこそこ見学して歩くイベントになっています。

土間の板間で、寝たままのヨガもあり、それに参加すると、シャヴァーサナ(ヨガの最後に行うポーズ。ぼんやりとする時間)で、大手を振って昼寝ができます。

また、別棟の茶室にて、冷たいお抹茶をいただくこともできて、少々雅な時間を過ごしました。

地元の和菓子屋さんのお菓子と。冷茶を点てる体験もできます。

一番は、縁側から中庭を覗きながら、瞑想することでした。

縁側と庭の間に置かれた石台には、氷水がはられたタライがあり、素足をつけて、涼をとることもできます。

でも、怪我したときのアイシングを思い出す私は、それをせず、座布団の上にあぐらをかいて、10分ほどの瞑想も体験しました。

目の前は、手賀沼です。

水辺の風を受けながら、普段考えることばかりに固執していた頭を、なんとか空っぽにすることに頑張ってみました。

不思議と、もう一人の自分の姿が残像に浮かび上がってきたので、途中で切り上げてしまったのは、ちょっともったいなかったのかもと、今更ながら後悔しております。

蚊帳が釣られた中でのお昼寝体験も。

普段は、中に人が入ることができない、旧家の母屋。

ここで過ごした時間は、たったの90分ほどですが、ヨガも効果もあって、爽快感を持って帰ることができました。

旧井上家から手賀沼側に出たところ

文化財の活用アイディア!でも障壁があった

短い間、瞑想してみて思ったこと。

ここで、コワーキングスペースを展開したら、絶対利用したい!

もし、実現すれば、畳なので、座布団と座卓で仕事をすることになります。

この旧井上家は、もともと治水と開墾の要として、現場監督の役割を持つ井上家が職場を兼ねて暮らしていた場所です。

かつて地域を発展させてきた場所で、新しい価値を産み出すべく、リモートワークの場所として提供されたら、夢があるなと思ったのです。

ただ、昼寝をしながら仕事をするのもいいなと、思ったのもありますが。

 

そんな企画をぜひ、やってほしいと、受付にいた市の担当者にお伝えしたのです。

実は、市のほうも、この文化財を活用したイベントを、どんどんやっていきたいと思っているとのこと。

「じゃ、やりましょうよ!」と、食い気味で身を乗り出した私ですが、

「でも、役所は縦割りがすごいんですよぉ」と言われてしまい、

そっか、お役所のその文化は難しいだろうなと、私も意気消沈してしまいました。

古い建物のため、耐震構造になっていません。

そのため、人をいれるときは、市の担当者がいないとだめとのこと。

いろんな制約があって、気軽に新しいことができない風土に、なんとかならないものかと思ったのです。

縦の糸と横の糸を織りなす方法とは

私は、公益法人の運営サポートもしています。

とくに、行政や外郭団体など、予算立てを始めとした会計のしくみが、ひたすら事業ごとに区切られています。

つまり、補助金等の資金が、正しく事業に使われているかどうか、

厳密にチェックするための会計なのです。

それだけ、一つの運転資金を、事業をまたがって使われることは想定されていません。

これが、行政や公益法人の弱点とも言えるのです。

 

確かに、お金の流用はよくないことです。

でも、新しいことが生まれる土壌はなく、新しいムーヴメントは起こりにくくなります。

この旧家の維持費は、相当なものになります。

耐震工事もしなければなりません。となれば、資金を集める力がないと、継続さえできないのです。

クラウドファンディングが流行る昨今、当座の資金を集めることができるかもしれません。

でも、事業継続に必要なことは、稼ぎ続けることです。

そのために、今ある資源で、稼げることはないか、まずは考えないと先が見えません。

そして、このような新しいことを始めるときは、必ず障害があります。

認可がおりない、人員がいない、スキルがないなど……。

どうみても、実現不可能と思うのが関の山です。

でも、そこを乗り越えないと、せっかくの観光資源が埋もれていってしまいます。

 

これって、もしかしたら、私たちにも当てはまっているかもしれません。

どうせできない、無理でしょう、お金がないからやめよう、時間がない……。

このような条件は、所詮空気です。

吸っても吐いてしまえば、それだけです。

ひとりビジネスを、思い立って始めるときも同じ。

どうせできないでしょうと諦めてしまっては、ただ空気を吸って吐くだけの人生です。

私という、有効資源を活かすのは、大変です。

でも、少しずつでもいいから、できることから始めます。

やるっきゃない。この精神で前に進みましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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